【実釣インプレ】ゲーリーヤマモト4インチグラブ最強説

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令和、数多のワームで溢れかえっている状況で、改めて見直したいベーシックな実力派ワームが、ゲーリーヤマモト4インチグラブ。

初めてブラックバスをルアーで狙う人、そして、久々に初心に戻って投げてみたい人、すべての方におすすめしたいワームです。

この4インチグラブを使い、オカッパリで実際に使ってバスを釣ってみました。

本記事では、使ってみて感じたこと、使用リグ(仕掛け)の例、4インチグラブの魅力をお伝えします。

もくじ(クリックでジャンプ)

4インチグラブ 概要

ブランドゲーリーヤマモト
(Gary YAMAMOTO)
商品名4インチグラブ
(4”GRUB)
カラー78色
入数1パック10本入り
ソース:ゲーリーヤマモト公式サイト(2023年8月16日時点の情報)

実勢価格

2023年7月時点、筆者が通う店舗では、税込940円。

重さ

10個

4インチグラブの一つあたりの重さは、約3.3g

サイズ感

ボディ部分のみで約4cmで、それにテール部分がプラスされます。

小バスから良型まで期待できそうなサイズ感ですね。

ある程度、食べ応えのあるボリューム感。

フォルム(形状)

テールの動きは秀逸

ストレート状のボディに、大きめのテールがついています。これが、グラブの特徴ですね。

このテールが、泳いだり沈む度にテロテロと動いてアピールします。

マテリアル

非常に柔らかい素材

「ゲーリーマテリアル」と呼ばれる素材で作られており、柔らかく、ソルト(塩)成分が多く配合されています。

そのため、咥えた時にバスが違和感を感じることが少ないのだとか。

釣果データ

使用ワーム4インチグラブ
使用リグノーシンカー(オフセット)
ジグヘッドリグ
ブレディ
スプリットショットリグ
釣れた時期7月
8月
10月
11月
累計釣果10匹
釣れた最大サイズ30cm
平均サイズ約23cm
釣り場のタイプ野池
小河川(水路)
釣り場の水質ステイン
マッディ

夏〜晩秋まで、様々なリグで釣れています。

使えないリグの方が少ない万能ワームですね。

こんなサイズも釣れる

15cmくらいのベビーサイズも釣れてしまいます。

今のところ最大サイズは30cm。

ブレディのコロラドブレードで。

まあまあのサイズも釣れてくれますね。

使用タックル

ロッド1
(2ピース)
シマノ
BASS ONE XT263L-2
ロッド2
(テレスコ)
ダイワ
ブレイゾンモバイル 646TLS
ロッド3
(テレスコ)
メジャークラフト 
バスパラ BXST-645L
リールシマノ
セドナ 2500S
ラインダイワ
BASS Xナイロン 6lb

安価な入門機種で全く問題なし。

ロッドはいずれも、1.8g〜7gくらいのプラグやライトリグに対応した、バーサタイルモデル。

最近は原付バイクと自転車移動が多く、テレスコロッド(振り出し竿)の出番が増えています。

テレスコロッドのインプレはこちら

初心者はナイロン6ポンドラインでOK

ゲーリーヤマモトの参考書的な本の中で、ビギナー向けのラインとしてナイロン6lbの使用を推奨しています。

筆者は3年ほど、ずっとナイロン6lbを使用中。

これで、ノーシンカー、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、なんでも対応してます。

実績のあるカラー

上から031、194、015 (下表参照)
214 (下表参照)
ワームカラー釣果
031 
パールホワイト/シルバーフレーク
2匹
194 
ウォーターメロンペッパー
2匹
015
チャート/チャートフレーク
2匹
214 
スモーク/ブルー&ブラック&ゴールドフレーク
3匹
036
ホワイト(ソリッド)
1匹

タイプの違うカラーをいくつか試してみましたが、いずれもマッディウォーターで釣れています。

カラー選びについては、下記の記事が参考になるかもしれません。

ノーシンカーリグ

シンカー(オモリ)を使用せず、オフセットフックを装着したノーシンカーリグ。

使用フックとサイズ

フックは、デコイ エスエスフックワーム19を使用。

フックサイズは、#1

スピニング専用設計とあって、ライトリグ全般で使いやすくオススメ。

オフセットフックのセッティング方法をこれから覚える方は、下記の記事をご覧ください。

ジグヘッドリグ

最もオーソドックスな、ジグヘッドをセットしたジグヘッドリグ。

何も考えず、ジグヘッドをセットして巻いてみましょう。

これからジグヘッドリグを使ってみようと思っている方は、下記の記事をご覧ください。

使用フック・フックサイズ

ケイテック「モノガードラウンドジグヘッド」を使用。

フックサイズは、#2

ウェイトは、1/16oz(1.8g)

このジグヘッドには、太めの長いガードが1本ついており、ある程度の根掛かり回避能力とフッキング率を両立したタイプとなっています。

重さで迷ったら1.8gを基準にして、状況によって変えるのがおすすめ。

フッキング率は良く、ガード無しタイプのジグヘッドと遜色ないフッキング率です。

スプリットショットリグ

スプリットショット(ガン玉 or カミツブシオモリ)と呼ばれるシンカーをラインに噛ませた、スプリットショットリグ。

冷え込んだ10月下旬に、中層スイミングでゆっくりと誘って釣れました。

プリットショットリグの基礎を学べる記事はこちら

使用フックとフックサイズ

フックは、デコイ エスエスフックワーム19を使用。

フックサイズは、#1

上の方で紹介した、ノーシンカーリグに使ったものと一緒です。

使用シンカーとウェイト(重さ)

使用したのは、ウォーターグレムリン「ラウンドスプリットショット」。

重さは、2.28g。パッケージには、735-5と書いてあります。

アメリカ製の安価なものですが、値段を気にせずガンガン使えるので、コスパ重視の方におすすめ。

ブレディ

ZAPPU「ブレディ」でも実績あり。

フックサイズ・ウェイト

フックサイズは、#3

重さは、1.8g

ブレードタイプは、コロラドブレード。

アピール力をプラスしたい時に便利なアイテムです。

ZAPPUブレディのインプレはこちら

ルアーアクション

フォール

ノーシンカーリグでバスのいそうな岸際のポイントに放り込み、着底したであろうタイミングでロッドを少し動かしたら喰っていたので、すぐさまフッキングしました。

こういった縦の動きでも、テールでテロテロアピールできるのも、強みですね。

リフト&フォール

ジグヘッドリグのリフト&フォールでも釣れました。

かなり気温が下がってきた11月後半に2匹、夏に1匹。

スイミング(ただ巻き)

ジグヘッドリグで

最もシンプルな釣り方。

ジグヘッドを装着し、投げて、巻くだけ。

初心者は、まずこれからですね。

ブレディでも、同様にスイミングで釣りました。

スプリットショットリグで

10月下旬、かなり冷え込んだ日でしたが、スプリットショットリグの中層スイミングで1匹釣れました。

やや遅めに巻いて、ナチュラルな泳ぎで誘ってみました。

使ってみて感じたこと

スピニングで扱いやすい

ノーシンカーでも3.3gあるので、投げやすいですね。

オーソドックスな1.8gのジグヘッドや、1.7g程度のガン玉を使えば5g程度あるので、多少の風があってもキャストしやすいです。

軽すぎず重すぎず、スピニングで扱いやすいというのは、入門者・初心者には大事なこと。

あらゆるリグに対応する万能性

オフセットジグヘッドで

4インチグラブで対応できないリグはあるのでしょうか?

初心者の筆者でも、ノーシンカーリグ、ジグヘッドリグ、スプリットショットリグ、ブレディを使って釣れています。

あらゆるリグに対応できるということは、下記のようなメリットがあります。

  • フィールドを選ばず使える
  • あらゆるレンジ(層)を攻めることができる
  • タテ・ヨコ両方の動きに対応
  • 素早い動きからナチュラルな動きまで可能

その他の万能性

テールをブルーギルに食いちぎられてイモグラブに
  • スピナーベイトやラバージグのトレーラーとして使える
  • テールが千切れてもイモグラブとして使える
  • 豊富なカラーラインナップ(78色)であらゆる水質や天候に対応

初心者でもよく釣れる

これは、総論的なポイントかもしれませんが、やはり初心者でもよく釣れるというのは大事ですね。

  • スピニングタックル
  • ナイロン6ポンド
  • ジグヘッドリグ

魚の活性が高い時期なら、上記のスターターキットで初心者でも釣れるはずです。

小バスでも食べやすいサイズ感なので、初心者がサイズを気にせずに「まずは1匹」を釣るのに最適。

1個1,500円もするプラグを投げるよりも、費用もリスクも抑えられます。

デメリット

素材がもろい

グラブというよりは、ゲーリーヤマモトのワーム全体のデメリットですが、素材がもろいです。

上の写真は、ジグヘッドリグで1回釣った直後のグラブ。裂けてしまって使用不能に。

それでも、1パック(10本入り)あれば十分遊べるでしょう。

大物は釣れにくい

前述の通り、筆者の最大サイズはまだ30cm。

やはり20cm台の小バスが多く釣れます。

ですが、いつかは4インチグラブで40アップを釣りたいものです。

おわりに

4インチグラブは、あらゆるライトリグに対応しており、汎用性の高さが魅力の超万能アイテムです。

一つ持っておいて損はないマストアイテムと言えるでしょう。

極論、4インチグラブだけ持っていっても釣りが成立しそうな気もするくらい。

入門者・初心者は、まずはジグヘッドをセットして巻いてみましょう。

役立つ本

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