【実釣インプレ】ゲーリーヤマモト6インチジャンボグラブ 超万能ワーム

定番4インチグラブの大型版が、6インチジャンボグラブ。

存在感とアピール力を格段にアップしつつも、グラブの万能性はしっかりと維持された便利アイテムです。

このジャンボグラブをオカッパリで使い、バスを釣ってその実力を検証してみました。

使用したリグ(仕掛け)をはじめとした、使い方・釣り方のヒント、使ってみて感じたことをお伝えします。

目次

6インチジャンボグラブ 概要

ブランドゲーリーヤマモト
Gary YAMAMOTO
ルアー名6インチジャンボグラブ
6”GRUB
サイズ(長さ)6インチ
入数10本
色数24
ソース:ゲーリーヤマモト公式サイト(*2023年3月28日時点)
実勢価格

2023年6月6日時点、筆者が通う店舗では、1パックあたり税込1,089円。

重さ
5本の重さ

重さは一つあたり約7.8g

サイズ感・フォルム
上:4インチグラブ、下:ジャンボグラブ

定番の4インチと比較してみましょう。

ボディの長さは倍近くあり、太さもアップ。

さらにテールは太さも長さも大幅にアップ。

ジャンボと呼ぶにふさわしいサイズ感です。

また、ボディが長いので、少しロングワームの要素も感じられます。

釣果データ

ジャンボグラブでの初フィッシュ
2匹目
使用ワーム6インチジャンボグラブ
使用リグライトテキサスリグ
釣れた時期3月下旬
4月上旬
累計釣果3匹
最大サイズ35cm
平均サイズ29cm
釣り場タイプ小河川(水路)
釣り場の水質マッディ

春、大型のメスを狙って投げてみたところ、小場所にしては上出来の35cmが釣れました。

使用タックル

スーパーカブに積んだボックス
ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル 666TMB
リールシマノ 
SLX MGL70
(ノーマルギア)
ラインダイワ 
BASS X ナイロン 12lb

スーパーカブか自転車での移動がほとんどなので、ロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。

5g〜18gのルアーに対応したバーサタイルモデルのロッドです。

リールはノーマルギア。ラインは格安のナイロン素材。

使用リグ(仕掛け)・フックサイズ

ライトテキサスリグ

軽めのバレットシンカーとオフセットフックを使った、ライトテキサスリグを使用しました。

ストッパーは使用せず、シンカーが自由に動く仕様。

使用フック・フックサイズ

フック:スミス GYオフセットフック

サイズ:#2/0

ゲーリーヤマモトに関するいくつかの書籍で調べたところ、推奨サイズにバラつきがありましたが、#2/0〜#4/0の記載が多いです。

使用シンカー・ウェイト

シンカー:デコイシンカー・タイプ バレット DS-5

ウェイト:3.5g (1/8oz)

ラインを通す穴にチューブがあるので、ラインを傷つけず使えるアイテムです。

実績のあるカラー

カラー釣果
169 チャート/チャート&ライムフレーク1匹
135 スモーク/シルバーフレーク1匹

2色とも、かなり濁りの強い場所で使いましたが、ちゃんと釣れました。

ローライトでしたが、大量のラメが効いたのかもしれません。

カラーだけでなく、サイズでもアピールできたというのもあると思います。

ルアーアクション

カバー撃ち

写真はイメージ

カバーといっても、ライトカバー。かなり軽めのものでした。

片手でひょいっと持ち上げられそうな、数本からなる木の枝です。

減水した水路の水面から、数本が露出している状態でした。

そこへ、わざとジャンボグラブをぶつけ、水面の木の枝を乗り越えさせ、水中にポチャンと落ちた瞬間に、下からバコンと出ました。

おそらく、ぶつけた時点で存在に気づき、落ちてきたグラブに対してリアクション気味で喰ったと思われます。

リフト&フォール

障害物がかなり多い用水路で、障害物にぶつけながら小さくリフト&フォールを繰り返していたところ、ボトムで喰いました。

フォール

3匹目は、フォール。

着底と同時くらいのタイミングで食ってきました。

使ってみて感じたこと

存在感・アピール力が強力

定番の4インチと比べ、ボディは太くなり長さは倍増。

テールも大型化され、テロテロ動く時のアピール力が大幅にアップされています。

全体的に長めのシルエットとなり、ロングワーム的なアピールが可能です。

特に濁りの強い場所では、カラー選びも重要ですが、ワームのサイズも大事。6インチのサイズ感とシルエットが活きるでしょう。

豆サイズは釣れにくい

20cm程度の小バスもアタックしてきますが、フッキングしてもスッポ抜けることが多いです。

魚のサイズを重視するのであれば、定番の4インチよりもジャンボグラブが良いでしょう。

テキサスリグで万能性が活きる

ライトテキサスでしばらく使ってみて、4インチグラブと同様、万能なワームだと実感しました。

まず、フォルム的には、魚にも似ておらず、甲殻類にも似ておらず、でも釣れるという謎フォルム。しかしながら、おかげで何にでも化けることができるとも言えます。

ただ巻きでは、根掛かりしにくいシャッドとして使えます。

ボトムを攻めるのであれば、ボトムバンピングやズル引きが可能。

リフト&フォールの縦の動きでも、テールがテロテロ動いてアピールします。

魚影の濃そうな水門があれば、提灯やフォール、中層シェイクなど、使い方は様々。

使えないシチュエーションを探すのが難しいほどです。

また、ワーム自体は約7.8gと少し微妙な重さ。軽めの3.5gでもシンカーを使えば、ベイトタックルでもキャスタビリティ向上にだいぶ寄与します。

ベイトタックルで扱うことも踏まえ、テキサスリグで扱いやすいと感じました。

おわりに

6インチジャンボグラブは、定番の4インチと比べ存在感・アピール力が大幅アップしています。

テキサスリグで使えば、使えない場面がないんじゃないかと思うほど、その万能性を実感するでしょう。

濁りが入った場面や大型を狙いたい場面では、ジャンボグラブの出番です。

リグ(仕掛け)づくりの参考に

ゲーリーヤマモトに関する書籍がいくつか出ています。かなり参考になるのでおすすめ。

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