ネコリグやワッキーリグ、釣れるものの、ワームがすぐに飛んで行ったりボロボロになりませんか?
そんな時に、ワームの身切れを防いでくれるのが、ワームチューブ。
ワームチューブを使えば、ホールド力と耐久性アップ。
すぐに飛んでいくことはなくなるし、ワームを何回も繰り返し使えるようになります。
本記事では、ワームチューブを使ったネコリグとワッキーリグでバスを釣っている筆者が、おすすめのワームチューブ、セッティング方法、感じたメリットとデメリットをお伝えします。
ジーニアスプロジェクト シリコンチューブ
ブランド | ジーニアスプロジェクト G-nius project |
商品名 | シリコンチューブ アソート |
サイズ | 3/4/5/6/8mm |
長さ | 70mm |
入数 | 5 |
「ジーニアスプロジェクト シリコンチューブ」は、しなやかで伸縮性がありながら、耐久性も高くオススメ。
初めて使う場合は、使用するワームに対応するサイズを把握するためにも、「アソートパック」にすると安心。
3mm〜8mmの5サイズが入っているので、ほとんどのワームに対応します
まずはアソートパックで、自分がよく使うワームのサイズを確認しながら使ってみましょう。
ジーニアスプロジェクト シリコンチューブプライヤー
ブランド | ジーニアスプロジェクト G-nius project |
商品名 | シリコンチューブプライヤー Silicon Tube Pliers |
サイズ | 3.5×6.5×20cm |
重さ | 120g |
素材 | ステンレス鋼 |
チューブプライヤーは、「ジーニアスプロジェクト シリコンチューブプライヤー」がおすすめ。
同じブランドの製品を使っておけば、間違いはないでしょう。
サイズの異なる二つのヘッド(突起)があるので、幅広いサイズのチューブに対応しています
チューブのセッティング方法
使うワームにもよりますが、基準としてだいたい0.5cmくらいの幅にカットしています。
ジーニアスプロジェクトのシリコンチューブプライヤーは、チューブのサイズに合わせて上部か下部のヘッド(突起)を選んでセッティングが可能。
この時、スルスルっとスムーズにワームが入っていく場合、チューブが緩すぎる可能性が高いです。
少し押し込む必要がある感じが、ちょうどいいかと思います。
ネコリグのセッティング
マス針が上を向くようにチューブとワームの間に差し込むセッティング
筆者は、このセッティングがほとんど。
ワームが割とフリーな状態なので、活き活きした動きを出しやすく、フッキング率も高め。
ワッキーリグのセッティング
フックでチューブもろとも貫通させたセッティング
フックは、
- チューブ(ワームの下側)
- ワーム
- チューブ(ワームの上側)
の順番で通って貫通しており、ガッチリと固定できます。
ゲーリーヤマモトのワームの場合、1匹釣った後は、だいたいワームが千切れてしまうのですが、このセッディングにしたところ、釣った後も千切れることなく無事でした。
チューブサイズの目安
下記は、筆者が実際にセッティングしたことのあるワームとチューブサイズの対応表。
ストレート形状で主要なものを選びました。ワームは全て、ゲーリーヤマモトです。
また、チューブサイズは、「ジーニアスプロジェクト シリコンチューブ」のサイズ。
ワーム | サイズ |
6.5″カットテール | 8mm |
5-3/4″カットテール | 6mm |
5″カットテール | 6mm |
4″カットテール | 5mm |
4インチヤマセンコー | 6mm |
3インチヤマセンコー | 5mm |
メリット
ワームの身切れを防げる
最大のメリットは、なんといっても、
ワームの身切れを防げる
という点。
特に、素材が弱いゲーリーヤマモトのワームを多用する筆者は助かっています
チューブあり | チューブなし |
---|---|
少なくとも3匹(3回)釣っても千切れない | だいたい1匹釣ると千切れる |
これが、カットテールワームでバスをたくさん釣って感じたこと。
ワームの寿命が3倍以上にアップ
ストレートワーム以外も使いやすくなる
ネコリグの定番はストレート系のワームですが、筆者は様々なワームを試しています。
例えば、クロー系やシュリンプ系のワーム。
こういった形状のワームは、「チューブを使用したタテ刺し」でないとネコリグがしづらいため、チューブに助けられます。
最近では、ジャッカルのチャンクロー2.8″のネコリグ、ゲーリーヤマモト3″シュリンプのジグヘッドワッキーで実績があります。
ワームも写真に残せる
釣ったらスマホで記念撮影する人がほとんどだと思います。
しかし、ワームが飛んでいくと、写真に残したときに、どのワームで釣ったか記録できません。
SNSに投稿する際も、写真映えが良くなるというメリットがあります。
デメリット
- セッティングが面倒
- 荷物が増える
- 投資が必要
上記の3点が、筆者が感じたチューブ使用のデメリット。
セッティングは面倒ですが、釣れる魚を想像しながら机に向かって作業するのが好きな方には、苦にならないでしょう。
もちろん、釣り場でセッティングすることも可能ですが、筆者はオカッパリ専門なので軽装にしたく、自宅でセッティングします。
チューブ本体、プライヤー、収納ケースなど、どうしても荷物が増えてしまいます。
余計なモノを増やしたくない人には向かないでしょう。
余計な投資が必要となってしまいますが、ワームが長持ちするので、長い目で見ると節約になるはず。
表で見るメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
フックがワームにしっかり固定される 身切れに強くなる(耐久性UP) 繰り返し3回は使えるようになる ストレートワーム以外もリグりやすくなる ワームも映った写真が撮れる 長い目でみれば節約になる | セッティングが手間 荷物が増える 投資が必要 |
おわりに
ワームチューブは、ワームの身切れを防いでくれる便利アイテム。
特に、素材が弱くて高価なゲーリーヤマモトのワームが好きな方にはおすすめ。
個人的には、クロー系などのストレート系以外のワームでもネコリグを楽しめる点が気に入っています。
長い目で見たらワーム代の節約にもなるので、そのうち投資分を回収できるでしょう。
参考記事
ストレートワーム以外にも試してみたい方は、チャンクロー2.8″やゲーリー3″シュリンプがおすすめ。