ゲーリーヤマモトの5インチスーパーグラブは、定番の4インチよりも存在感とアピール力がグっと上がったモデルで、日本ではティムコ社が販売している商品です。
5インチスーパーグラブを使い、オカッパリでバスを釣って、実力を検証してみました。
使用したリグ(仕掛け)をはじめとした、使い方・釣り方、使ってみて感じたことをお伝えします。
スーパーグラブ概要

基本情報
ブランド | ゲーリーヤマモト Gary YAMAMOTO |
販売者 | ティムコ TIEMCO |
ルアー名 | スーパーグラブ SUPER GRUB |
サイズ(長さ) | 5インチ |
入数 | 10本 |
色数 | 44 |
税込定価 | 990円 |
実勢価格
筆者が通う店舗では、1パックあたり税込891円。アマゾンだともう少し安い時もあり。
重さ

重さは一つあたり約4.8g。
標準的な1.8gのジグヘッドリグを使用しても、合計6.6g。
スピニングタックルでも無理なく扱える重さ。
サイズ感

4インチグラブより、全体のシルエットは二回りくらい大きく、存在感が増し増し。

ボディの長さは、ほとんど変わらないものの、やはり太くマッチョになっています。

注目すべきはテール。かなり幅が広くなり、大型化されています。
使い方・釣り方


釣果データ
日にち | 時間 | 天気 | 風速 (m/s) | 表水温 (℃) | 魚のサイズ (cm) | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 | ルアーカラー | リグ | アクション |
2022/8/20 | 18:33 | 小雨 | 1m | 27.6℃ | 約20cm | 河川H(小) | 濁っている | 斜め護岸沿い | 1m | 300 ゴールドパール(ソリッド) | ジグヘッドリグ(#2/1.8g) | ただ巻き(速め) |
2022/8/21 | 17:53 | 曇 | 1m | 26.4℃ | 約20cm | 河川H(小) | 濁っている | 斜め護岸沿い | 70-80cm | 300 ゴールドパール(ソリッド) | ジグヘッドリグ(#2/1.8g) | ただ巻き(普通の速度) |
2022/9/12 | 16:27 | 晴 | 2m | 25.8℃ | 30cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸際 | 50-60cm | J18-10-955 ウォーターメロンブラックレッドフレーク/ライトウォーターメロンブラックレッドフレーク | ジグヘッドリグ(#1/2.2g) | ただ巻き(普通の速度) |
8月、真夏の夕まずめに2匹。
秋の気配が強まってきた9月中旬、秋晴れの下で1匹。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ 2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 6lb |
原付バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)を使用。
リールとラインは安物です。
使用したフィールド

エリア | 関東地方の田園地帯 |
釣り場タイプ | 河川(水路) |
規模 | 小 |
水の流れ | 緩やか |
水質 | 時期によるが濁っていることが多い |
水深 | 最も深い場所で推定1.5m程度 |
特徴 | ・変化に乏しい ・わずかながら橋や水門はあり |
主なベイト | ・オイカワやタモロコなどの魚 |
プレッシャー | やや高い |
上記は、30cmが釣れたフィールド。
この他にもう1ヶ所、似たような条件の水路で釣っています。
使用リグ(仕掛け)
ジグヘッドリグ

今のところ、すべてジグヘッドリグで釣っています。
これからジグヘッドリグを試そうと思っている方は、下記の記事をご覧ください。
使用フック・サイズ・重さ
デコイ マジックヘッド

デコイのマジックヘッドは、オーソドックスなガードなしのラウンドヘッドタイプ。
根がかりの少ないオープンエリアや、水路の護岸沿いを引いてくるのにおすすめ。
サイズは#2。
重さは、1.8g。
ダイワ バザーズジグヘッドSS ガード付きラウンド

ダイワのバザーズジグヘッドSS。ガードが2本付いているもの。
軽めの障害物であれば回避率は高いです。
サイズは#1。
重さは、5/65oz(2.2g)を使用しました。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
300 ゴールドパール(ソリッド) | 2匹 |
J18-10-955 ウォーターメロンブラックレッドフレーク/ ライトウォーターメロンブラックレッドフレーク | 1匹 |
ゴールドパールは、濁った水中でもかなり目立ちます。少なくとも釣り人にとっては視認性が高くて使いやすいカラー。
もうひとつカラーは、ボディ部分がウォーターメロンとライトウォーターメロンの2トーン仕様で、日本限定カラー。赤ラメがアクセントになっていて、こちらもけっこう目立ちます。
ルアーアクション・ヒットポイント・レンジ

3匹とも、護岸沿いをただ巻きのスイミングで泳がせて釣りました。
1匹目は、目の前でバイトがあったのですが、速めにビューン!と泳いできたのに対し、リアクション気味に下からドカン!とバイト。
2匹目と3匹目は、普通の速度で巻いて釣りました。
いずれも、水深10cm〜20cmくらいのレンジを巻いていたので、表層〜中層ですね。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
存在感・アピール力が大幅にアップ

定番の4インチとの比較になりますが、存在感とアピール力が大幅にアップします。
ボディも太くなっていますが、やはりテールの大きさと、泳がせたときのテロテロの威力が強化されている印象。
スピニングで最大限アピールしたい時に

4.8gあるので、1.8〜2.2gのジグヘッドなら、7gにおさまります。
筆者は2.2gを使って釣りましたが、無理なく扱えて、しっかり釣ることができました。
スピニングでアピール力を重視したい場面、なるべく大きなバスを釣りたい時に活躍します。
その他

その他に感じたことは下記の通り。
- 20cm程度の小バスも釣れるは釣れる
- ただ、4インチと比べて小バスは釣れにくくなる
- ジグヘッドでのスイミングがおすすめ
おわりに
スーパーグラブを初めて泳がせたとき、その存在感とテールの動きを見て「おおっ!」となったのを覚えています。
スピニングタックルでも投げられる重量なので、少しでも大きなバス、やる気のあるバスにアピールしたい時は、この5インチスーパーグラブがおすすめ。
まずは、シンプルにジグヘッドリグで巻き巻きしてみてください。
参考記事
シルエットで誘うなら、長めの5インチハーフスレンダーグラブもおすすめ。
逆にサイズダウンして数釣りを楽しみたいなら、3インチでサクっと釣るのがおすすめ。