秋になると、各地の野池や河川で減水が始まります。
バス釣りの一つの楽しみ方として、秋の減水時にやる「小さめの川や水路でのオカッパリ」があると思っています。
特に、初めて秋の小河川・水路でのバス釣りを経験する初心者の方に向けて、役立ちそうな情報と、筆者が過去に使用して実績のあるルアーをご紹介します。
どんな川や水路のことか
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- 田園地帯を流れる水路
- 大河川の本流や野池と繋がっている
- ベイトフィッシュの量が豊富
- バスの量も多い
田んぼの水を排水するための水路で、理想は上記の条件。
釣りのヒント
秋の小河川・水路での釣りにおいて、役立ちそうな情報を共有します。
底が平ら(フラット)
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秋の野池
- 減水して岸際のストラクチャーを攻めづらくなる
- 水深のある沖へバイブレーション等の巻物を投げる
一方の水路は、
秋の水路
- 水底が平ら(フラット)
- 水位は減って水深はない
- 比較的まんべんなく水がいきわたる
- どのポイントも同じくらいの水位が保たれる
場所によっては、水深40-50cm程度のフラットな地形がずっと続いていることも。
見えてくる障害物
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- 極端な例では夏の水深2m→秋の水深50cm
- 大減水により底の方に隠れていた杭などが露出
- バスが身を潜めるポイントが絞られる
バスがいそうなポイントを絞りやすくなり、効率があがります。
水深のあるポイントも狙い目
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減水すると、底が凹んでいて水深のあるポイントが目立つようになります。
例えば、水門。
流れ込んでくる水が地面を削って水深が深くなり、水流に集まってきたベイトフィッシュを狙って、バスも潜んでいることが多いです。
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上の写真は、減水した水路の水門で釣った1匹。
やはりオイカワやタモロコの群れを狙って潜んでいました。
見えてくるバスとベイトフィッシュ
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- 減水によりバスとベイトフィッシュを目視できる
- バスが何を食べているか観察しやすくなる
- ベイトフィッシュのサイズや動きも観察できる
- 投げるルアーを選ぶ判断材料が多くなる
- 「マッチ・ザ・ベイト」で釣れる
減水して川の底が見えてくると、「バス」と「餌となるベイトフィッシュ」の姿も見えるようになります。
とある秋の日、減水した水路で、初めてバスが小魚を捕食する瞬間を目撃しました。
それをヒントにミノーを投げたところ、小バスですが釣ることができました。
これが、その場の餌に合わせたルアーで釣る、いわゆる「マッチ・ザ・ベイト」。
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バスが何を食べているかを観察しやすく、ルアーを選ぶ際の材料となるでしょう。
また、「見えバス」を釣るサイトフィッシングも楽しめます。
大きい見えバスはなかなか相手にしてもらえませんが、小バスは高確率で釣れます。
数釣りの季節
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- 20cm台の小バスたちが非常に活発
- 初心者にとっては数釣りを楽しめるチャンス
- 小型プラグでテンポよく釣っていくのがオススメ
おすすめのルアーを、下の方で紹介しています。
秋は自転車釣行がおすすめ
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運動不足になっていませんか?
自転車で釣りに行くと、「釣り」と「健康管理」を同時に進行可能。
特に、秋は晴れの日が多く、気温も快適なのでぜひご検討ください。
車では入れないポイントも攻められますよ。
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スズメバチに注意
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9月〜10月上旬は、スズメバチに遭遇することが非常に多かったです。
河原で自転車を押しながらランガンしている時に、何度も何度も遭遇しました。
スズメバチの習性を事前に調べておくとベターです。
とりあえず、奴らの姿を見かけたら近づかずにゆっくり離れましょう。
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おすすめのプラグ
2020年〜2022年の秋、実際に投げて釣れたルアーの中から、厳選したオススメをご紹介します。
ドゥルガ73F
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オイカワ、クチボソ、モツゴなどの川魚がワラワラいる場所で有効でした。
マッチ・ザ・ベイトですね。
筆者が初めてミノーでバスを釣った時のルアーで、最も信頼しているルアーの一つです。
ドゥルガのインプレ記事を書いています。動画もあるので、下記の記事をご覧ください。
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ドゥルガ以外にもおすすめできる小型ミノーがいくつかあります。
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ジョインテッドクロー70F
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ガンクラフトのジョイクロシリーズの末弟。
スピニングタックルで一味違った数釣りを楽しめます。
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動かすのが少し難しいのですが、コツを掴んでしまえば楽しめるルアー。
鍵を握るのは、水流。
水流を上手く使うと釣果がグッと上がります。
ウェイトチューンなども含めた詳細は下記の記事をご覧ください。
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ワンダージョイント58ティンセル
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こちらは、ラッキークラフトのシンキングペンシル。
それも、ジョイントボディという変わり種。
これもまた、ユニークな釣りを楽しめます。
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数釣りに関しては、圧倒的な実力を発揮。
実釣動画もありますので、ぜひ下記の記事をご覧ください。
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おすすめのワーム
レインズスワンプミニ&Jr
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レインズの代表的なワーム、レインズスワンプシリーズ。
バスが思わず口を使いたくなるミミズのフォルムで誘います。
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見えバスを釣るサイトフィッシングで実力を発揮します。
詳細は下記の記事をご覧ください。
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フラッシュJスプリット3インチ
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フィッシュアローの超リアルなミノー系ワーム。
その名の通り、フラッシング効果が強いワームです。
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ノーシンカーのトゥイッチやジャークがおすすめ。
スプリットテールによる惰性で水を切る動きが、バスのバイトを誘います。
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シェイプス2.5インチ
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ジョイクロシリーズの血統を受け継いだシェイプスの最小サイズ。
ジョイクロを思わせるスリットボディが特徴で、リアルなアクションを楽しめます。
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とにかく、餌レベルでよく釣れます。
実釣動画もありますので、下記の記事をご覧ください。
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大きめの魚を狙うならスピナーベイト
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スピナーベイトのメリットの一つが、「釣れる魚が大きい」という点。
初秋は小型が数多く釣れますが、サイズアップを狙いたいときに投げてみるのがおすすめ。
「スピナーベイトで釣れる気がしない」という人がけっこう多いのですが、確実に釣れるルアーです。
筆者の人生初バスは、中学生の時にスピナーベイトで釣りました。
そのため、スピナーベイトは釣れる気しかしません。
スピナーベイトについて理解を深めたい方は、下記の記事をご覧ください。
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さて、以下、おすすめのスピナーベイトを二つご紹介します。
ファーストスピナーベイト
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プライアルルアーのスピナーベイト。
ひとつあたり600円前後というお手頃価格が大きな魅力。
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この格安スピナーベイトで、自己記録更新となる49cmのバスを釣りました。
安さを優先したい方は、チェックしてみてください。
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エバーグリーン Dゾーン
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Dゾーンはエバーグリーンの人気スピナーベイト。
競技用に開発された、確実に釣るためのルアー。
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わりとコンパクトな設計で、1時間弱で小バス4匹がサクっと釣れました。
詳細は下記の記事で紹介しています。
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その他にもおすすめのスピナーベイトがいくつかあります。
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おわりに
秋は人間もバスも動きやすく、釣りが楽しい季節。
初心者でも数釣りを楽しめるチャンスです。
いつも野池に行っている方も、減水した川や水路に行ってみてはいかがでしょうか。
意外と、野池では見られない場面・光景があって面白いものです。
自転車釣行なら「釣りをしながら健康維持」もできておすすめ。
スズメバチにはくれぐれも気をつけて楽しんでください。
秋に大量に飛んでいるスズメバチ対策には、おにやんま君。
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