主にオカッパリでバス釣りを楽しんでいますが、自転車釣行にはクロスバイクがおすすめ。
本記事では、筆者が自転車釣行に使っているクロスバイク「NESTOのVACANZE1」を例に、使い勝手と乗ってみた所感、ロッドや釣具の積載方法、釣り仕様に必要となるグッズやカスタムについてご紹介します。
釣りにはクロスバイクがおすすめ

自転車には様々な種類がありますが、バス釣りには「クロスバイク」がおすすめです。
購入前に色々調べてみましたが、クロスバイクはレース等に使用され長距離を速く走る「ロードバイク」と、山道等の悪路走破に長けた「マウンテンバイク」の中間的な位置付けであるようです。
そして筆者は、「山道ほどの悪路は走れないが、多少の段差や未舗装路はO Kで、街乗りもできて、快適に走れる」のがクロスバイクなんだと結論づけて、購入に至りました。
NESTOのVACANZE1について

私が購入したのは、NESTO(ネスト)という日本の自転車ブランドから出ている、VACANZE1(バカンゼ1)です。
基本情報は下記の通り(※現在は販売終了しており、後継モデルが出ています)。
メーカー/ブランド | NESTO |
品名 | VACANZE 1 |
重量 | 10.2kg |
変速 | 21 Speed |
サイズ | 400mm(150-165cm) 440mm(160-175cm) 480mm(170-185cm) |
カラー数 | 6 |
定価(税込) | 50,600円 |
VACANZE1にした理由
・本体価格を5万円程度に抑えたかった
・日本のブランド/メーカーを応援したかった
・自転車の見た目がかっこよかった
私はマットブラックのサイズ480mmを定価で購入しました。
私の身長は173cmですが、購入店舗で実際にいくつかのサイズにまたがり、480mmが適正と判断されました。
購入される際は、実際に店舗でまたがってみて、適性なサイズを見つけることをおすすめします。
その他のポイント1:ギアがシマノ製

NESTOに限らず他の多くの自転車ブランドもそうですが、ギアがシマノ製というのも、シマノのロッドとリールを愛用している私には嬉しいポイントです。
その他のポイント2:ベル・ヘッドライト・キックスタンド標準装備

また、ほとんどのクロスバイクには標準装備されていない「ベル・ヘッドライト・キックスタンド」の3点が標準装備されている点も決め手の一つでした。

実用性の高いヘッドライトとテールライトを追加購入しました

購入時、店員の方から説明がありました。
「標準装備されているヘッドライトは、自転車の存在を知らせる程度の機能しかないため、夜にも乗る機会があるなら、実用的なものを別途購入したほうがいい」
とのことでした。私は夕まずめに釣りをすることが多いので、
暗い道を自転車で帰ることを想定し、別途ヘッドライトとテールライトを購入しました。
参考記事
購入したヘッドライト「CAT EYE VOLT800」のインプレも書いています。ご参考まで。
都道府県の条例で義務付けられているため、ヘッドライト購入は義務となります!
自転車の灯火の決まりを全都道府県調べてみた:
https://www.cycling-ex.com/2015/12/jitensha_light_kimari_47.html
乗り心地・走破性
乗り心地

初めて乗った時に真っ先に感じたのは、同じひと漕ぎでも、ママチャリに比べてすごく進むという点です。快適にぐんぐん進むので乗っていて心地よいです。
最初はシートの感触にお尻が慣れず、乗った翌日はお尻が痛くて自転車に乗れませんでした。しかし、数回乗れば慣れて、そのうち痛くなくなりますのでご安心を。
走破性

多少の段差や砂利道であれば問題なく走れますが、未舗装路は押して歩く方がよさそうです。

上の写真のような、どこにでもある多少の段差、多少の砂利道程度であれば問題なく走れます。
しかし、河川敷など、あまりに石が多かったり大きいと走りづらく、押して歩いた方がよいと思います。

一度、「コアラのマーチ」サイズの石がゴロゴロ転がっている場所を走ったとき、運悪く金属片を踏んでしまい、パンクしました。
釣り場についてからは押して歩き、釣り場を出発してから漕ぐようにすれば問題ないと思います。
パンクが心配で確実に避けたい方は、未舗装路は自転車を押して歩きましょう。
重さ・扱いやすさ

VACANZE1はおおよそ10kgなので、男性であれば片手で持ち上がりますし、押して歩くのもそんなに苦にはなりません。
河川では、片手で押しながらランガンしています。見えバスを見つけては自転車を停めて、ルアーを投げ込んでいます。
自宅では室内保存ですが、毎回両手で持ち上げて部屋まで運んでいます。男性であれば苦にはならないと思います。
ロッドの積載・運搬
2ピースロッドの場合


別途購入したリアキャリアに、ロッドベルトで固定しています。
ただ、これは購入初期にやっていた方法。22年8月現在では、すっかりテレスコロッドのお世話になっています。
マルチピースロッドの場合

硬めのロッドケースに収納し、バッグと共にリアキャリアにロープで固定しています。

参考記事
テレスコロッド(振り出し竿)の場合

リアキャリアにロープでバッグを固定した後、動かないようにロープにさして固定しています。

または、バッグに付けているロッドホルダーにさし、バッグを背負いながら移動しています。近場であれば、これで済ますことが多いです。
参考記事
2022年以降、98%はテレスコロッドを使っています。原付バイク・自転車で移動する方には、絶対的に便利なアイテムです。
リアキャリアが無ければ始まらない
個人的には、リアキャリアは必須だと感じています。
筆者が使用しているリアキャリアと、積載に使用しているアイテム(ロッドケースやベルト)の詳細については、下記の記事にまとめています。
クロスバイクで自転車釣行をしてみた所感 まとめ
- ママチャリと比べ快適に心地よく走れる
- 多少の未舗装路や段差は問題なく走れる
- かなりの悪路は場所によっては押して歩いたほうがベター
- 男性であれば片手でも持ち上がる重さなので取扱はさほど苦ではない
- ロッドの積載・運搬は、リアキャリア装着と工夫で解決できる
自転車釣行に必要となるアイテム
アイテム | 用途・説明 |
ヘッドライト | 条例違反にならないように実用性のあるものが必要 |
ベル | 危険を回避するのに必須 |
キックスタンド | オカッパリですぐに停められる方が便利 |
リアキャリア | バッグ、ロッド、ネット等の積載に必須 |
ロッドベルト | 2ピースロッドを積載するなら必要 |
ロッドケース | マルチピースロッドの積載に必須 |
ロープ | リアキャリアにバッグ等を縛って固定するのに必要 |
上の表は、必須・特に便利だと感じたアイテムです。
筆者がクロスバイク購入のタイミングで揃えたアイテムを、下記の記事にまとめてみました。こちらも参考にご覧ください。
参考記事
おわりに
クロスバイクでの自転車釣行は、少しの注意と工夫で快適にバス釣りが実現できます。
車で入れない釣り場にクロスバイクで行き、バスを釣った時の喜びは格別です。
街乗りにも使えるので、バス釣りをしない時でも活躍してくれる一石二鳥のアイテムです。
クロスバイク、おすすめです!
クロスバイクの購入ならワイズロードがおすすめ!
筆者はワイズロードの越谷店(埼玉県)で購入しました。関東以外では、大阪、名古屋、神戸、京都、松山、広島、福岡に店舗があるようです。
お近くに店舗が無い場合は、オンラインで購入可能です。

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