見た目のリアルさが印象的な小魚っぽいワーム、フィッシュアローのフラッシュジェイスプリット。
いかにもバスが釣れそうな見た目をしていますが、そのリアルさと抜群のフラッシング効果で、実際によく釣れます。
クリアレイクでのワカサギパターンでよく釣れそうな見た目ですが、田園地帯の水路などでも釣れます。
オカッパリでバスを釣ってみましたので、使用リグ(仕掛け)を含む使い方・釣り方、使ってみた所感などをご紹介します。
フラッシュJスプリット概要

フラッシュJスプリットは数種類のサイズがありますが、本記事では筆者が使用した3インチについてお伝えしていきます。
基本情報
ブランド | Fish Arrow フィッシュアロー |
商品名 | Flash-J Split フラッシュジェイスプリット |
カラー展開 | 6色 |
入数 | 7 (3インチ) |
定価 | 850円+税 |
重さ

一つあたり、約2g。
ダウンショット向けのワーム

釣ってから気づいたのですが、フィッシュアローの公式サイトによると、このワームはダウンショット向けのようです。
サイズ感・フォルム

ゲーリーヤマモトの4インチグラブと比較すると、細身なのがわかります。

ボディ幅もなく、ザ・小魚といった感じ。

尾っぽの先端は、その名の通り裂けているスプリットテール。

上の写真は、筆者が釣ったオイカワの稚魚(たぶん)ですが、こういった小魚を連想させる見た目をしていますね。
もちろん、ワカサギも連想させますし、クリアレイクでのワカサギパターンでの使用が主流なのでしょう。
アルミ内蔵

やはり一番の特徴は、ボディに内蔵されたアルミが、強いフラッシングを実現させている点。
この明滅効果が、よく釣れる最大の要因でしょう。
釣果データ

使用ワーム | フラッシュJスプリット3インチ |
使用リグ | ノーシンカー(オフセット) |
釣れた時期 | 10月 11月 |
累計釣果 | 5匹 |
釣れた最大サイズ | 21cm |
平均サイズ | 約19cm |
釣り場のタイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | ステイン マッディ |
10月下旬、コバスとはいえ二日連続で2匹ずつ計4匹、わりと簡単に釣れたので、かなり優秀なワームだと感じました。
1ヶ月後の11月下旬にさらに1匹釣り、合計5匹釣っています。
使用タックル

ロッド1 | メジャークラフト バスパラ BXST-645L |
ロッド2 | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン6lb |
原付バイク・自転車移動がメインなので、ロッドはいずれもテレスコロッド(振り出し竿)。
リールもラインも格安のもの。

実績のあるカラー


実績のあるカラー | 釣果 |
グリーンパンプキン/シルバー | 4匹 |
ワカサギ/シルバー | 1匹 |
いずれもステインウォーターに近い水質で使用しました。
カラーというよりは、フラッシングによる集魚力が高いと感じます。
使用リグ(仕掛け)

オフセットフックを使ったノーシンカー(オモリなし)です。
ダウンショット向けワームと知らずに、ノーシンカーで楽しみました。
使用フックとサイズ

DECOY(デコイ)のスピニング専用フック。
オフセット初心者の筆者でもしっかりフッキングが決まりました。おすすめです。
サイズは#1を使いました。
オフセットフックのセッティング方法はこちら(入門者向け記事)。
ルアーアクション

流れの強い小さな川では、ロッドとリールを動かさずにワームを流れに漂わせつつ、時々クイっと軽いトゥイッチを入れたところバイトしてきました。

流れの緩やかな小さな川では、トゥイッチとジャークで釣りました。
ロッドでクイっと動かした時、惰性で水を切る動きがバスを誘惑します。
使ってみて感じたこと
フラッシング効果は抜群

フラッシュJの名に恥じない、抜群のフラッシング効果を発揮します。
トゥイッチ+ジャークする度に、操作している自分自身も、このワームがキラキラっと光るのを確認できます。
スプリットテールが良いアクションを演出

ロッドでクイっと動かした際、スプリットテールによる、惰性で水を切る動きがリアルです。
ノーシンカーだからこそのナチュラルな動きで、バスを誘惑します。
捕食スイッチを入れる

ノーシンカーで、水を切る惰性の動きやフラッシングで誘う訳ですが、高速で動き続けることはないので、リアクションバイトはありません。
バイトの瞬間を何度か見ていますが、明らかに狙いを定めてからアタックしてきており、捕食のバイトでした。
シルエット、動き、光の明滅、これらに惑わされて、確実にベイトフィッシュだと勘違いしている様子でした。
丈夫なのでコスパは悪くない

かなり強い素材です。根掛かりでロストするまでは、4匹を同じワームで釣りました。
少々高いワームですが、持ちが良いのでコスパは悪くありません。
おわりに
初めて釣具店で見かけて以来、1年以上ずっと気になっていたフラッシュJシリーズ。見た目だけでなく動きもリアルです。
一般的なワームにはないフラッシングが強みで、小魚の多い河川で有効でした。ワカサギの多い湖などでも活躍しそうですね。
他にもオススメのミノー・シャッド系ワームがいくつかあります。
