ラッキークラフトのワンダージョイント58ティンセルは、ユニークなルアー。
ジョイントボディを持ったシンキングペンシルという、なかなかの変わり種です。
ただ、これが、数釣りで活躍するめちゃくちゃ面白いルアーでした。
オカッパリでバスの数釣りに使ってみましたので、特徴、釣り方・使い方、使ってみて感じたことをお伝えします。
ワンダージョイント58ティンセル概要

基本情報
ブランド | ラッキークラフト Lucky Craft |
ルアー名 | ワンダージョイント58ティンセル Wander Joint 58 Tinsel |
サイズ | 58mm |
重さ | 2.2g |
タイプ | シンキング |
潜行深度 | 0m |
フックサイズ
フックサイズは#12(筆者調べ)。
純正フックと市販のトレブルフックのサイズを照らし合わせてみたところ、フックサイズは#12でした。
サイズ感

同じラッキークラフトのフラッシュミノーと比べてみました。
80mmでかなり細身のフラッシュミノーですが、それよりもさらに細いですね。

ボリューム感はありません。
フォルム(形状)

フォルムは、細長いベイトフィッシュの稚魚といった感じ。
ワカサギ、オイカワ、クチボソなどの細長い魚の稚魚を連想させます。
アイ

横アイを搭載。
シンキングペンシルなので、リップは搭載なし。
ラトル
振ってみると微かに、シャカシャカ音がします。
基本的にはフラッシングや動きで誘うルアーで、音のアピール力はあまりないと感じます。
釣果データ


使用ルアー | ワンダージョイント58ティンセル |
釣れた時期 | 8月 10月 |
累計釣果 | 11匹 |
最大サイズ | 30cm |
平均サイズ | 17cm |
釣り場のタイプ | 小河川 |
釣り場の水質 | ステイン〜マッディ |
実釣動画
約3分の実釣動画です。動かし方のイメージを掴んでいただけるかと思います。
よろしければご覧ください。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル646TLS |
リール | シマノ セドナ2500S |
ライン | ZALT’S ALL BASSナイロン6lb |
ロッドは、バイク移動だったのでテレスコロッド(振り出し竿)を使用。
リールもラインも、格安のものです。

ラインとの接続方法

筆者はスナップを使用しました。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
ベイトフィッシュシルバー | 11匹 |
これぞベイトフィッシュといったシルバーカラー。
背中、側面、お腹、それぞれカラーが異なるので、動かしていると明滅効果抜群で、めっちゃ魚を寄せてくれました。
ルアーアクション

小刻みなトゥイッチで動かして釣りました。
言葉では説明し難いトリッキーな動きをしてくれるのですが、とにかく小バスがよく反応します。
釣れたポイント・レンジ

釣れたポイントは、護岸沿い、橋の下、沈んでいる障害物まわりなど。
表層で動かすので、基本的には水深5cm〜10cmくらいでバイトしています。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
変幻自在のトリッキーなアクション

ジョイントボディを活かしたクネっと曲がるターン、水中ドッグウォーク、ローリングなど、縦に横に斜めに動き、非常にトリッキーなアクションをします。
一般的なミノーでもペンシルベイトでも不可能な動きでバスを寄せてしまいます。
ボイルアクションも可能

水面で、細かく連続で高速トゥイッチをすると、水面を逃げ惑うベイトフィッシュのボイルそのもの。
これは、ベントミノーに近いものを感じますが、ベントミノーとはまた違ったアクションです。

ただ巻きでi字引きも可能

せっかくの連結ボディを活かさないアクションですが、ただ巻きをすればi字引きもこなします。
釣れませんでしたが、i字引きでもバイトはありました。
フラッシング・明滅効果が強い

背中、側面、お腹、それぞれ違うカラーなので、水中でローリングなどの動きをしていると、明滅効果が強いです。
側面のシルバーはよく光を反射して、フラッシングでアピール可能。
基本的には動かし続けて釣る

シンキングペンシルなので、何もしないと沈んでいきます。
見切らせないという意味でも、基本的には動かし続けて表層を泳がせて誘います。
ミノーやペンシルベイトなど、動かすのが得意・好きな方には楽しいルアーです。
フック1つだが意外とフッキング率は高い

小バスという前提ですが、もちろん、フッキングして乗らないこともあります。
しかし、7割〜8割はフッキングが決まる印象。あまり心配しなくても大丈夫です。
数釣りに強いが良型も狙える

ミニサイズからの反応が圧倒的に良く、たくさん釣れます。
しかし、30cmクラスも釣れることは釣れます。
おわりに
スピニングタックルで投げる小型プラグに関しては、相当な数を投げてきた筆者ですが、このワンダージョイント58ティンセルは、初めて動かした時に、釣れることを確信しました。
予想通り、90分ほどで7匹を釣り、その他に多数のバイトとチェイスがありました。
一般的なミノーやペンシルベイトでは出せないトリッキーなアクションが魅力的。
スピニングタックルで小型プラグを投げるのが好きな方には、楽しんでもらえるルアーだと感じています。