安さで選ぶならコレ!プライアルのファーストスピナーベイトがおすすめ

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スピナーベイトはフック交換できない消耗品。なるべく安く手に入れたいものです。

どのスピナーベイトを選んでいいか迷っている初心者の方や、とにかく安く済ませたい方におすすめなのが、「プライアル ファーストスピナーベイト」。

600円程度と格安ながら、しっかり釣れてしまう優れもの。

これでサクっと釣ってしまえば、スピナーベイトへの苦手意識がなくなり、釣りの幅が広がるでしょう。

本記事では、入門時から「プライアル ファーストスピナーベイト」でたくさんバスを釣ってきた筆者が、このルアーを使った所感、使い方のヒント、感じたメリット・デメリットをご紹介します。

もくじ(クリックでジャンプ)

ファーストスピナーベイト 基本情報

ルアー名ファーストスピナーベイト
ブランドプライアルルアー
メーカー株式会社コーモランプロダクト
重さ3/16oz
1/4oz
3/8oz
色数7
価格税込600円前後
*筆者調べ(2023年5月時点の情報)

上記の情報は筆者が店舗やネット上で調べたものです。

プライアルルアーはコーモランのブランド

ネットで検索しても、公式ウェブサイトでの製品情報が見当たりませんでした。

検索していると「コーモラン」と出てきたので、株式会社コーモランプロダクトにメールで確認したところ、

「ファーストスピナーベイトは弊社の商品です」

と返信をいただきました。

2021年春頃にリニューアル

左:旧モデル、右:新モデル

21年春頃、商品パッケージ、カラーリング、ブレード数(1/4ozのみ)などが変更となり、リニューアルされました。

カラー展開

旧モデル

筆者が確認できているのは上の写真の6色。

正式なカラー名は不明。

現行モデル

  • 左上:ブルーバックチャート
  • 右上:ピンクバックパール
  • 左下:ブラックブルー
  • 右下:パールギル
  • 左上:チャートバックパール
  • 右上:ブラックゴールド
  • 左下:ドギツスギル

筆者が確認できている範囲では、上記の7色です。

旧モデルにはありませんでしたが、新モデルはパッケージに「カラー名」が記載されています。

サイズ感

非常にコンパクト。O.S.Pのハイピッチャーに近いサイズ感です。

上の写真は、

  • 左上:ファーストスピナーベイト1/4oz新モデル
  • 右上:ハイピッチャー3/8oz
  • 下:ファーストスピナーベイト1/4oz旧モデル
新モデル1/4oz(左)とハイピッチャー3/8oz(右)

フックサイズもハイピッチャーとほぼ同じ大きさ。

ブレードタイプ

1/4ozモデル比較
ウェイト旧モデル新モデル
3/16ozシングルウィローシングルウィロー
1/4ozシングルウィローダブルウィロー
3/8ozダブルウィローダブルウィロー

1/4ozはシングルウィローでしたが、新モデルはダブルウィローになりました。

釣果データ

使用ルアーファーストスピナーベイト1/4oz
フォーストスピナーベイト3/8oz
釣れた時期6月
7月
8月
9月
10月
累計釣果1/4oz:12匹
3/8oz:1匹
最大サイズ49cm
平均サイズ約27cm
釣り場のタイプ小河川
野池
釣り場の水質ステイン
マッディ
3/8ozの旧モデルで49cm

2022年9月、自己最大記録となる49cmを3/8ozモデルで釣りました。

2023年12月下旬現在、まだこの最大記録を保持してます。

2021年

2021年は、ブレード2枚になった1/4ozの新モデルで、秋に小バスを1匹。

ブレードが2枚になっても実釣力は変わらず、ちゃんと釣れます。

22年8月

1/4ozモデルは、小バスもちょくちょく釣れます。

使用タックル

ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル666TMB
リールシマノ
SLX MGL 70XG
(ノーマルギア)
ラインダイワ
BASS X ナイロン 14lb
2022年の例

ロッドは、原付バイクや自転車移動の時に携帯しやすいテレスコロッド(振り出し竿)を使用。

5g〜18gのルアーに対応したバーサタイルモデルで、M(ミディアム)クラス相当です。

スピナーベイトはけっこう大きい魚が掛かることが多いので、リールはハイギアの方がファイトしやすいですが、ノーマルギアでも問題なく戦えています。

ラインはナイロンの14ポンド。14あると安心。

実績のあるカラー

濁りにはチャートが効く
カラー釣果
チャート系10匹
キンクロ系1匹
ワカサギ系1匹
アユ系1匹

ほとんどが茶色っぽく濁った池で釣っており、チャート系のカラーがよく釣れています。

カラー選びに迷った時、マッディウォーターで使うならチャート系がおすすめ。

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ルアーアクション

基本的にはただ巻きです。

筆者が多用したブレードが1枚の旧モデル1/4ozについては、速めに巻いた時のブレードによる波動が強く、小雨や強風時などのアピール重視の場面で有効でした。

けっこう巻き抵抗が軽いので、はや巻きのリアクションバイト狙いがおすすめ。

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使ってみて感じたこと

夏の雨と風に強い

雨の日の1匹

「風が吹いたらスピナーベイト」という言葉が有名ですね。

この言葉を参考に投げてみましたが、やはり風が強めの日によく釣れています。

風が全くない日にも2匹釣りましたが、この時は雨でした。

やはり静穏無風ではなく、雨や風といった大きな変化があった時に釣れやすいです。

障害物を攻めるのに使いやすい

沈んだ障害物についていた1匹

よく通っている水路に、家電製品、自転車、原付バイクなどが沈められており、それらにタイトについているバスがいるのを知っていました。

他社のスピナーベイトだと倍の値段するので、万が一、引っかかってロストしてもいいように、ファーストスピナーベイトを投げて釣りました。

こういった障害物にあてにいくような場面で、ロスト覚悟で投げられるのは激安ルアーの大きなメリット

5g(3/16oz)モデルはアピール力弱め

3/16ozモデルは、アピール力がかなり弱い印象でした。

上の写真、左が1/4oz、右が3/16ozですが、ご覧の通りかなりブレードが小さいです。

泳がせてみましたが、この小さなブレードでは波動も光も弱々しい感じ。

水が濁ったフィールドでは、アピール力不足でしょう。

その他

その他、感じたことをまとめると、下記の通り。

  • 小柄なサイズ感が小規模な釣り場にマッチ
  • シングルブレード回転時の波動はアピール力あり(旧モデル)
  • 巻き抵抗はかなり軽め
  • 小柄なので飛距離は出る方
  • ワイヤーが変形しやすいため要注意
  • 思っていた以上によく釣れる
  • 20cm程度の豆サイズから49cmまで釣れる
  • とにかくコスパが良い

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トレーラーは付けていない

飛距離を稼ぐために付けるのもアリ

かなりコンパクトなので、トレーラーフックはなし。トレーラーワームも付けていません。

小さいバスも問題なく掛かっているので、大丈夫。

ただ、けっこう軽いルアーなので、飛距離を稼ぐためにトレーラーワームを付けるのはアリでしょう。

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デメリット

これは、O.S.Pのハイピッチャー 、ジャッカルのドーン、スティーズスピナーベイトなどをしばらく使い、久々にファーストスピナーベイトを投げて感じたことです。

旧モデル3/8ozを久々に投げて感じたのは、リトリーブした時の動きが不安定ということ。

真っ直ぐきれいに泳がず、フラつく感じ。2枚のブレードの回転も、やはりブレてしまいます。

ただ、これは個体差がある気がします。全部が全部不安定というわけではないです。

それでも釣れるは釣れる

しかし、それでもバイトはあります。実際、落ちパク気味とはいえ、49cmも釣れましたし、そこそこの数を釣ってきました。

キレイに泳いでくれないとイヤだという方は、ハイピッチャーなどの動きが安定したルアーを買うことをおすすめします。

安さを優先したい、とにかく釣れればなんでもいい、という方には、このファーストスピナーベイトがおすすめ。

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おわりに

プライアル ファーストスピナーベイト」は、2020年の入門時期から3年連続で結果を残しており、安くて釣れるコスパ最強のスピナーベイトとして、筆者にとっては頼もしいアイテムとなっています。

濁り、雨、風、これらのキーワードに当てはまる場面で、活躍してくれることでしょう。

そして何よりも、一つあたり600円程度という安さが魅力。初心者の味方です。

ロストを恐れずガンガン攻めましょう。

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