O.S.Pのドゥルガ73F(DURGA)は、スピニングタックルで扱いやすく、よく釣れるので、初心者の方にもおすすめ。
オカッパリで何匹か釣ってみましたので、使ってみた所感、使い方・釣り方などを、実釣動画も含めてお伝えします。
ドゥルガ73F概要

基本情報
メーカー | O.S.P |
品名 | ドゥルガ73F ASURA O.S.P DURGA 73 F |
サイズ | 73mm |
重量 | 4.4g |
タイプ | Floating |
フックサイズ | #8 |
色数 | 13 |
定価 | 1,870円(税込) |
発売年月 | 2019年6月 |
潜行深度
公式サイトのグラフによると、最大で1.2〜1.4m程度。
サイズ感

ザ・ベイトフィッシュといった感じの7.3cm。
同じO.S.Pの兄貴分的なルアー「阿修羅II925F」と比べると、けっこうサイズもボリュームも差があります。アシュラの方が二回りくらいデカイ感じ。
ドゥルガは、スピニングで操るには絶妙にちょうどいいサイズ感とウェイトです。
実際、このサイズのベイトフィッシュはあらゆるフィールドに生息しており、マッチ・ザ・ベイトとなる場面が多いでしょう。
フォルム(形状)

フォルムは、典型的な小魚といった感じ。ワカサギ、クチボソ、タモロコ、オイカワなどの細長い魚を連想させます。
リップ

7cmクラスのミノーの中では、割と幅広で大きめのリップ。
釣果データ

使用ルアー | ドゥルガ73F |
釣れた時期 | 6月 10月 11月 |
累計釣果 | 12匹 |
最大サイズ | 27cm |
平均サイズ | 約21cm |
釣り場のタイプ | 野池 小河川 大河川 |
釣り場の水質 | クリア ステイン |
小バスばかりですが、透明度の高いフィールドでしっかり結果を残してくれています。
実釣動画
2分ちょっとの動画です。動かし方の参考になるかと思います。
使用タックル

ロッド1 | メジャークラフト バスパラ BXST-645L |
ロッド2 | シマノ バスワン XT263L-2 |
ロッド3 | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール1 | シマノ ネクサーブ2500S |
リール2 | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 6lb |
初心者向けの入門機種をメインに使っています。
バスパラとブレイゾンモバイルはテレスコロッド(振り出し竿)ですが、最近は原付バイク・自転車移動が多いので役立っています。

実績のあるカラー

ルアーカラー | 釣果 |
潤るワカサギ | 10 |
インパクトライムチャート | 2 |
潤るワカサギは、クリア寄りの水質では非常に反応が良いです。
インパクトライムチャートは、茶色っぽいマッディ寄りのステインウォーターでも実績あり。あとは、雨天時やマズメ時に視認性が高いので使いやすいです。
ルアーアクション

トゥイッチがおすすめです。筆者はトゥイッチでしか釣ったことがありません。
上にある動画でも確認できますが、ロッドをクイっと動かしてトゥイッチすると、水平方向にシュっと移動し、独特な動きをします。
小魚が逃げ惑うようなアクションを心がけています。
野池で使う際は、流れが無いので動かし続けた方が反応が良いです。止めると見切られてしまうことがありました。

釣れたポイント・レンジ

ポイントは、基本的には、バスまたはベイトフィッシュがいる(いそう)エリアならどこでも、という感じ。
変化の乏しい水路で、ひたすら斜め護岸沿いを投げて釣れたこともあります。
レンジは、水深30cm前後が多いです。潜らせても50cmくらいで使っています。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
その1:あらゆるタイプのフィールドで釣れる

大規模な河川、田園地帯の水路、野池、様々なフィールドで釣果を上げてきました。
サイズ、フォルム的に、あらゆる場所でマッチ・ザ・ベイトが実現できる印象。

上の方で紹介した動画は、野池で釣った時のもの。
リアクションバイト的な釣れ方でしたが、止水域でも結果を残しています。
その2:川魚が多いフィールドで特に強い

どんな場所でも釣れますが、タモロコやオイカワなどが多いフィールドでは、やはり反応が良いです。
7cm前後の小魚がたくさん泳いでいればチャンス。
その3:トゥイッチで活きる

トゥイッチ時のダートアクションは、他の7cmクラスのミノーとは違った独特の動きで、バスから好反応を得られます。
筆者が人生で初めて、ミノーでバスを釣った時、投げていたのがドゥルガ73Fでした。
当時はまだまだ入門者レベルでしたが、それでもトゥイッチで、わりとすんなり釣れてしまいました。
個人的には、トゥイッチでアクションが活きるルアーだと思います。
その4:ただ巻きでも安定した泳ぎ
ただ巻きでは釣ったことがありませんが、泳がせてみると、しっかり安定した泳ぎを見せてくれます。ブレブレな泳ぎではありません。
秋にテンポよく探っていく場面などでも活躍するでしょう。
その5:スピニングで操りやすい

個人的には、4.4gのドゥルガ73Fは、スピニングタックルで非常に操りやすいです。
キャスト時の飛距離を十分に確保できるのはもちろんのこと、適度なウェイトがあるため、トゥイッチ時に感じる水の抵抗や手に伝わる振動や重みもちょうどよく、連続トゥイッチしやすいと感じます。
スピニングタックルで真剣勝負をするときには、欠かせないルアーです。
おわりに
DURGA73Fは、似たような形をした小魚が多いフィールドで活躍すること間違いなし。
ベイトフィッシュがブルーギルだらけの野池でも、トゥイッチを使ってリアクションバイトで狙うこともできるので、ドゥルガ73Fを一つでも持っていると楽しめます。
サイズ的にも重さ的にも、スピニングタックルで扱いやすく、初心者の方にもおすすめのルアーです。
