こんなに濁っててバスはちゃんと見えてるのか?と心配になってしまうマッディウォーター。
適したワームカラーを選択すれば、バスはちゃんと見つけてくれます。
水が濁った小さな野池に通いワームで何匹か釣りましたので、実際に釣れたワームカラーをご紹介します。
野池の概要・ベースとなる条件
野池の概要

下記のような野池で釣れたワームのカラーをご紹介します。
エリア | 関東地方の田園地帯 |
規模 | 歩くと一周3分程度の小規模 |
水質 | 1年を通して常に茶色の強い濁り |
水深 | 最も深い場所で推定1.5m |
バスの平均サイズ | 25cm前後が多く釣れる |
特徴 | 農業用の溜池。 ヘラ台、オーバーハング、ブッシュ、 船、沈船、杭など、障害物が多い。 |
主なベイト | スジエビ、テナガエビ、ザリガニ、 ブルーギル、虫、カエル |
ベースとなる条件

- オカッパリ(岸釣り)での実績
- 2020年6月〜2021年8月の実績
- 20年5月に本格的にバス釣りを始めた初心者の実績
上記の条件をベースにお伝えしていきます。
ブラック系

濁りの中でもシルエットがくっきり出るブラック系で計4匹釣りました。
釣れたワーム

- スミス「モッサ」1.6インチ
- ゲーリーヤマモト「4インチカットテールワーム」
- ジャッカル「RVバグ」1.5インチ

虫系ワームは水面・表層で使うことを想定して黒に。バスが下から見上げた時に、水面のワームのシルエットがくっきり出ることを狙いました。

カットテールは野池を囲むように掘られた用水路に落とし、フォールで食いました。
参考記事
モッサとカットテールワームのインプレ記事です。よろしければ下記をご覧ください。
ホワイト系

ブラックの正反対なカラーですが、こちらも1匹釣れました。釣り人にとっても視認性が良い色。
釣れたワーム

- ゲーリーヤマモト「4インチグラブ」

4インチグラブを足もとの岸際に落とすと、着底と同時くらいのタイミングでバイト。水底でもしっかり見えているようです。
ベイトフィッシュを連想させるカラーですね。
参考記事
4インチグラブのインプレ記事です。ぜひご覧ください。
チャート系

濁りの鉄板カラー、チャート系で2匹釣りました。
こんな色の餌は普段食べていないはずなのに、不思議なものです。
釣れたワーム

- ゲーリーヤマモト「4インチカットテールワーム」

2匹ともネコリグで、ボトムでチョンチョン動かして釣りました。底でもしっかりアピール。
ウォーターメロン系

様々な水質に対応するウォーターメロン系。
マッディウォーターでもしっかり効くようで、5匹釣れました。
釣れたワーム

- ゲーリーヤマモト「4インチカットテールワーム」
- ダイワ「スキニーシャイナー」2.5インチと3インチ

カットテールはノーシンカーとネコリグのリフト&フォールで。

スキニーシャイナーは小魚や小エビを意識して、マス針ちょんがけノーシンカーでトゥイッチしました。表層の小バスにはめっちゃ効きます!
参考記事
グリーンパンプキン系

通称「グリパン」。こちらも万能カラーで、使っている人が非常に多い印象。5匹釣れました。
釣れたワーム

- レインズ「レインズスワンプミニ」
- ゲーリーヤマモト「4インチカットテールワーム」

レインズスワンプミニは、逃げない程度の絶妙な着水音でバスに気づかせて、落ちパクに近いバイトでした。

カットテールはネコリグで。雨の後の強い濁りでも釣れたことを覚えています。
参考記事
レインズスワンプミニはコスパが優秀なワームです!
モエビ系

野池で見かけるスジエビやヌマエビを連想させる、モエビ系カラーで5匹。普段見かける色なので効くのかも。
釣れたワーム

- ダイワ「スキニーシャイナー」2.5インチ

スキニーシャイナーの「ウィードシュリンプ」カラー。小エビを意識してトゥイッチでちょこまかと動かして釣りました。
ただ、ノーシンカーだったので、釣ったのは表層のみです。このフィールドでは、表層で跳ねるエビをよく見かけるので、マッチ・ザ・ベイトですね。
ツートンカラー

2つの色が合わさったツートンカラーで2匹。
餌となる魚やザリガニも、確かに背中側とお腹側で色が違うことが多いですね。
釣れたワーム

- O.S.P「ドライブSSギル」2インチ
- O.S.P「HPミノー」3.1インチ

ドライブSSギルは、「グリパンチャート」カラー。寒くて釣れにくくなってきた11月下旬、ダウンショットリグで釣りました。

HPミノーは表層をノーシンカーで泳がせて釣りました。マス針のちょん掛け。
スプリットテールが水を切る動きがなんともリアルで、バイトを誘発してくれます!
参考記事
HPミノー3.1インチは、ワカサギっぽいフォルムですが、ギルだらけの野池でも釣れます!
おわりに
茶色く濁った水を見ると、ちゃんと釣れるのか?とちょっと心配ですが、こうやって実際に釣れたカラーを見てみると、いろんな色がしっかり見えているんですね。
チャート系など自然界に存在しない色でもしっかり釣れるのは興味深い点です。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
ゲーリーヤマモトのカラー選び
ゲーリーヤマモトのワームに関しては、下記をご覧ください。