こんなに濁っててバスはちゃんと見えてるのか?と心配になってしまうマッディウォーター。
適したワームカラーを選択すれば、バスはちゃんと見つけてくれます。
濁りに効くワームカラーを覚えておけば、急な濁りでも心配なし。
本記事では、濁りがキツイ小さな野池や水路に3年ほど通い続けている筆者が、実際に釣れたワームのカラーをご紹介します。
*実際に使って実績を残したおすすめワームと共にご紹介します
ブラック系

ブラックは、濁りの中でもしっかりとシルエットが出るカラー。
実績のあるワーム

ブランド | ヒットルアー |
スミス | モッサ 1.6インチ |
ゲーリーヤマモト | 4インチカットテールワーム |
ジャッカル | RVバグ 1.5 in |
O.S.P | ドライブクロー 4インチ |
水面で使う虫系、ストレート系、クロー系と幅広く釣れています。

虫系ワームである「モッサ1.6インチ」は、水面・表層で使うことを想定して黒に。
バスが下から見上げた時に、水面にあるワームのシルエットがくっきり出ることを狙いました。
「4インチカットテールワーム」は、ノーシンカーワッキーのフォールで。
「ドライブクロー4インチ」はライトテキサスリグのスイミングで。
「RVバグ1.5インチ」は、ボイルしていたところに放り込んで釣れました。
参考記事


ホワイト系

ブラックの正反対なカラーですが、ホワイトも釣れます。
釣り人にとっても視認性が良い色。
ラメが入っていると、かなりベイトフィッシュを連想させるカラーですね。
実績のあるワーム

ブランド | ヒットルアー |
ゲーリーヤマモト | 4インチグラブ |
ゲーリーヤマモト | 6インチワーム(カーリーテール) |
ゲーリーヤマモト | 6.5インチカットテールワーム |
ゲーリーヤマモトの「031パールホワイト/シルバーフレーク」が好きすぎて、よく使いますが、しっかり釣れます。
釣れる気しかしないカラーリングなんですよね。

野池にて4インチグラブを足もとの岸際に落とすと、着底と同時くらいのタイミングでバイト。
水底でもしっかり見えているようです。

「6インチワーム(カーリーテール)」は、ジグヘッドのスイミングで。

「6.5インチカットテールワーム」では、そのサイズとアピール力を活かして、40アップをゲット。
ノーシンカーワッキーのリフト&フォール(中層で)でした。
参考記事



チャート系

濁りの鉄板カラー、王道の中の王道、それがチャート系カラー。
個人的には、特に茶系の濁りに強いイメージがあり、実際よく釣れています。
こんな色の餌は普段食べていないはずなのに、不思議なものですね。
実績のあるワーム

ブランド | ヒットルアー |
ゲーリーヤマモト | 4インチカットテールワーム |
ゲーリーヤマモト | 6インチジャンボグラブ |
ゲーリーヤマモト | 4インチグラブ |
ジャッカル | フリックカーリー4.8インチ |
ガンクラフト | シェイプス4.0インチ |
グラブ、ストレート系、シャッド系と、このカラーも幅広いタイプで実績があります。

上の写真は、ゲーリーヤマモト「6インチジャンボグラブ」で釣った1匹。
沈んでいた木の枝にワザとぶつけ、水面から出ていた枝部分を乗り越えて、着水と同時にバイト。
着水に瞬時に反応しました。
チャートはリアクションバイトを狙えるカラー
また、釣り人にとっての視認性も抜群ですね。

野池でガンクラフト「シェイプス4.0」を使った時は、トゥイッチによる細かいダートアクションに反応して、飛び出してきました。
参考記事


ウォーターメロン系

様々な水質に対応するウォーターメロン系は、オールマイティなカラー
マッディな水質でもしっかり釣れます。
実績のあるワーム

ブランド | ヒットルアー |
ゲーリーヤマモト | 4インチカットテールワーム |
ゲーリーヤマモト | 4インチグラブ |
ダイワ | スキニーシャイナー 2.5 in/3in |
4インチカットテールや4インチグラブなど、王道のワームで実績があります。

「4インチカットテールワーム」はノーシンカーワッキーとネコリグのリフト&フォールで。
「4インチグラブ」は、スプリットショットリグの中層スイミングで。
ステイン〜クリアな水質でも釣れるので、ひとつ持っておいて損はないカラーです。
グリーンパンプキン系

通称「グリパン」。
こちらも万能カラーですが、どちらかと言えばマッディな水質で多用されています。
マッディなフィールドが主戦場なら、必ず持っておきたいカラー。
実績のあるワーム

ブランド | ヒットルアー |
レインズ | レインズスワンプミニ |
ゲーリーヤマモト | 4インチカットテールワーム |
ゲーリーヤマモト | 3インチヤマセンコー |
ゲーリーヤマモト | イモグラブ40 |
ゲーリーヤマモト | 5-1/2″スレンダーグラブ |
ゲーリーヤマモト | モコリークロー |
グリパンも、様々なタイプのワームで釣れています。

「イモグラブ40」は、ノーシンカーでフォール&放置。サクっと釣れてくれました。

レッド系

ブラックバスの大好物であるザリガニを連想させるカラー
人間にとっても、かなり刺激的で反応しやすいカラーですが、ブラックバスにとっても同じなのかもしれませんね。
実績のあるワーム
ブランド | ヒットルアー |
ゲーリーヤマモト | 4インチカットテールワーム |
ゲーリーヤマモト | 4インチヤマセンコー |

「4インチヤマセンコー」では、ノーシンカーワッキーのリフト&フォールで釣りました。
少し強めにパンっとロッドでしゃくり上げたところ、リアクション気味に水面まで上がってきて豪快にバイトしました。
ザリガニが逃げた動きと間違えたのかも?
ツートンカラー

2つの色が合わさったツートンカラーは明滅効果でアピール可能
個人的には、グリパン+チャートといった、濁りに強いカラー同士の組み合わせが好きで、実際によく釣れています。
餌となる魚やザリガニも、確かに背中側とお腹側で色が違うことが多いですね。
実績のあるワーム

ブランド | ヒットルアー |
O.S.P | ドライブSSギル 2インチ |
O.S.P | HPミノー3.1インチ |

「ドライブSSギル2インチ」は、グリパンチャートで実績あり。
寒くて釣れにくくなってきた11月下旬、ブルーギルが多い野池にて、ダウンショットリグで釣りました。

「HPミノー3.1インチ」は、表層をノーシンカーで泳がせて釣りました。マス針のちょん掛け。
スプリットテールが水を切る動きがなんともリアルで、バイトを誘発してくれます。
参考記事


おわりに
濁った水を見ると、ちゃんと釣れるのか?とちょっと心配ですが、こうやって実際に釣れたカラーを見てみると、いろんな色がしっかり見えているんですね。
チャート系など自然界に存在しない色でもしっかり釣れるのは興味深い点です。
また、本記事でたくさん登場したゲーリーヤマモトのワームが好きな方は、下記の記事も参考になるかと思います。
