バス釣りで「よく釣れるワーム」の話題になると、必ず出てくるのがゲーリーヤマモトのカットテールワームです。
筆者は、まだ右も左もわからない入門時期に、3.5インチと4インチカットテールワームで、オカッパリでたくさん釣ることができました。
本記事では、筆者が実際に3.5/4インチカットテールワームを使ってみた所感、使用リグ(仕掛け)、釣り方などをご紹介します。
カットテールワーム概要

カットテールワームにサイズは7種類ありますが、筆者が実際に使って釣れた3.5インチと4インチについてお伝えします。
基本情報

商品名 | 入数 | カラー数 |
3.5インチカットテールワーム | 10 | 41 |
4インチカットテールワーム | 10 | 67 |
3.5インチも4インチも、1パック10本入り。カラーバリエーションの豊富さも魅力の一つです。
実勢価格
アイテム | 実勢価格 |
3.5インチカットテール | 891円/パック |
4インチカットテール | 990円/パック |
Amazonでは700円〜800円台が相場です(2022年11月上旬時点)。
サイズ感

長さの差は約1cm。4インチの方がボディが少しだけ太いです。
いずれも、20cm程度の小バスでもパクッと喰えるサイズ。
スピニングタックルで投げられるし、魚の大きさよりも、とりあえず1匹釣りたい!って人には良いサイズだと思います。
重さ

1本あたり重さ | |
3.5インチ | 約2.3g |
4インチ | 約3g |
遠投とまではいきませんが、ノーシンカー(おもり無し)でもスピニングタックルで十分な飛距離は出ます。少なくとも小規模な野池や河川では問題なし。
形状・フォルム

いわゆるストレートワームの部類に入るのですが、完全なるストレート形状ではなく、なんといっても先端が特徴的。
ワームの名前にもなっていますが、カーリーテールをカットしたことから生まれたワーム。
釣果データ

使用ワーム | 3.5インチカットテール 4インチカットテール |
使用リグ | ノーシンカーワッキー ネコリグ |
釣れた時期 | 6月 7月 8月 10月 |
累計釣果 | 21匹 |
最大サイズ | 31cm |
平均サイズ | 約22cm |
釣り場タイプ | 野池 小河川(水路) |
釣り場の水質 | ステイン〜マッディ |
使用タックル

ロッド1 | シマノ BASS ONE XT 263L-2 |
ロッド2 | メジャークラフト バスパラBXST-645L |
リール1 | シマノ ネクサーブ 2500S |
リール2 | シマノ セドナ 2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 5lb/6lb |
いずれも初心者用の安いタックルです。特にシマノのバスワンシリーズのロッドはおすすめ。
メジャークラフトのバスパラはテレスコロッド(振り出し竿)ですが、自転車で移動するときに便利だったので使用しました。

使用リグ(仕掛け)
ノーシンカーワッキーリグ

筆者が多用してきたのは、マス針を使ったノーシンカーワッキーリグ。
ノーシンカーワッキーリグとは?と思った方は、詳細をこちらの記事にまとめてるので、ご覧ください。
使用フック・サイズ
ハヤブサのフィネスガードダブルハードガード(公式サイト)を使うことが多いです。
サイズは、#4を使っています。
ネコリグ

ネイルシンカーをワームの頭に埋め込み、マス針を刺したネコリグでも釣っています。
ボトムを攻められる簡単な仕掛け。
ネコリグについては、詳細をこちらの記事にまとめています。
使用フック・サイズ
上で紹介した、ノーシンカーワッキーと同じです。
使用ネイルシンカー・重さ

スタジオワンハンドレッドのタングステンネイルシンカー(公式サイト)を使っています。
理由は、安いから。
重さは、0.3gと0.45gを使用。
カットテールに限らずですが、直近では、0.9g〜1.3gくらいのシンカーを使うことが増えてきました。
風の有無、水深、求めるワームの動き、フィールドの形状、どのくらいのテンポで探りたいか等、状況に合わせて重さを変えてみましょう。
実績のあるワームカラー

カラー | 釣果 |
042 ウォーターメロン(ソリッド) | 9匹 |
194 ウォーターメロンペッパー | 6匹 |
297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク | 3匹 |
156 チャート/ペッパー(キウイカラー) | 2匹 |
020 ブラック(ソリッド) | 1匹 |
入門時はウォーターメロン系を多用し、よく釣れました。濁りの弱い場所でも強い場所でも釣れる万能カラーです。
初めて買うにあたり、カラーで迷ったらウォーターメロン系をおすすめします!
マッディな釣り場に行くことが多い方には、下の記事が参考になるかもしれません。よろしければご覧ください。

ルアーアクション
ノーシンカーワッキー

無風または弱風の中、リフト&フォールまたはフォールのみで、よく釣れています。
カットテールを水中に放り込んだところ、着底前にラインが走った(バスが咥えて泳いでいった)、または、着底後にロッドを上げたら魚がバイトしていたことも。
夏、水位が高く風が無い(または弱い)時は、フォールでゆらゆらと揺れながら誘うのが有効的です。
ネコリグ

ワームの先端(頭)にネイルシンカーを差し込んだネコリグでは、水底で餌をついばむ小魚やエビなどをイメージしながら、ボトムでちょんちょんと動かしました。
シェイク、またはボトムバンピング的な動きですね。リフト&フォールを混ぜることもあります。
使ってみて感じたこと
- スピニングタックルで扱いやすい
- ノーシンカーワッキーならリフト&フォールがおすすめ
- ネコリグはボトムでちょんちょん動かすだけ
- おすすめカラーはウォーターメロン系(どんな水質でも釣れる)
- 入門者でも簡単に釣れる
おわりに
カットテールワームは水中に放り込むだけでも釣れる、入門者・初心者に優しいワーム。
スピニングタックルで扱いやすく、特別なテクニックも必要なし。入門時期の筆者でもよく釣れたワームです。
個人的には、梅雨から夏の水位が高い時期に、ノーシンカーワッキーでフワッと漂わせゆらゆらフォールさせるのがおすすめです。風の無い時に試してみてください。
慣れてきたら、ネコリグでボトムを攻めてみましょう。底でちょんちょん動かすだけです。
今では、「カットテールを投げて反応がなければ、ここにバスはいない」と思えるほど、信頼しているワームです。試してみてください。
参考記事
スピニングタックルでアピール力を重視するなら5インチがおすすめ。
