スミスから販売されている、ゲーリーヤマモトのワーム、イモグラブ。
スピニングで扱いやすいイモグラブ40を使い、オカッパリでバスを釣ってみました。
このワームは、餌レベル。初心者の強い味方となるでしょう。
使用リグ(仕掛け)をはじめとした使い方・釣り方のヒント、使ってみて感じたことをお伝えします。
イモグラブ40 概要

基本情報
ブランド | ゲーリーヤマモト Gary YAMAMOTO |
販売者 | スミス SMITH |
ルアー名 | イモグラブ40 (TAIL LESS GRUB) |
サイズ(長さ) | 40mm |
重さ | 約3.5g (カラーにより差異あり) |
入数 | 10本 |
適合フックサイズ | オフセット#1〜#1/0 マスバリ |
定価 | オープン |
実勢価格
2023年5月31日時点、Amazonプライム価格では682円が最安でした。
よく利用する釣具屋の店頭価格では、891円でした。
フォルム

イモと呼ばれるだけあって、イモムシのようなフォルム。
くびれ方が違いますが、ボーリングのピンのような感じもしますね。
甲殻類や虫を連想させる触角や脚は皆無。シンプルなフォルムです。
サイズ感

40mmということで、かなり小さいです。小バスでもパクっと一口でいける大きさ。
4インチグラブのテールをカットしたものと、ほぼ同じ大きさです。
釣果データ

使用ワーム | イモグラブ40 |
使用リグ | ノーシンカーリグ ネイルリグ |
釣れた時期 | 10月 |
累計釣果 | 4匹 |
最大サイズ | 25cm |
平均サイズ | 約20cm |
釣り場のタイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
秋、小型の魚が元気な時期にサクっと釣れました。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ 2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 6lb |
原付バイク・自転車移動が多いのでロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。
リールとラインは格安のもの。

使用リグ(仕掛け)
ノーシンカー(オフセット)

オフセットフックをセットしただけの、シンプルなセッティング。
使用フックとサイズ

イモグラブと同じくスミス社から販売されている、ゲーリーヤマモトワーム向けに作られたGYオフセットフックを使用してみました。
サイズは#1。
フッキングもしっかり決まりました。

パッケージの裏面には、ゲーリーワームとGYオフセットのサイズ適合表が載っており、これが意外と助かります。
ネイルリグ

オフセットフックをセットしたイモグラブの、お尻側からネイルシンカーを差し込んだセッティングです。
使用フックとサイズ
デコイのエスエスフックワーム19(公式サイトはこちら)。
スピニング専用設計とあって、使いやすいです。
サイズは#1を使用。
使用ネイルシンカーと重さ
スタジオワンハンドレッドのタングステンネイルシンカー(公式サイトはこちら)。
主にネコリグに使用しているもので、ネイルリグにも使っています。
重さは0.45gを使いました。
水深や風の有無、自身が展開したいテンポなどによって重さを変えると良いでしょう。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
357 ライトグリーンパンプキン/スモールレッドフレーク | 4匹 |
水質問わず効果的とされるグリパン系のカラー。
赤いラメがアクセントとなっており、若干ザリガニ感もあります。
ルアーアクション
フォール+放置

フォールさせて数秒放置し、ラインが走る、またはロッドを動かしたら掛かっている、というパターンでした。
おそらく、ほとんどがフォールで気づき、着底のタイミングで喰っていると推測します。
リフト&フォール

最初のフォールと放置でダメだった時は、リフト&フォールです。
ロッドをクイクイっとトゥイッチ気味に動かしてしゃくり上げると、表層付近まで上がってきたイモグラブを追うように、バスが姿を現し、そのままバイトしました。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、リグ(仕掛け)、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
ノーシンカーでも飛距離抜群

これは、フォルムのせいだと思いますが、ノーシンカーでも気持ちよく飛ばせます。
緩やかに揺れながらフォール

ノーシンカーで水中に放ると、水平姿勢を保ったまま、若干揺れながらゆらゆらとゆっくりフォールしていきます。
この動きに誘われるバスも多いはず。
難しい状況で釣果をもたらす

10月上旬に釣れた時は、朝8時半になろうとしておりマズメ時でもなく、ピーカン、風はほとんどなく、釣り場は静寂でした。
このような難しい状況で、イモグラブ40をノーシンカーで投げたところ、2投連続で釣ることができました。
イモグラブ40のサイズ感、着水音の小ささ、ナチュラルなフォールアクション、こういった要素が、バスを警戒させることなく、バイトに導いたと思います。
小さいので飲み込まれやすい

小さいので、20cm台のバスであっても口の奥まで飲み込まれやすいので、注意です。
あまり放置し過ぎると、完全に胃の方まで飲み込まれるかもしれません。
おわりに
イモグラブ40は、スピニングタックルで扱いやすく、よく釣れるワームです。
オフセットフックのセッティング方法(記事はこちら)さえ学べば、初心者でも確実に1匹を釣ることができるはずです。
基本的には、ノーシンカーでバスのいそうなポイントへ放るだけ。
イモグラブは釣果への近道です。
同じくフォールや放置でも釣れやすいのが、3インチヤマセンコーです。
