バス釣りをしてみたい!と思ったものの、やったことがなければどんな道具が必要でどのくらいの予算が必要かわかりませんよね。
実際は、必要最低限のタックルから購入し、快適化を目指すなかで徐々にアイテムが増えていくでしょう。
本記事では、本格的にバス釣りのオカッパリを始めて4年の筆者が、ストレスなく釣り楽しむために揃えるべきタックルと予算をご紹介します。
想定した条件
- オカッパリ(陸地からルアーを投げる岸釣り)
- 快適にオカッパリを楽しむのに必要な道具
- 道具の質はストレスなく楽しめるレベル
- スピニングタックルでデビュー
釣竿(ロッド)
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バス釣りでは「ロッド」と呼びますが、釣り竿のことです。これが無ければ、釣りは不可能。
- 初心者はスピニングタックル用のスピニングロッドを選ぶべし
- メーカーは「シマノ」か「ダイワ」なら安心
- 硬さはLクラス(ライトクラス)
大前提として、初心者でも使いやすいのはスピニングタックルなので、専用のスピニングロッドを選びましょう。
メーカーはたくさんありますが、大手メーカーであるシマノかダイワの製品を買っておけば間違いありません。
使用するルアーの重さや特性に合わせて、様々な硬さのロッドがありますが、最初の1本はLクラス(ライトクラス)がおすすめ。
Lクラスなら、だいたい2g〜7gくらいのルアーに対応しており、小さめのワームを使ったライトリグから小型プラグまで幅広く対応可能。
筆者が最初に購入したロッドは、「シマノ バスワンXT 263L-2」。非常に頑丈で価格が安く、コスパの良いロッドでオススメです。
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リール
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上の写真のような機械が、スピニングリール。釣り糸(ライン)を巻き取る機械です。
様々な釣りで使われるリールですが、バス釣りでは大多数の人が、このスピニングリールで入門します。
- スピニングタックル専用のスピニングリールを選ぶべし
- 番手は2500番のシャロースプール
- ロッドと同様に「シマノ」か「ダイワ」製品が安心
スピニングロッドには、スピニングリールを合わせましょう。
リールには、2500や3000のように4桁の数字の「番手」があり、数字が大きくなれば、リールのサイズも大きくなります。
バス釣りで使われるのは、2500番が基本。
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そして、釣り糸(ライン)を巻き付ける部分のことをスプールを呼びますが、このスプールの溝が浅いものと深いものがあります。
バス釣りでは、シャロールプールという浅いタイプが一般的。
メーカーによって表記に違いがありますが、「2500S」等で表記されています。Sは、シャローのS。
筆者が最初に使ったリールは、「シマノ ネクサーブ2500S」。初めて使うには十分な性能だと思います。
ライン(釣り糸)
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ロッドとリールに続き、ライン(釣り糸)が無くてはバスフィッシングは成り立ちません。
- 素材はナイロン
- ナイロンはクセがつきにくくトラブルが少なめ
- 太さは6lbがおすすめ
バスフィッシングで使われるラインの素材は、
- ナイロン
- フロロカーボン
- PE
の3種ですが、初めての人にはナイロンがおすすめ。ライントラブルが少なく、価格も安いです。
太さは、6lb(ポンド)。6ポンドあれば、そうそう切れることもなく、小さめのワームを使ったライトリグ(仕掛け)にも対応できます。
筆者が入門時期から数年間にわたり使っているのは、「ダイワ バスXナイロン」の6lb。大容量で安いのでおすすめ。
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ワーム(ソフトルアー)
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最も手軽に投げられるルアーは、ワーム。ソフトルアーとも呼ばれます。
プラグと呼ばれるプラスチック製のルアーに比べると、安く済むというメリットがあります。
ゲーリーヤマモト 4″グラブがおすすめ
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筆者が個人的におすすめしたいのは、「ゲーリーヤマモト 4″グラブ」。
筆者が初めてバス釣りを経験した1990年代、バス釣りのワームといえば、この4″グラブでした。
- 投げて巻くだけで釣れる
- 投げやすい重さ
- 小さすぎず大きすぎないサイズ感
- 様々なリグ(仕掛け)に対応
様々な使い方ができる超万能型のワームです。
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ジグヘッドリグ or スプリットショットリグで
最初に試すなら、ジグヘッドリグかスプリットショットリグがおすすめ。
それぞれのリグ(仕掛け)の詳細は、下記の記事で詳しく説明しています。
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フック(針)
フックがなければ、魚は掛かりません。これも必需品。
上の項目で紹介した、ジグヘッドリグとスプリットショットリグで使うフックをご紹介します。
ケイテック モノガードラウンドジグヘッド
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ジグヘッドリグにおすすめのジグヘッドは、「ケイテック モノガードラウンドジグヘッド」。
- 重さは1.8g(1/16oz)
- フックサイズは、#2。
その名の通り、1本のガードが付いており、多少の障害物を回避できるモデル。ただ、フッキング率はガードなしのジグヘッドと同等程度。
デコイ エスエスフック ワーム19
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スプリットショットリグに使うオフセットフックなら、「デコイ エスエスフック ワーム19」がおすすめ。
- フックサイズは、#1
スピニング専用設計で、ライトリグ全般で使いやすいフックです。
#1サイズは、4″グラブに限らず、同じくらいのサイズのワームに使えることが多く、汎用性が高め。
ひとつ持っておくと必ず出番がくるでしょう。
シンカー(スプリットショット)
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スプリットショットリグでは、スプリットショットと呼ばれるシンカー(オモリ)を使います。
ウォーターグレムリン ラウンドスプリットショット
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最初に使うのであれば、安くて大容量の「ウォーターグレムリン ラウンドスプリットショット」がおすすめ。
- 重さは、1.66g(商品パケ735-7表記)
1.66gを基準に、水深・風・理想の沈むスピードなど、条件に合わせて重さを変えてみましょう。
ラインカッター
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ラインをフック等に結んだ後、余った部分を切る時に必要。
これからラインの結び方を覚える方は、クリンチノットを覚えておきましょう。おそらく一番簡単な結び方です。
ラインカッターは、コーモランの安いやつを使っています。
プライヤー(針外し)
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ブラックバスを釣り上げたあら、口に刺さっているフックを素早く外してリリースする必要があります。
プライヤーと呼ばれる道具を使いましょう。
- ケガ防止になる
- 外すのが早い
素手で外そうとすると、魚が暴れたときに指に刺さってケガします。あとは、単純にプライヤーを使った方がササっと素早く外せるので便利。
筆者は、シマノ「シマノ ミニリングプライヤー TYPE-F」を使っています。
その名の通り、プラグについている小さめのスプリットリングを外すのにも適しています。
ランディングネット(タモ網)
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バス釣りのオカッパリでは、ランディングネット(タモ網)を使う人と使わない人がいますが、筆者は前者。
- 魚の取り込みが簡単
- 魚体と自分の手を保護できる
- 暴れる魚の動きを抑制できる
- 安全にフックを外して素早くリリース可能
上記のようなメリットがあるので、邪魔だとわかっていても使っています。
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振り出し式(伸びるタイプ)のランディングネットがおすすめ。
筆者は、「プロックス オールインワンミニ」を使っていますが、これがなかなかコスパが良くて満足しています。
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釣り用バッグ
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ルアーやフックなどの小物類を収納するのに必要。
- ショルダーバッグ
- ヒップバッグ
- バックパック
- メッセンジャーバッグ
上記の4種類を使ってきましたが、「ショルダーバッグ」か「メッセンジャーバッグ」がオススメ。
「アブガルシア アブ ランガンメッセンジャーバッグ2」は、コスパが良くて初心者におすすめです。
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予算
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No. | アイテム | 予算 |
1 | スピニングロッド | 10,000円 |
2 | スピニングリール | 5,000円 |
3 | ライン(釣り糸) | 1,000円 |
4 | ワーム(ソフトルアー)1袋 | 1,000円 |
5 | フック(ジグヘッド+オフセットフック) | 1,000円 |
6 | シンカー(スプリットショット) | 500円 |
7 | ラインカッター | 500円 |
8 | プライヤー | 3,000円 |
9 | ランディングネット | 11,000円 |
10 | 釣り用バッグ | 5,000円 |
合計 | 38,000円 |
上記は、Amazonでの販売価格をもとに、少し余裕を持たせたザックリ価格。
3.8万円あれば、快適にバス釣りをオカッパリで楽しめるタックル一式を、余裕を持って揃えられるでしょう。
おわりに
今回ご紹介したのは、快適にストレスなく、オカッパリを楽しむために必要と感じたアイテムです。
もちろん、アイテムによってはグレードも値段もピンキリ。
まずは入門モデルでスタートしてみましょう。
便利グッズの記事もあります。下記をご覧ください。
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