バス釣りをオカッパリで楽しむにあたり、ランディングネットは無くてもなんとかなりますが、あった方がメリットが多いと感じます。
本記事では、ランディングネットを3年ほど使ってみた筆者が、バス釣りのオカッパリでランディングネットを使うことのメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
魚をダメージから守れる

釣った魚をそのまま陸地に置くと、魚は怪我をしたり、暑い時期には火傷をしてしまいます。特に真夏のコンクリートは厳禁。
コンクリートなどの魚を置けないようなフィールドでは特に助かります。ネットに入れてから魚を置けるような場所に移動することも可能。
魚を逃さず安全にフックを外せる

筆者の場合、ネットを使わずに抜きあげたバスでも、陸地でネットに入れることがあります。
バスが暴れても動きを抑制できるし、魚が逃げられない状態で冷静に、そして安全にフックを外せます。もちろん、プライヤーは必須です。
落とし物をすくえる

釣りをしていると、ルアーや小物を水に落としてしまうことがあります。
そんな時、筆者は何度もランディングネットで救出してきました。

特に、伸縮可能なネットであれば、届く範囲が広がってさらに助かるでしょう。
デメリット

最大のデメリットは、オカッパリの機動力が落ちることです。
簡単に言い換えると、「ジャマになる」ということ。
特に、3m以上に伸びるタイプのネットだと、かなり重たいです。
また、筆者は原付バイクか自転車移動が多いのですが、積載・運搬がかなり面倒。
伸びないタイプのランディングネットはどうか?
筆者が初めて購入したランディングネットは、伸びないタイプでした。使ったモデルと感じたことをご紹介します。
ランディングネット概要

ブランド | プロックスPROX |
品名 | ラバーランディングネットショートグリップ |
品番 | ①PX70412CB ②PX70412CR ③PX70412PK |
枠サイズ(cm) | 12型(外径)37.8×31(内径)37×29.5 |
枠カラー | ①青 ②赤 ③黒 |
ネットカラー | ①クリア ②クリア ③ピンク |
全長(cm) | 56 |
自重(g) | 約260 |
定価 | オープン価格 |
実勢価格
2023年3月14日時点、Amazonプライム価格は、2,186円〜2,239円でした。
筆者は2020年6月にAmazonで購入しましたが、やはり2,100円台でした。
メリット

・ゴム付きナスカンにより、腰やバッグに装着したままランディング可能
・ラバーネットの網目が大きく素材的にもルアーが絡みにくい
・価格が安い
・軽い
ちなみに、ゴム付きナスカンは90cmくらいは伸びました。腰やショルダーバッグに付けたままでも、伸ばして楽にランディングできます。

自転車で釣りに行くことも多いので、リアキャリアに載せられるのも嬉しい点です。
デメリット
・折りたたみできない
・自分の手が届く範囲しかランディングできない
所感
- 高さがなく足場がしっかりした場所ならショートグリップのランディングネットでもOK
- 軽いのでそこまでの負担にはならない
- 安いのでとりあえず試しに使ってみるには良い
伸縮式ランディングネットはどうか?

バス釣りを本格的に始めてから1年後、3.8mまで伸びるランディングネットを購入しました。
2023年3月現在、こちらのネットを使用しています。
メリット
- 高さのある場所でも魚を取り込める
- 足場の悪い場所でも魚を取り込みやすい
- 木の枝や杭にひっかかったルアー回収にも使える
デメリット
- 重くてかさばるので機動力がかなり落ちる
- 価格が高い
所感
- 高さや傾斜のある場所でも安心して魚をとりこめるようになった
- 攻められるエリアが増えた
- あらゆる状況でも魚を取り込めるという安心感を得られた
邪魔は邪魔なのですが、なんやかんや、今ではこのネットを必ず携帯するようになりました。
詳細は、下記の記事にまとめています。

おわりに
バス釣りを始めたばかりの頃は、小さな魚ばかり釣れていたので、すべて抜き上げてなんとかなっていました。
しかし、経験を積むにつれて40cmを超える魚も釣れるようになり、抜き上げるのが難しいという場面が増えてきました。
そんな時、やはりランディングネットがあると安心して魚を取り込めます。
もちろん、魚体の保護や怪我防止のためにも、あったほうが良いでしょう。
一方で、もちろんデメリットもあります。特に、かさばって機動力が落ちる点。これは避けられません。
それでも、一度使い始めてメリットを感じてからは、オカッパリには必ずランディングネットを持参しています。