スティーズスピナーベイトは、実釣力、使用感、コスパの各要素において満足できる、優秀なスピナーベイト。
オカッパリでバスを釣ってみましたので、使い方・釣り方、使用してみての所感をご紹介します。
スティーズスピナーベイト概要

基本情報
ブランド | スティーズ(ダイワ) STEEZ (DAIWA) |
ルアー名 | スティーズスピナーベイト STEEZ SPINNER BAIT |
サイズ (重さ) | 1/4oz TW 1/4oz DW 3/8oz TW 3/8oz DW 1/2oz TW 1/2oz DW 5/8oz TW 5/8oz DW |
色数 | 1/4ozモデル:7 3/8ozモデル:15 1/2ozモデル:15 5/8ozモデル:7 |
メーカー希望 本体価格 | 1/4oz:1,200円 3/8oz:1,200円 1/2oz:1,300円 5/8oz:1,400円 |
サイズ感

ワイヤーの長さ、スカートの長さ、フックサイズ 、ブレードサイズ、各パーツが、ほんの少しだけハイピッチャーよりも長く、大きいです。

それでも、コンパクトなサイズ感に仕上がっています。
ただ、ワイヤー径は、ハイピッチャーより少さく(細く)なっています。
重さ

3/8oz TWモデルの全体の重さは、約16gでした。
ブレード

表側にロゴとパターンが入った薄めのブレード。ハイピッチで安定した回転を見せてくれます。
スカート

シリコンスカート。ハイピッチャーと比べるとフレアのしやすさは控えめな印象。
フック

フックは太め。貫通力の高いサクサス加工(Saq Sas)。
釣果データ


使用ルアー | STEEZスピナーベイト TW 3/8oz |
釣れた時期 | 7月 8月 |
累計釣果 | 2匹 |
最大サイズ | 35cm |
平均サイズ | 約28cm |
釣り場のタイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
真夏の夕マズメに2匹。小バスとなかなかの良型がヒット。
春には初フィッシュとなるニホンナマズも釣りました。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 666TMB |
リール1 | シマノ SLX MGL70 (ノーマルギア) |
リール2 | シマノ SLX MGL70XG (エクストラハイギア) |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 12lb/14lb |
ロッドは原付バイク・自転車移動がメインなので、テレスコロッド(振り出し竿)。
リールは、ノーマルギアを修理に出していてXGを使っただけで、使い分けに特に意味はありません。
ラインは格安のナイロンライン。

トレーラーフック

根掛かりが少ないエリアであれば、トレーラーフックを付けることが多いです。
使用フック・サイズ
使用しているのは、T・N TRAILER HOOK(ティエヌトレーラーフック)。
サイズは#1/0。
ちなみに、トレーラーワームは付けていません。

実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
スパークレッド | 2匹 |
スポーニング時期に使いたくて買ったのですが、春はナマズしか釣れず・・・。
まあ、おそらく季節関係なく釣れるカラーでしょう。
ルアーアクション

ただ巻きで釣りました。巻く速度は、普通。遅くもなく速くもなく。
2匹目については、対岸の岸際に投げて、着水して泳がせ始めた直後のバイトでした。
釣れたポイント・レンジ

1匹目は、河川(水路)と野池をつなぐ用水路。
2匹目は、斜め護岸の岸際近く、凹んでいるポイント。隠れていたようです。
レンジはいずれも表層。水深10〜20cmほどを泳がせてバイトがありました。
使ってみて感じたこと
安定した泳ぎ・動き
速巻きでも、スローに巻いても、安定して泳ぎます。
ブレードの回転も安定感があり、スローに巻いてもハイピッチでよく回ります。
格安のスピナーベイトにありがちな、ブレード回転時の不安定さはなし。
適度な巻き抵抗
巻き抵抗は、そこまで重くはなく、適度な印象。
巻いていると、回るブレードの振動が手元に伝わってきます。
速巻きもしやすいです。
ワイヤーは少し弱め

20cmの小バスでも、釣ったあとはワイヤーが変形しました。
最初にナマズを釣ったとき派手に変形したので、変形しやすくなっていた可能性もありますが、曲がりやすい印象を受けました。
O.S.Pのハイピッチャーとワイヤー同士を比較してみると、スティーズの方がワイヤー径が僅かですが小さい(細い)です。
コスパは悪くない
実勢価格は、店舗で1,100円前後。セール期間だと1,000円を切ることもあります。
スピナーベイトの中では、手を出しやすい価格設定。性能を考えれば高くありません。
小規模フィールドでのオカッパリで使いやすい

O.S.Pのハイピッチャーより少しだけ大きい程度で、コンパクトなサイズ感。
小規模フィールドを攻めることが多い筆者にとっては、非常に使いやすいサイズです。
バランスの取れたルアー

動きの安定感、投げ心地や巻き心地、実釣力、コストパフォーマンス、あらゆる面で求める基準をクリアしており、バランスの取れたルアーだと感じました。
ワイヤーが少し弱いのが、唯一のデメリットでしょう。
おわりに
スティーズスピナーベイトは、バランスの取れたスタンダードなスピナーベイト。
使いづらいと感じることは、まずないでしょう。
コンパクトなサイズ感で、小規模フィールドでのオカッパリで活躍するはず。
コスパも良く、最初に使ってみるスピナーベイトとしてもアリだと思います。
個人的には、小バスも良型も、ナマズくんも釣れた実績があり、頼もしいアイテムの一つとなっています。
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