HMKL(ハンクル)のK-1ミノー65F/65SP(ケイワンミノー)は、ハイプレッシャーなフィールドでも結果を残すバス釣り用の小型ミノーです。
小規模な野池や河川では釣れるバスも小型が多いですが、それでも確実に釣果をもたらしてくれる優秀なミノーで、初心者の方におすすめです。
オカッパリで使用してバスを釣ってみましたので、釣り方、使い方、使ってみた所感をお伝えします。
K-1ミノー65F/65SP 概要

K-1ミノー65F (ケイワンミノー) | K-1ミノー65SP (ケイワンミノー) | |
メーカー | HMKL (ハンクル) | HMKL (ハンクル) |
サイズ | 65mm | 65mm |
重量 | 3.0g | 3.2g |
タイプ | フローティング &サイレント | サスペンド |
定価(税込) | 1,650円 | 1,650円、他 |
HMKLって何?と思われた方は、下記の記事をご覧ください。

サイズ感

長さ | 重さ | |
HMKL K-1ミノー65SP | 6.5cm | 3.2g |
イマカツ IKスピンジャーク | 6.5cm | 4.2g |
O.S.P ドゥルガ73SP | 7.3cm | 4.7g |
上の写真と表ですが、サスペンドタイプの同等サイズのミノーで比較してみました。
小型ミノーばかり投げていると感じますが、1gの差はけっこう使い勝手や使い心地に影響してきます。

ボディの幅もなくスリムな体型。ボリューム感はかなり少なめ。
無駄を省いたシンプルでストレートなフォルムです。
リップ

リップは、同等サイズのミノーと比べると小型で控えめ。潜行深度は抑えられています。
ラトル
65Fも65SPも、ラトル無しのサイレントタイプ。
釣果データ

使用ルアー | K-1ミノー65F/65SP |
釣れた時期 | 6月 7月 8月 11月 |
累計釣果 | 65F:6匹 65SP:19匹 合計:25匹 |
最大サイズ | 35cm |
平均サイズ | 約19cm |
釣り場のタイプ | 野池 小河川 |
釣り場の水質 | クリア ステイン マッディ |

ステイン〜クリアな水質で、小型の数釣りに強いです。
実釣動画
2分半程度の動画です。だいたいの動かし方が伝わるかなと思います。よろしければご覧ください。
使用タックル

ロッド1 | バスワンXT 263L-2 |
ロッド2 | メジャークラフト バスパラBXST-645L |
リール1 | シマノ ネクサーブ2500S |
リール2 | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS Xナイロン 6lb |
初心者向けの入門機種を使っています。
バスパラはテレスコロッド(振り出し竿)ですが、こちらはバイク・自転車移動の際に使っています。

実績のあるルアーカラー

ルアーカラー | 釣果 |
シルバーミラー | 19 |
スーパーワカサギ?(*) | 6 |
HMKLのミノー全般がそうですが、フラッシング効果の高いカラーが効果的です。
シルバーミラーは特にフラッシングが強めで、バスからの反応はかなり良いです!
ルアーアクション

大多数をトゥイッチで釣っています。ただ巻きでは1匹だけ。
特に、流れの無い野池ではトゥイッチで動かし続ける方がベター。動きを止めてしまうと、コバスであっても見切られるので。
流れの速い川であれば、流れに乗せてドリフトさせてから、時折トゥイッチを入れると反応することがあります。
65Fの場合

フローティング仕様なので、動かしていないと水面に浮いてきます。
トゥイッチの場合、動かしている間は30cm前後潜ります。
ロッドをクイっと動かして潜った時、浮き始める前に次のトゥイッチを入れます。
これを続けて、常に潜って動き続けるようにし、バイトを待つ感じです。けっこう手が疲れます。
「障害物=根掛かり」が多いフィールドで使いやすいでしょう。
65SPの場合

水中にとどまるサスペンド仕様なので、ロッドの角度で潜行深度を調節しながらトゥイッチできます。
65Fのように必ずしも常に動かし続ける必要はなく、魚の反応を見ながらアクションや潜行深度を調節します。
しかしながら、高水温期にあまりポーズ(止まる)の時間が長いと見切られるので注意です。

釣れたポイント・レンジ

オープンエリアのシャロー、ブッシュ際、岸際など。
そこまで潜るルアーではないので、表層、水深20cm前後で釣れています。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
あらゆるフィールドでよく釣れる

野池でも河川でも、クリアウォーターでも濁りのあるフィールドでも、よく釣れます。
ブルーギルやライギョだらけの野池でもしっかり釣れます。
フラッシング効果が強め

HMKLのミノーは綺麗な塗装で仕上げてあり、フラッシング効果が高いカラーリングがほとんどです。
このフラッシングの明滅は本当に重要で、バイトしてくる魚を観察していると、確実にキラっとミノーが光る時に反応しています。
サイレントタイプのミノーだし、華奢だし、音や波動というよりは、フラッシングで勝負ですね。
数釣りに最適

2021年11月上旬、とある小規模河川にて、1時間ほどの間にK-1ミノー65SPで10匹連続で釣り、改めてよく釣れると感じました。

小型の個体が元気な秋は、数釣りで活躍すること間違いなし。
水が綺麗だったので観察できましたが、トゥイッチでダートさせキラっと光の明滅を放つと、バスがすっ飛んできました。
スピニングで操作しやすい

3g程度と軽いのに飛距離はよく出るし、大きな野池のオープンウォーターでも使いやすかったです。
トゥイッチは、ずっとしていると疲れますが、K-1ミノー65F/SPは軽いので、体への負担は少なめ。
スピニングタックルで扱いやすく、初心者のミノー入門にもおすすめ。
おわりに
K-1ミノー65F/SPは、なかなかサイズは選べないものの、ハイプレッシャーなフィールドでも確実に結果を残してくれます。
小型が多いですが、良型も釣れますし、一つ持っておいて損はないルアーだと思います。
弟分と兄貴分である、50SPと85SPもよく釣れます。

