【バス釣り】スピニングタックルで投げるミノー入門 トゥイッチングは強い

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小型のミノーは、確実にバスが釣れる頼もしいプラグ。

良型をコンスタントに釣るのは難しいですが、数釣りには適しており、釣り方を覚えておいて損はないルアーです。

小型ミノーにハマってしまってからは、小型ミノーを使った日の勝率は、8割くらいの感覚。

寒い時期は釣れにくいですが、活性の高い時期のボウズは激減しました。

本記事では、これから小型ミノーを使ってみたい方に向けて、小型ミノーで効果的に釣るためにおさえておきたいポイントをご紹介します。

もくじ(クリックでジャンプ)

小型ミノーの定義

小型ミノーの例
  • スピニングタックルで投げやすい
  • 5cm〜7cm台
  • 4g前後

本記事で言う小型ミノーは、おおよそ上記のポイントが当てはまるものとして、話を進めていきます。

数釣りなら小型ミノー最強説

とにかく数が釣れる

令和の釣果(*)453匹
小型ミノーによる釣果109匹
小型ミノーが占める割合24%
*2020年5月〜2023年7月のラージマウスバスの釣果

令和、たくさんのラージマウスバスを釣ってきましたが、そのうち4匹に1匹は、小型ミノーで釣った計算になります。

1回の釣行で釣れた数13匹×1回
10匹×1回
7匹×1回
6匹×3回
4匹×3回
3匹×4回
2匹×9回
1匹×19回
合計109匹

時期にもよりますが、複数釣れる日が非常に多く、2桁を狙えることもあります。

数釣りに向いていると言えるでしょう。

大物は狙いにくい

27cm
最大サイズ35cm
平均サイズ約19cm

全てメジャーで計測したわけではありませんが、ザックリ測って20cm前後が大多数を占めています。

まだ35cm以上は釣れたことなし。

小型ミノーが有効な場面・条件

水の透明度が高い

筆者の個人的な経験上、マッディな水質よりはステイン〜クリアな水質の方が、小型ミノーで釣りやすいです。

上の写真の、右側くらいの透明度があるとベター。

トゥイッチした時にミノーが放つフラッシングが効きやすいため

また、単純に、小柄なのでマッディな水質では見つけてもらいにくいでしょう。

風が無い or 弱い

  • キャストしづらい
  • 荒れた水面・水中ではアピール力が弱い

風が強いときでも釣れますが、基本的にはやりづらくなってしまいます。

アクションはトゥイッチが最強

筆者は小型ミノーを投げるとき、ルアーアクションは決まってトゥイッチングです。

ロッドの先をチョン・チョンと動かして、ちょこまかと逃げ惑う小魚を演出しています。

令和に小型ミノーで釣った109匹の、ルアーアクションの割合は下記の通り。

ルアーアクション釣った数
トゥイッチ105
ただ巻き1
その他3

実釣動画

小型ミノーをトゥイッチで操った動画です。

動かし方のイメージを掴んでいただけるかと思いますので、よろしければご覧ください。

5分程度の動画です。

トゥイッチングで心掛けていること

  • フラッシング効果で誘う
  • 水中で素早く移動させてリアクションでも誘う
  • 動かし続けて見切らせない

フラッシング効果は大事

小魚のボディは光沢があって動くたびに光る

ブラックバスはキラキラと光るものに反応する習性があります。

スピナーベイトで釣れるのはそのせいでしょう。

川で小魚の群れを見ると、動く度に太陽光が反射して、キラっと光を放っているのが確認できます。

水がクリアなフィールドで見えバスを何度か釣っていますが、フラッシング効果の高いルアーカラーを選ぶと、魚からの反応が良い印象。

上の写真は、HMKL(ハンクル)のK-1ミノー65SPの「シルバーミラー」というカラーですが、こういった強めのフラッシングが期待できるカラーがおすすめ。

リアクションバイトも期待できる

岩の間から飛び出してきたバス

目の前、または隠れている場所のすぐ近くにシュ!っとミノーが来た時に、反射的にバイトしてくるバスも何匹かいました。

とある野池で、チャートカラーのドゥルガで釣った魚は、岩の上を通した際に、岩の隙間から飛び出してきました。

おそらく待ち伏せしていた時に、反射的に食らいついたのでしょう。

このように、必ずしもフラッシングが必要というわけではありません。

動かし続ける

野池での1匹

これは、特に野池で釣る時の話です。

ハイプレッシャーな野池では、ミノーの動きを止めてしまうと、バスに見切られてしまうことが多いです。

なので、見切らせないためにも、動かし続けた方がベター。

これらのポイントを心掛けて、野池にて表層をトゥイッチングで泳がせていたところ、35cmくらいのバスが釣れました。

たまに良型も釣れるので楽しいですね。

トゥイッチングで釣る魅力

  • 必死に追いかけてバイトするバスの姿を観察するのが面白い
  • 空腹でなくても捕食スイッチを入れることができる
  • サイトでの見えバスにも効く
  • ルアーの潜行深度は深くても50cm程度で根掛かりがほとんどない
  • 釣れたのではなく自分で“釣った”感がある

一番の魅力は、やはり自分自身の実力で釣ったと感じることができる点ですね。

何も考えずに巻くのではなく、自分のテクニックで喰わせた感があるので、楽しいです。

最初の1匹を釣るためのポイント

魚の活性が高い時期を狙う

6月〜10月がおすすめ

この時期は、バスの活性が高く、比較的カンタンに釣れます。

ただ、小型が元気な時期なので、大物は狙いにくいです。

流れの無い or 緩いフィールドがおすすめ

流れのない水路にてO.S.Pのベントミノー76Fで 
  • 野池 or 流れのゆるい水路が◎
  • ミノーを操りやすい
  • ミノーの動きを観察しやすい
  • バスの反応を観察しやすい

透明度と風

本記事の上の方で触れましたが、

  • 透明度が高い
  • 風がない or 弱い

という条件が有効です。

タックルは入門機種でOK

筆者の今までの使用タックルは、下記の通り。

 機種名
ロッド1シマノ
バスワン XT 263L-2
ロッド2メジャークラフト
バスパラBXST-645L
ロッド3ダイワ
ブレイゾンモバイル646TLS
リール1シマノ
ネクサーブ 2500S
リール2シマノ
セドナ 2500S

いずれも5千円〜1万円程度。高級タックルは必要ありません。

ロッドはL(ライト)クラスで、2g〜7gのルアーに対応しているバーサタイルロッドです。

直近では、原付バイクか自転車移動が多く、テレスコロッド(振り出し竿)の出番がほとんど。

ラインはずっとダイワの「BASS X ナイロン」を使っています。

太さは6ポンド

安くて強度にも問題がなく、おすすめ。

ワームのような繊細な釣りではないので、ある程度の強度(太さ)があった方がベター。

初心者におすすめしたい小型ミノー

「初めて投げるのにオススメはどれ?」と聞かれたら、筆者は下記の2種を勧めます。

O.S.P「ドゥルガ73F」

バス釣りを始めて半年も経っていない頃、筆者が初めてミノーでバスを釣ったルアー

初めてのトゥイッチングは、ぎこちなかったはずですが、それでもちゃんと小バスが釣れてくれました。

下記の記事で詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

HMKL「K-Iミノー65SP」

「シルバーミラー」カラーは鉄板!

一番の強みは、高いフラッシング効果

数釣りの強さはもちろんのこと、関東の超ハイプレッシャーな野池で35cmの良型も釣れました。

大きさ、重さ、アクション、様々な要素においてバランスが取れた操りやすいミノーです。

詳しくは下記の記事にまとめています。よろしければご覧ください。

まとめ

大事なポイントをおさらいします。

  • 小型ミノーはよく釣れるルアー
  • 特に数釣りに強い
  • 大物は狙いにくい
  • 6月〜10月が狙い目
  • 透明度が高いフィールドで釣れやすい
  • 強風での使用には向かない
  • アクションはトゥイッチが最強
  • 見切らせないためには動かし続ける
  • タックルは安物で問題なし
  • ラインはナイロン6ポンドがおすすめ
  • フラッシング効果の高いカラーを選ぶべし

おわりに

ミノーでトゥイッチして釣ると、釣れたのではなく、自分のテクニックで釣り上げた感じがするので、かなり嬉しく感じます。

基本的には小バスが食いついてきますが、数釣りを楽しみつつ、たまーに出る良型を楽しむのもよし。

プラグで釣りたい!と思った時は、まずはお手軽に、小型ミノーを投げてみてはいかがでしょうか。

その他のおすすめ小型ミノー

上で紹介した2種の他にも、いくつかオススメの小型ミノーがあります。

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