【実釣インプレ】K-1ミノー85SP HMKLの原点的ミノー

HMKL(ハンクル)のK-1ミノー85SPは、日本各地のベイトフィッシュにマッチするサイズ感で使いやすいルアー。

また、無駄のないシンプルデザインも魅力の一つです。

関東の野池や河川にて、K-1ミノー85SPを使ってバスを釣ってみました。

本記事では、使ってみての所感、おすすめの使い方・釣り方をご紹介します。

目次

HMKL K-1ミノー85SP 概要

品名K-1MINNOW 85SP
(ケイワンミノー85SP)
メーカー/ブランドHMKL(ハンクル)
サイズ85mm
重量6.3g
タイプSUSPEND
フックサイズ#8
定価(税込)1,870円
*2023年2月中旬時点
製品情報ソース:HMKL公式サイト製品情報ページ

サイズ感

上:阿修羅、下:K-1ミノー85SP

上との写真は、O.S.Pの阿修羅II925Fと比べたもの。

左が阿修羅、右がK-1ミノー85SP

阿修羅IIと比べ、ボディはかなりスリム。

サイズ・フォルム的には、ワカサギ・オイカワ・タモロコ・クチボソといったベイトフィッシュにイミテート可能。

釣果データ

21年9月撮影
21年10月撮影
21年10月撮影
使用ルアーK-1ミノー85SP
釣れた時期8月
9月
10月
累計釣果4匹
最大サイズ22cm
平均サイズ約21cm
釣り場のタイプ野池
小河川
釣り場の水質ステイン
マッディ

使用タックル

ロッドシマノ
バスワンXT 162ML-2
リールシマノ
SLX MGL70(ノーマルギア)
ラインダイワ
BASS X ナイロン12lb

ルアーの重さは6.3gなのでスピニングでも投げられます。

スピニングとベイトの両方で投げてみましたが、強めのトゥイッチで機敏に動かしやすいのはベイトタックルでした。

飛距離は出ませんが、ベイトタックルで投げています。

実績のあるルアーカラー

カラー釣果
アユ系2匹
ワカサギ系2匹

かなりナチュラルなカラーですが、フラッシング効果が強めのカラーリングだったので、ステイン〜マッディな水質でも効いたようです。

ルアーアクション

トゥイッチ

筆者はミノーを使う時、95%くらいの割合でトゥイッチで誘います。

K-1ミノーはフラッシング効果のある塗装なので、ステイン〜クリア寄りの水質では特に有効だと感じます。

ただ巻き

河川で発見したベイトフィッシュの亡骸

ある日、いつものようにトゥイッチで水門まわりを攻めていましたが、全く反応がありませんでした。

そこで、水門まわりを泳ぐベイトフィッシュを観察してみると、流れに乗って割とゆっくりヒラヒラ泳いでいました。

ただ巻きで

そして、それをイメージしてただ巻きでゆっくり泳がせてみたところ、1投目で釣れました。

マッチ・ザ・ベイト、ですね。サイズやシルエットだけでなく、アクションもマッチさせるのも大事だと感じました。

やはり、河川ではミノーに似たシルエットの川魚が多いので、ベイトフィッシュを観察しながらアクションを出すのが吉かと思います。

潜行深度

筆者のタックルと使い方では、表層付近を泳がせています。潜るのは深くても50cm程度。

使ってみて感じたこと

  • トゥイッチで誘うと魚からの反応が良い
  • フラッシング効果があるカラーは少しでも透明度のある水質が吉
  • スピニングでもベイトでも投げられる
  • 強めのトゥイッチで使うならベイトタックルの方がベター
  • ベイトタックルでは飛距離を出しにくい
  • オイカワ・タモロコなどが多い川では魚の反応が良い
  • 川魚が少ない野池でも釣れる
  • 止水域で使うなら動かし続けた方が見切られにくい(暖かい季節)

おわりに

K-1ミノー85SPは、日本のベイトフィッシュにマッチするサイズ感が魅力の、シンプルデザインのミノーです。

河川では、その場にいるベイトフィッシュの動きを観察して、ルアーアクションで真似てみるのも良いでしょう。

野池では、見切られないようにトゥイッチで動かし続けて釣るのがおすすめです。

筆者は引き続き、良型を狙って投げ続けたいと思います。

弟分の65SPと50SPもよく釣れます。

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