【実釣インプレ】K-1 ミノー85SP HMKLの原点的ミノー

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HMKL(ハンクル)のK-1ミノー85SPは、日本各地のベイトフィッシュにマッチするサイズで、非常に使いやすいルアー。

また、無駄のないシンプルデザインも魅力の一つです。

このミノーを投げれば、トゥイッチ&ジャークによるダートアクションとフラッシングで、確実な釣果を得られるでしょう。

本記事では、ケイワンミノー85SPを使ってバスを釣っている筆者が、使ってみた所感、おすすめの使い方・釣り方をご紹介します。

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HMKL K-1ミノー85SP 概要

ルアー名K-1MINNOW 85SP
ケイワンミノー85エスピー
ブランドHMKL
ハンクル
サイズ85mm
重量6.3g
タイプサスペンド
フックサイズ#8
定価(税込)1,870円
ソース:HMKL公式サイト(2023年8月22日時点の情報)

HMKLの原点は、ミノー。

そしてこのK-1ミノー85SPは、HMKLを代表するルアーの一つです。

サイズ感・フォルム

上:阿修羅、下:K-1ミノー85SP

大きすぎず小さすぎず、スタンダードなサイズのミノーです。

上の写真は、O.S.Pの阿修羅II925Fと比べたもの。

左が阿修羅、右がK-1ミノー85SP

阿修羅IIと比べ、ボディはかなりスリム。

サイズ・フォルム的には、ワカサギ・オイカワ・タモロコ・クチボソといったベイトフィッシュにイミテート可能。

85mmは、けっこう絶妙なサイズ感かもしれません。

釣果データ

使用ルアーK-1ミノー85SP
釣れた時期7月
8月
9月
10月
累計釣果6匹
最大サイズ24cm
平均サイズ約21cm
釣り場のタイプ野池
小河川
釣り場の水質ステイン
マッディ

夏〜初秋、小型の個体が元気な時期に釣れています。

細身でボリューム感はそこまでないので、けっこう小さいのがよく釣れますね。

使用タックル

ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル 666TMB
リールシマノ
SLX MGL70
(ノーマルギア)
ラインダイワ
BASS X ナイロン12lb

強めのトゥイッチ&ジャークならベイトタックルがおすすめ

ルアーの重さは6.3gなのでスピニングでも投げられます。ベイトタックルだと飛距離は出ません。

飛距離を犠牲にしてでも、強めのトゥイッチやジャークによるアクションを優先して、今のところベイトタックルで投げています。

原付バイクか自転車での移動がメインなので、ロッドはテレスコロッド(振り出し竿)を使用。

5g-18gのルアーに対応したバーサタイルロッドです。

ブレイゾンモバイルのインプレはこちら

実績のあるルアーカラー

カラー釣果水質
アユ系2匹ステイン
マッディ
ワカサギ系4匹ステイン
マッディ

ナチュラルなカラーですが、フラッシング効果が強めのカラーなので、ステイン〜マッディな水質でも効きます。

ただ、やはり透明度が高い方がフラッシングが効果的ですね。

ルアーアクション

トゥイッチ&ジャーク

筆者はミノーを使う時、95%くらいの割合でトゥイッチ&ジャークで誘います。

K-1ミノーはフラッシング効果のある塗装なので、ステイン〜クリア寄りの水質では特に有効。

ただ巻き

河川で発見したベイトフィッシュの亡骸

ある日、いつものようにトゥイッチで水門まわりを攻めていましたが、全く反応がありませんでした。

そこで、水門まわりを泳ぐベイトフィッシュを観察してみると、流れに乗ってゆっくりヒラヒラ泳いでいました。

ただ巻きで

それをイメージしてただ巻きでゆっくり泳がせてみたところ、1投目で釣れました。

マッチ・ザ・ベイト、ですね。サイズやシルエットだけでなく、アクションもマッチさせるのも大事だと感じました。

河川ではミノーに似たシルエットの川魚が多いので、ベイトフィッシュを観察しながらアクションを出すのが吉かと思います。

潜行深度

筆者のタックルと使い方では、表層付近を泳がせています。

潜るのは深くても30cm程度(トゥイッチ&ジャーク時)。

使ってみて感じたこと

  • トゥイッチ&ジャークで誘うと魚からの反応が良い
  • 透明度が高い方がフラッシングが効果的
  • スピニングでもベイトでも投げられる
  • 強めのトゥイッチで使うならベイトタックルの方がベター
  • ベイトタックルでは飛距離を出しにくい
  • オイカワ・タモロコなどが多い川では魚の反応が良い
  • 川魚が少ない野池でも釣れる
  • 止水域で使うなら動かし続けた方が見切られにくい(暖かい季節)

キーポイントはフラッシングと水質

ステインウォーターで

ただ巻きが効くときもありますが、トゥイッチ&ジャークで強めにダートさせ、フラッシングを放つとかなり効果的。

水の透明度が高い方がこの光が目立つので、水質はステイン〜クリア寄りの方が有利でしょう。

無駄のないシンプルデザイン

無駄が一切ない細身のボディ、これにリップと二つのフックがついた、非常にシンプルなルアー。

複雑な曲線や造形美はありません。

いかに本物に似せるかではなく、無駄を削ぎ落として魚を釣る機能を持たせることに、全力を注いでいる感じがするんですよね。

そして、このシンプルさでフラッシングを放てば確実に釣れるわけです。

ルアーフィッシングの原点を思わせるような、シンプルで良いミノー。タックルボックスに一つは入れておきたいアイテムです。

おわりに

K-1ミノー85SPは、日本のベイトフィッシュにマッチするサイズ感が魅力の、シンプルデザインミノーです。

河川では、その場にいるベイトフィッシュの動きを観察して、ルアーアクションで真似てみるのも良いでしょう。

野池では、見切られないようにトゥイッチ&ジャークで動かし続けて釣るのがおすすめ。

参考記事

弟分の65SPと50SPもよく釣れます。

K-1ミノー65F/65SPのインプレはこちら

K-1ミノー50SPのインプレはこちら

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