ゲーリーヤマモトの大人気商品、カットテールワーム 。スピニングタックルで対応しやすい最大サイズが5インチです。
使ってみて判明したのは、定番の4インチと同様、「よく釣れる」という事実。
おかっぱり釣行で、スピニングタックルで投げてみた筆者の経験をもとに、使い方や所感などをご紹介します。
5インチカットテールワーム概要

基本情報
ブランド | ゲーリーヤマモト Gary YAMAMOTO |
商品名 | 5”カットテールワーム 5″ KUT TAIL WORM |
サイズ(長さ) | 5インチ |
入数 | 10 |
カラー数 | 29 |
実勢価格
ネット通販でも店舗でも、1パック800円台が多いです。
重さ

ひとつあたり、約4.6g。
ノーシンカーリグ、ネコリグであればスピニングでも扱いやすいですね。
4インチとの比較

CM換算 | 重さ | |
5インチカットテールワーム | 約13cm | 約3g |
4インチカットテールワーム | 約10cm | 約4.6g |
定番の4インチと比べて、3cmくらい長く、重さは1.5倍ほど。

ボディも4インチより少し太く、意外とボリューム感は差が出ています。
釣果データ

日にち | 時間 | 天気 | 風 | 表水温 | 魚のサイズ | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 (※魚がバイトした水深ではない) | ルアー カラー | リグ/チューニング | アクション |
9/15 | 15:30 | 晴 | 弱 | 23.0 | 20cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸沿い | 40-50cm | 229 ホットピンク(バブルガム) | ネコリグ/ネイルシンカー0.3g | リフト&フォール+シェイク |
10/16 | 15:05 | 曇 | 弱 | 20.8 | 約15cm | 河川H(小) | かなり濁っている | 用水路 | 50-60cm | 229 ホットピンク(バブルガム) | ネコリグ/ネイルシンカー0.45g | ボトムバンピング |
11/6 | 15:41 | 晴 | 中 | 14.4 | 約20cm | 河川H(小) | 濁っている | 用水路 | 50-60cm | 241 シナモン(ソリッド) | ネコリグ/ネイルシンカー0.8g | ボトムバンピング |
11/6 | 16:04 | 晴 | 中 | 14.4 | 26cm | 河川H(小) | 濁っている | 用水路 | 50-60cm | 241 シナモン(ソリッド) | ネコリグ/ネイルシンカー0.8g | ボトムバンピング |
秋に、5インチカットテールワームで小型ながら4匹釣りました。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル646TLS |
リール | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン6lb |
いくつか使ってきましたが、直近では上記のタックルです。
原付バイク・自転車移動が多いので、テレスコロッド(振り出し竿)を使用。
使用したフィールド

エリア | 関東地方の田園地帯 |
釣り場タイプ | 水路 |
規模 | 小 |
水の流れ | 緩やか |
水質 | 通年で強い濁り |
水深 | 最も深い場所で推定1m程度 |
特徴 | ・変化に乏しい ・大河川の本流と繋がっている |
主なベイト | ・ブルーギル ・オイカワやタモロコ等の魚 |
プレッシャー | やや低い |
上記のような水路で釣れています。
この他にもう1ヶ所、似たような条件のフィールドでも釣れました。
使用リグ(仕掛け)
ネコリグ

ワームの頭にネイルシンカーを埋め込んでマス針を刺したネコリグで釣りました。
ネコリグの詳細は下記の記事で紹介しています。
フックを刺す位置

真ん中より、少し頭寄りにさしています。
使用フックとサイズ

基本的には4インチカットテールの時と同様のアイテムを使用。
筆者は、ハヤブサのガード付きマス針、フィネスガード(公式サイトはこちら)を使うことが多いです。
フックサイズは#4が基本。
使用ネイルシンカーと重さ
使用ネイルシンカー

スタジオワンハンドレッドのネイルシンカーはスリムなので、細身のカットテールに差し込みやすく、コスパも良いのでおすすめです。公式サイトはこちら。
ネイルシンカーの重さ

今まで使用して釣れたのは、0.3g、0.45g、0.8gです。
フィールドの水深、風、出したいアクション、どんなテンポで探りたいか等で、変えてみると良いでしょう。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
229 ホットピンク(バブルガム) | 2匹 |
241 シナモン(ソリッド) | 2匹 |
ホットピンクは、濁った水の中では、かなり目立つ色です。釣り人自身も確認しやすく、おすすめ。
シナモンは、ミミズっぽいカラーだと思い使ってみましたが、こちらも濁りの中でも有効でした。
ルアーアクション

基本的には、ボトムでちょんちょん動かし、時にバンピングさせるような感じです。
水底の餌をついばむ小魚や甲殻類をイメージして動かしながら、ゆっくりラインを巻き取っていきました。
また、シェイクを混ぜたリフト&フォールでも釣れました。
釣れたポイント・レンジ

水路の護岸沿いや、水路から伸びている小さな用水路で釣れています。
ネコリグなので、やはりボトムでバイトがありました。
4インチとの使い分け

使い方は4インチと全く同じで、スピニングタックルでストレスなく操れます。
では、4インチとどう使い分けるのか?
- 少しでもアピール力・存在感を出してバスに反応してもらいたい
- 少しでも大きいバスにバイトしてもらいたい
- もう少し飛距離を出したい
筆者は上記のような場合に5インチを使っています。
濁りが強まった時などは、4インチより5インチでしょう。
とはいえ15cmのバスも喰ってくる

少しでも大きい魚を!と意気込んで投げるのですが、15cmクラスのコバスも果敢にバイトしてきます。
ただ、15cmクラスだと、一度にワーム全体が口の中に入りきらないようで、フッキングしてもだいたいの場合はスッポ抜けてしまいます。

26cmが釣れたときは、ガッツリ上顎にささっていました。少しでも大きいバスを狙って投げましたが、現在のところ最大はこの26cm。
一方で、3.5インチカットテールで30cmが釣れたり、さらに大きい6.5インチカットテールで20cmが釣れたり、バスフィッシングは奥が深い・・・。
おわりに
3.5インチや4インチに慣れてきたら、アピール力重視で狙いたい場面で5インチを使うと良いでしょう。
5インチになっても実力は変わらず、よく釣れるワームです。
ノーシンカー 、ネコリグであればスピニングタックルでストレスなく操れますよ。
参考記事
テールがカットされる前の「6インチ”カーリーテール”」も、スピニングで扱いやすいワームです!
同じサイズ感で、ドバミミズ感が欲しいなら、フォールシェイカーがおすすめ。