スピナーベイトの中でも、シングルコロラドブレードはあまり見かけないアイテムです。
日本ブランドでコンパクトなシングルコロラドを探している方におすすめなのが、10FTUのスピナーベイト、「ポーボーイ シングルブレード」。
「ウィローリーフのフラッシングではなくコロラドのバイブレーションに頼りたい、でもダブルコロラドだと強すぎる」というワガママに対応します。
本記事では、ポーボーイのシングルコロラドをオカッパリで使いバスを釣った筆者が、感じた所感・インプレをお伝えします。
ポーボーイ シングルブレード 概要
ブランド | 10FTU テンフィートアンダー |
ルアー名 | PO-BOY ポーボーイ |
重さ | 5/16oz |
ブレードタイプ | シングルブレード |
カラー展開 | 8色 |
コロラドブレードがセットされていますが、スペアブレードとしてウィローリーフ1枚が付属されています。
重さ
表記 | 全体の重さ |
5/16oz | 約12g |
5/16ozは約9gですが、ヘッド以外も含めた全体の重さは12g。
けっこう軽めのスピナーベイトですね。
サイズ感
コンパクトスピナーベイトの代表格であるハイピッチャーと、シルエット的には同等程度のサイズ感。
コンパクトなサイズ感なので、小規模フィールドで使いやすいと感じます。
ブレード
そこそこ大きめ、#4のコロラドブレード。
ハンマードタイプですね。
付属のスペアブレードは、ウィローリーフの#4。
こちらもハンマードタイプ。
フック
フックは太め。
フックサイズはハイピッチャーよりも一回り大きい感じです。
スカート
耐久性に優れる極薄シリコンフラットスカート採用。水流やブレードの振動を受けて、生命感あふれる動きを演出。
引用元:ポーボーイ商品パッケージ
クローズドアイ
結び目がズレにくいクローズドアイ仕様。
釣果データ
使用ルアー | ポーボーイ シングルブレード (シングルコロラド) |
釣れた時期 | 4月上旬 |
累計釣果 | 1匹 |
最大サイズ | 28cm |
平均サイズ | 28cm |
釣り場タイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
4月上旬に元気なのが釣れました。
使用タックル
ロッド | メジャークラフト バスパラBXCT-665M |
リール | シマノ SLX MGL70 |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 14lb |
ロッドは、原付バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)。7g〜21gのルアーに対応した、Mクラスのバーサタイルロッドです。
リールはスタンダードなノーマルギア。
かなり軽めのスピナーベイトですが、ナイロンなら14ポンドは欲しいところ。
実績のあるカラー
カラー | 釣果 |
タイダルベイト | 1匹 |
かなりのマッディウォーターと強風だったので、ヘッドやスカートのカラーというよりは、やはりシングルコロラドのバイブレーションによるアピールが効いたのでしょう。
ルアーアクション
ただ巻きで釣りました。巻く速度は遅くもなく速くもなく。
水路の対岸に投げ、着水からリール2-3回目くらいでバイトがあったのですが、おそらくブレイク(段差)の下にいた魚がリアクション気味に喰いついたと推測します。
かなり減水しており、おそらく70-80cmくらいの水深でした。
水深30-40cmくらいのレンジを巻いていたので、わりと魚の頭上に近い場所を通過しようとしていたはずです。
使ってみて感じたこと
濁り+強風で効いた
やはりコロラドブレードなので、フラッシングというよりはバイブレーションでのアピールとなります。
水質は強めの濁り、そこに強風が吹きつけたタイミングで、使うなら今だ!と思って投げました。
しっかり効いたようで、ブリブリの元気な子が釣れてくれました。
心地よい振動と巻き抵抗
コロラドブレードはバイブレーションが強いわけですが、シングルブレードなので強すぎることはなく、プルプルと心地よいバイブレーションが手元に伝わってきます。
軽いルアーなので巻き抵抗も低めで疲れにくく、個人的には好きな巻き心地です。
おわりに
フラッシング効果があまり期待できない強めの濁り、そして強風。そんな場面で使いたいのが「ポーボーイ シングルブレード」です。
コンパクトなサイズ感でブレード1枚なので、コロラドブレードでもアピールが強すぎるということもなく、使いやすいスピナーベイト。
巻き心地がよく、コンパクトなサイズ感で小規模フィールドで使いやすく、個人的にはかなりお気に入りのスピナーベイトとなりました。