ひと昔前なら、ジグヘッドリグで初めてバスを釣ったという人も多いでしょう。
シンプルながら、確実に簡単に釣れるのが、ジグヘッドリグ。
令和でもガンガン釣れますよ。
本記事では、「ジグヘッドリグ大好きアングラー」である筆者が、ジグヘッドリグにオススメのワーム5種と、おすすめのジグヘッドをご紹介します。
*下記の条件を前提に、ご紹介します。
- スピニングタックルで扱いやすい
- ただ巻きのスイミングで釣れちゃう
- オカッパリで実際に釣れたワーム
ゲーリーヤマモト 4インチグラブ
ブランド | ゲーリーヤマモト Gary YAMAMOTO |
ルアー名 | 4インチグラブ 4” GRUB |
カラー数 | 78色 |
入数 | 10本/パック |
ジグヘッドリグの王道中の王道的なワーム
1990年代後半、筆者が中学生の頃は、この「ゲーリーヤマモト 4″グラブ」がワームの主流でした。
ジグヘッドをセットして巻くのが、最もオーソドックスな釣り方と言えるでしょう。
ポイント
- 豊富なカラー展開であらゆるシチュエーションに対応
- シンプルな形状ながらよく釣れる
- 縦と横の動きでアピール可能
どのカラーにすればよいのか、迷いが生じるほどのカラー数。
よく釣れるお気に入りカラーを見つけるのも楽しみの一つです。
魚、エビ、虫、何にも似ていない形状ながら、テールのテロテロだけで喰わせてしまう不思議なワーム。
スイミングでの横の動きはもちろん、リフト&フォールなどの縦の動きでも、テールでアピールが可能。万能なワームです。
ゲーリーヤマモト 6インチワーム
ブランド | ゲーリーヤマモト Gary YAMAMOTO |
ルアー名 | 6インチカーリーテールワーム (6”ワーム/6”WORM) |
サイズ | 6インチ |
入数 | 10 |
カラー数 | 2色 |
令和の現在、あまり人気がない「ゲーリーヤマモト 6″ワーム(カーリーテールワーム)」。
しかし、グラブと同様にかなり万能なワームです。
あらゆるリグに対応しますが、ジグヘッドリグでもしっかり釣れます。
ポイント
- バスが好む細長いシルエット
- 長さ+テールの動きで誘える
- 縦と横の動きでアピール可能
バスはやはり、細長いシルエットを好みますよね。
カットテールワームもそうですが、どこにいっても釣れちゃいます。
カーリーテールワームは、その細長いシルエットにテロテロできるテールが付いているという一石二鳥的なワーム。
グラブと同様、縦の動きも横の動きもお任せあれ。
O.S.P HPシャッドテール3.1インチ
ブランド | O.S.P オーエスピー |
ルアー名 | HPシャッドテール3.1インチ HP Shadtail 3.1” |
サイズ(長さ) | 3.1インチ |
入数 | 8本 |
定価(税込) | 858円 |
発売時期 | 2015年6月 |
「O.S.P HPシャッドテール3.1″」は、シンプルに、餌となる小魚を模したワーム。
その名の通り、シャッドテールと呼ばれるタイプのテールを、プリプリと振りながら泳ぎます。
ポイント
- テールだけでなくボディ全体を揺らして泳ぐ
- 小柄ながら躍動感のある動きを披露
- 日本のベイトフィッシュにマッチしたフォルムとサイズ感
サイズの割に、アクションとアピール力はけっこう強め。
そのサイズ感とフォルムは、ワカサギ、タモロコ、クチボソ、といったベイトフィッシュにイミテートでき、フィールドを選ばず活躍するでしょう。
O.S.P ドライブSSギル2インチ
ブランド | O.S.P オーエスピー |
ルアー名 | ドライブSSギル2インチ DoLive SS-Gill 2” |
サイズ(長さ) | 2インチ |
入数 | 10本 |
色数 | 8色 |
定価(税込) | 858円 |
発売時期 | 2020年6月 |
「O.S.P DoLive SS-Gill 2″」は、フィネスなギル系ワーム。
こちらも、やはりテールの動きがキーとなります。
ポイント
- スイミング時はテールの微波動で誘える
- 小バスの数釣りに強い
- ブルーギルのいるフィールドでよく釣れる
ジグヘッドリグでのただ巻きで、意外にもけっこう釣れます。
小さいしテールも微波動なのですが、スレたバスにも効くようです。
ラインブレイクしてしまったのですが、そのくらい大きいのも掛かりました。
夏は、小バスの数釣りを楽しめます。特に、ブルーギルの多いフィールドでは有効。
ジャッカル シザーコーム3.8インチ
ブランド | ジャッカル JACKALL |
ルアー名 | シザーコーム3.8インチ Scissor Comb 3.8” |
サイズ(長さ) | 3.8インチ |
入数 | 7本 |
推奨フックサイズ | オフセット#1・#1/0 |
税込定価 | 836円 |
エビでもなければ虫でもない、ユニークなフォルムのワーム、「ジャッカル シザーコーム3.8インチ」。
初めて見た方は、「どのリグ(仕掛け)で使うんだ?」と思うかもしれませんが、公式サイトを見る限りでは、ジグヘッドリグが基本となっています。
ポイント
- 全体的なボリューム感がある
- テールとアームの微波動で誘う
- 好奇心を刺激するフォルムとアクション
スピニングで無理なく扱えるワームの中では、ボリューミーなサイズ感で、あまり小さいバスはフッキングしても乗らないことが多いです。
速巻きによるリアクション狙いというよりは、やや控えめな速度で巻いて、テール&アームを揺らした波動で誘う感じです。
シルエット、微波動、動き、あらゆる要素がかなりバスの興味を引くようで、かなりバスが寄ってきます。
おすすめジグヘッド3選
ケイテック モノガードラウンドジグヘッド
「ケイテック モノガードラウンドジグヘッド」は、名前の通りモノガード(1本のガード)仕様。
王道の4″グラブと合わせるなら、
#2サイズの1/16oz(1.8g)
が基準となります。
モノガードが多少の根掛かりを回避しつつも、フッキング率はガード無しとほぼ変わらないのでオススメ
デコイ マジックヘッド
「デコイ マジックヘッド」は、ガード無しのラウンドヘッドタイプ。
フッキング率は抜群!
ですが、根掛かりしやすいので場所を選びましょう。
ダイワ バザーズジグヘッドSS ガード付き ラウンド
「ダイワ バザーズジグヘッドSS ガード付き ラウンド」は、2本のガードとワームキーパーが付いた仕様。
そこそこの障害物を回避でき、ワームキーパーでしっかりワームを固定可能
少し高いけど高性能でフッキング率も良い
おわりに
今回ご紹介したワームは、それぞれタイプが違うので、ローテーションして楽しむこともできます。
特に初心者のうちは、無理せず、まずはシンプルな釣りで釣果を出したいところ。
このワームたちなら、初めて投げた人にも、良い結果をもたらしてくれるでしょう。
気になったワームが一つでもあったら、ぜひ試してみてください。
また、紹介したジグヘッド3種は、筆者が実際にこれらのワームにセットして釣れたものです。
まずは、王道の
「4″グラブ」+「ケイテック モノガードラウンドジグヘッド#2 1/16oz」
のセットで投げてみましょう。
参考記事
スプリットショットリグも、初心者におすすめの簡単なリグです。