ウェットウェーディング時、膝から足首までを保護してくれるのが、ウエットゲーター。
リトルプレゼンツ製ウエットゲーターを実際に着用し、ウェットウェーディングをしてみましたので、使用してみたインプレをご紹介します。
ウエットゲーター概要

ブランド | リトルプレゼンツ LITTLE PRESENTS |
商品名 | ウエットゲーター WET GAITERS |
型番/品番 | AC-10 |
カラー | タン(TA) |
素材 | クロロプレン |
製造国 | 中国 |
サイズ展開 | S(24-25) M(25-26) L(26-27) XL(27-28) XXL(28-29) |
税込定価 | 8,580円 |
実勢価格
筆者は、2022年4月上旬、Amazonにて7,300円台で購入しました。
2022年12月15日時点、AmazonではMとLが品薄状態で、Mサイズは定価の8,580円となっています。
洗濯方法
洗濯機は使えないので、風通しの良い日陰で干すのが基本となります。
釣りを終えて脱いだ後は、原付バイクのカゴに乗せて帰りましたが、帰宅する頃には80%くらい乾いていました。
帰宅後は、わずかな汚れを落とした後、部屋干ししました。
汚れがひどかったら、手洗いしようと思いましたが、キレイな水に浸かっていたうえ、汚れはほとんどなかったので、そのまま干しました。
「濡れたまま放置」と「直射日光」を避けましょう。
構造・素材

構造としては、簡単に言えば、長めの靴下のようなもの。
「つま先から足首まで」と「足首から膝まで」の2パーツに分かれている製品もありますが、本製品は一体型です。
ちなみに、アウトドアショップで詳しい話を聞いたところ、「初心者の方は一体型の方が使いやすい」とアドバイスをもらいました。

クッション性と伸縮性のある肉厚な素材で、特に膝部分はパッドでさらに厚くなっています。

靴下と同様に履いて、膝・ふくらはぎの裏側を、マジックテープでがっちりホールドします。

パンチ加工されているので、穴がたくさん空いており、水捌けが良い仕様。
装着方法

リトルプレゼンツのウエットボトム、SPフィッシングハーフパンツを着用し、その上からウエットゲーターを着用しました。

まずは、速乾性のあるインナータイツを履いた状態で、靴下を履くようにウエットゲーターを履きます。
ちなみに、インナーソックスを着用するべきか否かは決まりがなく、個人の好みの問題。
筆者は、必要性を感じるまでは、インナーソックスなしでいこうと思っています。

膝部分は、大きめのマジックテープのベルトで留める仕様。

しっかりホールドできます。

ふくらはぎ部分にも、小さなマジックテープが4個ありますので、同様にしっかりと留めます。

このマジックテープ、かなり剥がすのが大変ですが、頑張るしかありません。

次に、ウェーディングシューズを履きます。
上の写真のように、ウエットゲーターが靴の中に入り込むので、出します。

ウェーディングシューズの上に覆いかぶさるような感じにします。

リトルプレゼンツのSPフィッシングハーフパンツと合わせると、上のような図になります。
使ってみて感じたこと
ウエットゲーターを使用した条件

下記の条件で着用し、渓流でトラウトを狙ってみました。
時期 | 8月中旬〜下旬 |
主な釣行の時間帯 | 13時〜15時 |
移動手段 | 原付バイク |
釣行時の天気 | 晴れ時々曇り |
釣行時の気温 | 30℃前後 |
釣りスタイル | ウェットウェーディング |
釣り場タイプ | 渓流 |
服装 | ・インナーパンツ(下着) ・ウェットトップ ・ウェットボトム ・Tシャツ ・SPフィッシングハーフパンツ ・ウェットゲーター ・ライトウエイトWDシューズ |
リトルプレゼンツのインナータイツ「ウェットボトム」を着用し、その上からフィッシングハーフパンツを履きました。
そして、それらを履いたまま、釣り場まで原付バイクで移動し、釣り場に到着してからウェットゲーターとウェーディングシューズを着用しました。
使ってみて感じたことは、下記の通り。
脚の保護に欠かせない

ゲーターは、保温効果もありますが、それよりも怪我防止の面で大きな役割を果たしてくれると感じました。これが、一番強く感じたこと。
渓流の中を進んでいくと、必ず岩場・大きな石の上を歩くので、万が一、転倒したら、大ケガにつながるだろうなと感じる場面が多々あります。
肉厚のウエットゲーターを装着していれば、大怪我は避けられるでしょう。
ウエットゲーターなしでは、ウェットウェーディングをする気にはなれません。
水捌けは良い

水から陸に上がった時に、水が溜まっている感覚や、水が重くて歩きにくいということは、感じませんでした。
パンチ加工された穴があるので、そこからしっかり排水されています。
ゲーターの下に着用していたリトルプレゼンツのウエットボトム、そして同社のウエーディングシューズも含め、水捌けは良く、不快感などはありませんでした。
足への負担軽減

初めて履くブーツ類って、けっこう足が痛くなったりするものです。
初めてウェットウェーディングした時は、リトルプレゼンツのライトウェイトWDシューズを着用したのですが、足が痛くなることはありませんでした。
この肉厚なウエットゲーターによるところが大きいと感じました。
負担軽減に一役買ってくれています。
そこそこコンパクトに収納可能

肉厚な素材なので、やはりそれなりのボリューム感になります。
しかし、畳めるので、原付バイクでも十分積載可能なレベル。

筆者は、行きはスーパーカブに積んだボックスの中、帰りは、ウェーディングシューズと共に前カゴに入れて、乾かしながら帰りました。
サイズ感について

ウエットゲーター着用サイズ | M |
身長 | 173cm |
体重 | 78kg(着用当時) |
靴のサイズ | 25.5cm |
他のウェア類は、全てLサイズなのですが、ウエットゲーターだけは、Mサイズを着用しています。理由は、足が小さいから。
身長は平均的なのですが、まわりの成人男性と比べて、靴のサイズが小さいのです。
このウエットゲーターも、S/M/Lと別れていますが、M(25-26)のように表記されており、足のサイズが選ぶ基準となります。
ちなみに、筆者が普段履いているシューズ類のサイズは、下記の通りです。

アイテム | 着用サイズ |
リトルプレゼンツ ライトウェイトWDシューズ (ウェーディングシューズ) | US8 (25-26cm) |
ジャッカル パッカブルブーツ (長靴) | Mサイズ (25.0〜25.5m) |
アディダス スタンスミス | 26cm |
コンバース オールスター | 25.5cm |
KEEN ジャスパー2ウォータープルーフ | 25.5cm |
メレル モアブ2ゴアテックス | 25.5cm |
おわりに
リトルプレゼンツのウエットゲーターは、ウェットウェーディングのマストアイテム。
特に、脚の保護には欠かせません。
少々お値段しますが、安全を買うつもりで用意しておきましょう。
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ウエットゲーターの下に履きたいのが、速乾性インナータイツ、ウエットボトム。

水が冷たい時期はウエストハイウェーダーが必要。

そして、ウェーディングシューズも必需品。リトルプレゼンツのライトウエイトWDシューズは安価で、入門におすすめ。
