レインブーツ(長靴)は、バス釣りのオカッパリで大活躍。
地面がぬかるむ雨の日はもちろん、雨が降っていない日でも草むらの朝露から足や服を守ってくれます。
本記事では、レインブーツを買おうか迷っている方の参考に、筆者がジャッカルのレインブーツを使ってみた所感、感じたメリット・デメリットをまとめてお伝えします。
おかっぱりでレインブーツを使うメリット

本格的にオカッパリを楽しむなら、バス釣りにレインブーツはあった方がベターです。
初心者でも釣れやすい梅雨・夏は雨が多い時期。
その日は晴れていても、降り続いた雨で地面がぬかるんでいることが多々あります。

メリットをまとめると下記の通り
- ぬかるみや水溜りでも濡れない
- 朝マズメの朝露でも濡れない
- 入れるポイントが少し増える
- 多少の雨が降ってきても釣りを続行できる
パッカブルブーツ概要

基本情報
メーカー | ジャッカル JACKALL |
製品名 | パッカブルブーツ PACKABLE BOOTS |
サイズ | XS:23cm〜23.5cm (XSはネットショップ限定) S:24.0〜24.5cm M:25.0〜25.5cm L:26.0〜26.5cm XL:27.0〜27.5cm XXL:28.0〜28.5cm |
カラー | チャコール ブラウン レッド ブラック オリーブ |
税込定価 | 6,380円 |
2022年にオリーブとブラックが追加され、カラーラインナップが全5色に。
XSサイズはネットショップ限定なので注意が必要です。
コンパクトに収納可能

やはり一番の特徴は、その名の通り、”パッカブル”な点でしょう。
付属のバッグに入れて持ち運ぶことができます。
柔らかい素材

このレインブーツを”パッカブル”にできているのは、素材が非常に柔らかいため。
簡単にぐにゃっと折りたたみが可能。
履きやすさ・脱ぎやすさ

履きやすく脱ぎやすい
普段は、ユニクロの無地ソックスを履いた上から、このパッカブルブーツを履いています。
簡単にスルっと足を入れて履くことができます。
脱ぐ時は、カカトの出っ張りを踏みながら足を抜くだけ。非常にラク。
フィット感

フィット感はキツすぎず緩すぎずちょうど良い感じ。
釣具店を何軒かまわって、いろんなレインブーツ(長靴)を試着しましたが、結局、このパッカブルブーツが柔らかくて一番履き心地が良かったですね。
比較的、足にピタっとフィットする感じですが、厚手の防寒ソックス等を履ける余裕は残しています。
持ち運び・携帯性

素材が柔らかく折りたためるので、一般的な長靴と比べて、かなりコンパクトに。
よって、省スペースで携帯・持ち運びはしやすいと感じます。
車に積んでおくのにも省スペースで助かることでしょう。
スーパーカブでも持ち運びがラク

筆者はスーパーカブで釣りに行くことが多いのですが、カブの前カゴにスッポリ入るので助かっています。
また、リアキャリアに積んでいるボックスの中にも余裕をもって入るので、やはりこの”パッカブル”なブーツは携帯性が抜群。
オカッパリで使って感じたこと

梅雨〜夏は必須
梅雨から夏の終わりまでは必須と言えるレベルだと感じました。
理由は下記の通り。
- 地面がぬかるんでいる日が多い
- 晴れた日でも朝露で濡れやすい
- 草が多い時期なので濡れた植物から足を保護できる
- 植物のトゲや毒蛇などの危険要素からも保護できる
寒い時期は使いづらい

素材が薄いため、晩秋〜冬は足がすごく冷えます。
ですので、寒い時期は使っていません。
もし使うとすれば、厚手の防寒ソックスを使うなどの対策が必要でしょう。
筆者は、生地が厚い防水シューズ「KEENジャスパー2ウォータープルーフ」を代用しています。

石や木の枝が多い場所には向かない

ソールが薄いので、石が多い未舗装路を歩くと足の裏がけっこう痛いです。
夏は草刈りされることが多いですが、根本から切られた木の枝は鋭利なためもっと危険。
ある程度、地面が平らで障害物が少ない場所での使用に向いています。
メリット
感じたメリットをまとめると、下記の通り。
- 膝から下の防水・怪我防止ができる
- レインブーツの中ではデザインが良い
- フィット感が高くて歩きやすい
- 素材が柔らかく履き心地が良い
- 軽い
デメリット
感じたデメリットは下記の通り。
- ソールが薄く凸凹のある地面では足の裏が痛い
- 生地が薄めなので晩秋〜冬場は冷えて使えない
耐久性

2年ほどみっちり使ったところ、2cmくらいの穴がパックリとあきまして、水の中を進んでいる時に浸水して気づきました。
原因は、真夏も含め数ヶ月、車の中にずっと放置していたため、日焼けしたうえに劣化がかなり進んでいたようです。
- 直射日光の当たらない場所で保管すべし
- 特に暑い時期の車内放置には注意
補修ボンドで応急処置できる

補修ボンドを使って、延命措置ができました。
下記の記事にまとめてますので、気になる方は、ぜひご覧ください。

サイズ選びの参考に
サイズ選びに関して、ジャッカル公式ウェブサイトには下記のように書かれています。
ぴったりとフィットした履き心地を求める場合は、普段の靴と同等サイズが適当ですが、厚手のパンツ(ズボン)や厚手の靴下を履くことを想定する場合はワンサイズ大きめのサイズをおすすめします。
引用元:ジャッカル公式サイト製品情報ページ

下記、筆者がユニクロの無地ソックスを着用したうえで、履いているサイズの一覧です。ご参考まで。
足の形は、長さがなく幅が広い感じです。
パッカブルブーツはMサイズがピッタリとフィットしています。
アイテム | 着用サイズ (メンズ) |
ジャッカル パッカブルブーツ | Mサイズ (25.0〜25.5m) |
野鳥の会 バードウォッチング長靴 | Mサイズ (25.0cm) |
アディダス スタンスミス | 26cm |
コンバース オールスター | 25.5cm |
KEEN ジャスパー2ウォータープルーフ | 25.5cm |
メレル モアブ2ゴアテックス | 25.5cm |
おわりに
オカッパリをしていると、とにかく足が濡れて汚れるので、個人的には、レインブーツは必須と言っても良いくらいだと思っています。
ぬかるんだ草むらでも気にせずズンズン進めるのは心強いですね。
筆者は足がかなり小さいので、なかなかフィットする長靴がなく困っていたのですが、このパッカブルブーツはピッタリとフィットしてくれて気に入っています。
お気に入りの一足を見つけて、安心安全のバス釣りを楽しみましょう。
よりタイトなシルエットと履き心地を求めるなら、日本野鳥の会レインブーツがおすすめ。
