バス釣りにはアウトドア向けの靴がおすすめです。
釣れるポイントを求め、道無き道を進んでいくこともあるバス釣り。快適さと安全性を考えて靴を選びましょう。
本記事では、筆者の経験をもとに、バス釣りに行く際の靴選びにおけるポイントとおすすめの靴をお伝えしたいと思います。
バス釣りに使う靴を選ぶ際のポイント
その1:生地が厚い

足場が悪くトゲトゲの植物が生い茂った場所を歩くことがあります。
また、私のよく行く釣り場に、蛇が現れたことがあります。帰宅してから撮影した画像をもとに調べたところ、「ヤマカガシ」という毒蛇でした。
このように、身近に危険はあるものです。必ず肌を守れるものを選びましょう。
その2:靴底(ソール)が厚い

釣り場は、舗装・整備されていない場所を歩くことが非常に多いです。石や木の枝の他に捨てられたゴミ等、様々なものを踏んで歩きます。
私の経験上、靴底の薄い靴だと歩きづらく足の裏に負荷がかかります。あとは、単純に痛いです・・・。
道無き道でも安心して進めるよう、靴底の厚いものが理想的です。
その3:滑りにくい

私はバス釣りの最中に転んだことが何回かあります。そして池に落ちたこともありますし、転倒が原因で手を怪我したこともあります。
特に路面が濡れている時は、どんなに注意していても、滑るのを100%回避することは無理です。
山登りをするときは、ある程度舗装された、誰かが何度も通った道を通るので、転んだことは一度も無いのですが、バス釣りでは何度も転びました。
道が舗装されていない分、釣りの方が山登りよりも危険かもしれません。
その4:防水性能が高い

防水性も非常に重要なポイントです。先ほども述べましたが、晴れていても朝露で足元が濡れることがよくあります。
私も夏の時期は、朝まずめを狙って早朝によく釣りに行きましたが、防水性の無いスニーカーが、朝露ですぐにびしょびしょになりました。
靴が濡れるのってなんか気持ち悪いですよね。快適性をキープできるよう、防水性の高い靴がおすすめです。
参考記事
レインブーツの記事はこちら。
スニーカーやトレッキングシューズではダメなのか?
スニーカーはやめたほうがいい

コンクリートで舗装されている等、よっぽど足場の良い釣り場なら大丈夫かもしれませんが、スニーカーはおすすめしません。
草の上を歩いていたら、思っていたよりぬかるんでいて、靴の中まで濡れてしまったことがあります。
また、石が多くてゴツゴツした場所では足の裏が痛くなります。
本格的なトレッキングシューズも微妙

始めの頃は、写真(上)のミドルカットのトレッキングシューズを使っていました。
が、まず、履くのが面倒です。そして、車を運転する際、ソールが厚すぎてアクセルブレーキの感覚が取りづらいです。危ないと思ってやめました。
釣り場についてからトレッキングシューズに履き替えるというのも面倒です。
筆者のおすすめ「KEEN ジャスパー2ウォータープルーフ」

前述のポイントを踏まえて、私がたどり着いた靴が、シューズブランドKEENの「ジャスパー2ウォータープルーフ」です。(KEEN公式サイトはこちら)
メリット
既に2年ほど使っていますが、実際に使ってみて感じたメリットは下記の通り。
・厚めの生地がトゲトゲの草木から肌をしっかり守ってくれる
・一般的なスニーカーよりソールが厚いので悪路を歩きやすい
・ソールは厚い方だが厚すぎることはなく車の運転もしやすい
・比較的滑りにくく斜面でも移動しやすい(濡れている場所は不可!危険!)
・防水仕様で朝マズメの朝露や多少の雨では濡れない
・一般的なアウトドアシューズと比べるとデザインが良く普段着にも合わせやすい
・履きやすさ・靴紐の縛りやすさは一般的なスニーカーと同じで楽
・自転車や原付バイク(スーパーカブ)の運転も快適
捕捉説明
防水性能が高い

釣りに行った際、木に引っ掛けたルアーを回収するため、水溜りに入りました。
上の画像の通り、靴ひもの部分まで水に浸からなければ、濡れることはないようです。おそらく1分くらいは水に浸かっていましたが、靴の中・靴下は全く濡れませんでした。
おかげさまで、足が濡れることなく、ルアーは戻ってきました!
防水性能はハイキングシューズより優秀?

防水透湿性をウリにしているコロンビアのハイキングシューズ、「セイバー4ロウアウトドライ」をオカッパリに使ってみました。
朝マズメを狙い、早朝の川沿いを2時間ほど歩き続けたところ、靴の中に水が侵入。靴下まで濡れてしまいました。
一方、ジャスパー2WPは2年間ほど履いていますが、まだ靴の中が濡れた経験はありません。
機能性とデザインの両立

KEENのウェブサイトでは、「ハイキング」と「カジュアル」両方のカテゴリーに分類されており、「ハイキングにも使える機能性」と「街中でも履けるデザイン」の両立がされていると言えます。
バス釣りにも街中でも履ける一石二鳥の靴です。
悪路や植物のトゲも大丈夫

一般的なスニーカーと比較してみると靴底(ソール)が厚く、アウトドア向けの要素が強く感じられます。

植物のトゲなどからしっかり守ってくれる厚めの生地で安心。
自転車・バイクでも問題なし!

筆者はクロスバイクやスーパーカブで釣りに行くことが多いのですが、自転車を漕ぐ際にも、カブでギアチェンジする際にも、特に不都合は感じていません。
デメリット
デメリットは特に感じていませんが、強いて言うなら価格が高い点かなと思います。
15,400円はなかなかの出費です。しかし、それだけを支払う価値はあると思います。
おわりに
バス釣りにおいて靴選びは意外と重要です。
せっかくの楽しいバス釣りで濡れてしまったり怪我をしないように、快適性と安全性を兼ね備えたアウトドア向けに設計された靴を履いていきましょう。
今回ご紹介したポイントを参考に、お気に入りの一足を見つけてみてください。
参考記事
オカッパリの靴選びの参考に!下記の記事をぜひご覧ください。