バス釣りにはアウトドア向けの靴がおすすめ。
釣れるポイントを求め、道無き道を進んでいくこともあるオカッパリでは、快適さと安全性を考えて靴を選びましょう。
本記事では、筆者のおすすめシューズであるKEENジャスパー2ウォータープルーフのインプレを、靴選びの際のポイントと共にご紹介します。
おかっぱりの靴を選ぶ際のポイント
生地が厚い

足場が悪くトゲトゲの植物が生い茂った場所を歩くことがあります。
また、よく行く釣り場に、蛇が現れたことがあります。帰宅してから撮影した画像をもとに調べたところ、「ヤマカガシ」という毒蛇でした。
このように、身近に危険はあるものです。必ず肌を守れるものを選びましょう。
靴底(ソール)が厚い

釣り場は、舗装・整備されていない場所を歩くことが非常に多いです。
石、木の枝、捨てられたゴミ等、様々なものを踏んで歩きます。
筆者の経験上、靴底の薄い靴だと歩きづらく足の裏に負荷がかかります。あとは、単純に痛いです。
道無き道でも安心して進めるよう、靴底の厚いものが理想的です。
滑りにくい

登山道のように整備されていない釣り場もあるので、雨や朝露で滑ることが多々あります。
筆者は何度も転倒し、そして池に落ちたこともあります。転倒が原因で手を怪我したこともあります。
やはり、なるべく滑りにくいものがベター。
防水性能が高い

防水性も非常に重要なポイントです。晴れていても朝露で足元が濡れることがよくあります。
筆者は一時期、朝まずめを狙って早朝に釣りに行っていましたが、防水仕様ではないスニーカーは、朝露ですぐにびしょびしょになりました。
靴が濡れるのってなんか気持ち悪いですよね。快適性をキープできるよう、防水性の高い靴がおすすめです。
スニーカーやトレッキングシューズではダメなのか?
カジュアルスニーカーはやめたほうがいい

コンクリートで舗装されている等、よっぽど足場の良い釣り場なら大丈夫かもしれませんが、スニーカーはおすすめしません。
草の上を歩いていたら、思っていたよりぬかるんでいて、靴の中まで濡れてしまったことがあります。
また、石が多くてゴツゴツした場所では足の裏が痛くなります。
本格的なトレッキングシューズも微妙

始めの頃は、写真(上)のミドルカットのトレッキングシューズを使っていました。
が、まず、履くのが面倒です。そして、車を運転する際、ソールが厚すぎてアクセルブレーキの感覚が取りづらいです。危ないと思ってやめました。
釣り場についてからトレッキングシューズに履き替えるというのも面倒です。
KEEN ジャスパー2WP がおすすめ

前述のポイントを踏まえて、私がたどり着いた靴が、KEENの「ジャスパーツーウォータープルーフ」です。公式サイトはこちら。
使い始めて3年目に突入しましたが、今でも現役バリバリです。
基本情報
ブランド | KEEN(キーン) |
商品名 | ジャスパー ツー ウォータープルーフ |
サイズ | 25/25.5/26/26.5/27/27.5/28/28.5/29/30 |
カラー | 1. Safari/Sea Moss 2. Dark Olive/Olive Drab 3. Black/Raven |
定価(税込) | 16,500円 |
実勢価格
筆者と同じカラー・サイズで調べてみましたが、2023年2月28日時点、Amazonではプライム価格で11,667円となっています。
メリット
- 厚めの生地がトゲトゲの草木から肌をしっかり守ってくれる
- 一般的なスニーカーよりソールが厚いので悪路を歩きやすい
- ソールは厚い方だが厚すぎることはなく車の運転も問題なし
- 滑りにくく斜面でも移動しやすい(濡れている場所は不可)
- 防水仕様で朝マズメの朝露や多少の雨では濡れない
- デザインが良く普段着にも合わせやすい
- 履きやすさや靴紐の縛りやすさは一般的なスニーカーと同じで楽
- 自転車や原付バイク(スーパーカブ)の運転も快適
上記は、筆者が実際に使ってみて感じたメリットです。以下、補足説明です。
防水性能が高い

釣りに行った際、木に引っ掛けたルアーを回収するため、水溜りに入りました。
上の画像の通り、靴ひもの部分まで水に浸からなければ、濡れることはないようです。おそらく1分くらいは水に浸かっていましたが、靴の中・靴下は全く濡れませんでした。
おかげさまで、足が濡れることなく、ルアーは戻ってきました。
防水性能はハイキングシューズより優秀?

防水透湿性をウリにしているコロンビアのハイキングシューズ、「セイバー4ロウアウトドライ」をオカッパリで使ってみました。
朝マズメを狙い、早朝の川沿いを2時間ほど歩き続けたところ、靴の中に水が侵入。靴下まで濡れてしまいました。
一方、ジャスパー2WPは2年以上履いていますが、まだ靴の中が濡れた経験はありません。
機能性とデザインの両立

KEENのウェブサイトでは、「ハイキング」と「カジュアル」両方のカテゴリーに分類されており、「ハイキングにも使える機能性」と「街中でも履けるデザイン」の両立がされていると言えます。
バス釣りにも街中でも履ける一石二鳥の靴です。
悪路や植物のトゲでも問題なし

一般的なスニーカーと比較してみると靴底(ソール)が厚く、アウトドア向けの要素が強く感じられます。

植物のトゲなどからしっかり守ってくれる厚めの生地で安心。
自転車・バイクでも問題なし

筆者はクロスバイクやスーパーカブで釣りに行くことが多いのですが、自転車を漕ぐ際にも、カブでギアチェンジする際にも、特に不都合は感じていません。
デメリット
デメリットは特に感じていませんが、強いて言うなら価格が高い点かなと思います。ただ、価格に見合った機能性と価値はあると感じています。
おわりに
バス釣りにおいて靴選びは意外と重要です。
せっかくの楽しいバス釣りで濡れてしまったり怪我をしないように、快適性と安全性を兼ね備えたアウトドア向けに設計された靴を履いていきましょう。
今回ご紹介したポイントを参考に、お気に入りの一足を見つけてみてください。
もう少し詳しく、他の靴との比較・検証についても書いた記事です。よろしければ下記をご覧ください。

完全な防水が必要なら、レインブーツという選択肢もあります。
