バス釣りにおいて、釣れるトップウォーターを探そうとすると、必ず名前が出てくるのが、POPX(ポップエックス)。メガバス社のベストセラールアーです。
実際に、確実に釣れます。当時、入門者だった筆者でもPOPXでトップウォーターゲームを楽しめました。
オカッパリで使ってみた所感・使い方をご紹介します。
ポップX概要

基本情報
メーカー | Megabass メガバス |
サイズ | 64mm |
重さ | 1/4oz(7g) |
フックサイズ | #6 |
色数 | 15 |
定価(税込) | 1,925円 |
メガバスのベストセラー製品。ポッパーといえばポップXを思い浮かべるバサーも多いでしょう。
特徴

ユニークな形をしたカップと受けた水を排出するウォーターダクトが特徴的なポッパーです。
この独自のシステムが、独特な動きとスプラッシュ音や波紋を生み、バスにしっかりアピールします。
釣果データ

日にち | 時間 | 天気 | 風 | 魚のサイズ | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | ルアーカラー | アクション |
5/31 | 4:59 | 曇 | 無 | 38cm | 野池A(小) | 濁っている | シャロー | GGチャートバックバス | スプラッシュ |
6/1 | 5:42 | 曇 | 無 | 約30cm | 野池A(小) | 濁っている | シャロー | GGチャートバックバス | スプラッシュ |
6/25 | 16:34 | 曇 | 弱 | 約25cm | 野池A(小) | 濁っている | 岸際(足もと) | GGチャートバックバス | スプラッシュ |
6/25 | 16:49 | 曇 | 弱 | 約30cm | 野池A(小) | 濁っている | 岸際 | GGチャートバックバス | スプラッシュ |
1匹目から38cmの良型をヒットさせ、1ヶ月のうちに4匹釣ることができました。
使用タックル

ロッド | シマノ バスワンシリーズ(90年代製造の古い竿) |
リール | シマノ バスワンXT150 |
ライン | ダイワ バスX ナイロン 14lb/16lb |
ロッドは、学生時代に使っていた古いロッドを使用しました。
ベイトリールは、シマノの入門機種を購入。安価ですが十分な機能性です。
ラインは格安のもの。
参考記事
使用したフィールド

エリア | 関東地方の田園地帯 |
釣り場タイプ | 野池 |
規模 | 小 |
水質 | 通年で茶系の強い濁り(冬はやや濁り弱め) |
水深 | 最も深い場所で推定1.5m |
特徴 | ・溜池 ・ヘラ台や杭など障害物多め |
主なベイト | ・テナガエビなどの甲殻類 ・ブルーギル |
プレッシャー | かなり高い |
かなりハイプレッシャーな野池で、年々バスの個体数が減っており、かなり厳しい釣り場です。
ルアーアクション

全てスプラッシュで釣りました。
ルアーが着水してから5秒ほど待ち、水面の波紋が消えてから、ロッドをクイっと動かして、「パコッ!」という音と共に、水面に波紋を起こします。
スプラッシュを起こしたら、数秒待って波紋が消えてから次のスプラッシュをするようにしました。
スプラッシュ後に止まった状態のポップXにバイトがあります。
釣れたポイント

岸際や、杭やヘラ台があるシャローエリア。
ポッパーは、音と波紋でけっこう広範囲にアピールできるので、必ずしも杭まわりなどのピンポイントではなくても、大丈夫です。
実績のあるルアーカラー

カラー | 釣果 |
GGチャートバックバス | 4匹 |
GGチャートバックバスは、背中がチャート系、お腹は白。
釣り人にとっては、視認性の高いカラーです。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
入門者・初心者でも釣れる

釣れた当時は、本格的にバス釣りに入門した翌月でした。
ですので、知識や経験はほとんど無い状態で挑んだ訳ですが、水中に放り込んでロッドをクイッとやってパコッ!とスプラッシュさせると、バスが水面を割りました。
特に高度なテクニックは要らないんだなと感じました。初めてトップウォーターを使う方に強くおすすめしたいルアーです。
スプラッシュの効果は抜群

スプラッシュの音と波紋がよく効くようで、釣れた4匹のうち2匹は、1回目のスプラッシュの直後に釣れました。
その他の2匹も、2回目か3回目くらいで釣れたので、アピール力はかなり高いと思います。
この野池の水質は茶色い強い濁り。バスからどこまではっきり見えているかはわかりませんが、音と波紋で存在にすぐ気付いてくれるようです。
大きめのが釣れる

単なる偶然なのか大きめの魚に効く音なのかわかりませんが、比較的良いサイズが釣れます。
この野池は、釣れる魚の平均サイズが20〜25cmくらいで、実際に他のトップウォーターで釣れた魚はだいたい20cm前後でした。
一方で、ポップXは平均で30cmを超えていて、この野池としては良型がよく釣れています。
釣れやすい要素をおさえるのは大切

今振り返ると、釣った当初は知識が無く、たまたま釣れやすい要素が揃っていたのですが、やはり基本は大事だと思います。
時期、天気、風、プレッシャーの有無など、大切なポイントさえおさえれば、ポップXで100%釣れると思います。
参考記事
おわりに
よく釣れるポッパーを探していたときに、頻繁に目にした「ポップX」の文字。実際に使ってみたところ、入門時期の筆者でも簡単に釣ることができました。
ポップXのスプラッシュ音と波紋はかなり効果的。トライしてみる価値はアリです。
けっこう高いので躊躇するかもしれませんが、杭や木の枝に引っ掛けたりしない限り、根掛かりでロストすることはないので試してみてください。


参考記事
小型ポッパーなら、ラウダー50がおすすめ。野池でネチネチ攻めるのに向いてます。