初めてバス釣りのオカッパリ(岸釣り)に行く時に、どんな服装が良いのか迷う方もいるでしょう。
実際、釣り場にいると、よく動き、転び、汚れ、濡れ、虫に刺されることが多いので、スポーツ・アウトドアウェアや作業着がオススメです。
本記事では、年間約200日のオカッパリ釣行を3年間続けてきた筆者が、服選びのポイントと季節ごとのおすすめウェアをご紹介します。
動く・汚れる・濡れる を前提に
バス釣りのオカッパリは、バスが釣れそうなポイントを求めて移動を続けるので、よく動きます。
すると、必ずこんな経験をします。
- 服や靴が濡れる
- 汗をダラダラかく
- 滑ってころぶ
- 虫に刺される
- 植物のトゲが服や体に刺さる
- 水辺や水溜りに落ちる
服選びで考慮すべきポイント
個人的には、下記がポイントだと感じています。
- 上下長袖(ロングスリーブ)が基本
- 防水・撥水性能が高い
- 乾きやすい
- 汚れが染みにくい
- 軽くて丈夫
- 動きやすい(伸縮性がある)
スポーツ・アウトドアウェアや作業着がおすすめ
前述のポイントをおさえてくれるのは、ずばりアウトドアブランドのウェア類です。
- ザ・ノース・フェイス
- モンベル
- コロンビア
- パタゴニア
このへんのブランドは有名なので、みなさん一度くらい聞いたことがあるはずです。
個人的おすすめブランド
種類 | ブランド名 | ポイント |
アウター | ザ・ノース・フェイス | 高機能 |
パンツ(ズボン) | TIGORA(アルペン) | コスパ良し |
インナー | ボディタフネス(おたふく手袋) | 安価・コスパ良し |
上記は、令和以降に筆者が実際に利用しているブランドです。
ザ・ノース・フェイスは有名なので、ご存知の方も多いでしょう。高価ですが、その分かなり機能性が高いのが特徴。
TIGORA(ティゴラ)はアルペンのブランドで、アルペン系列店で販売されています。価格は、ザ・ノース・フェイスと比べると半額程度で、コスパ良し。
ボディタフネスは、おたふく手袋株式会社のブランド。作業用手袋をつくっている会社で、インナー類も展開している日本企業。価格設定はかなり安め。
春と秋のおすすめウェア
フリースジャケット
上の写真は、筆者が愛用しているザ・ノース・フェイスのマウンテンバーサマイクロジャケット。
- 肌触りが良い
- かなり軽い
- 首元まで暖かい
特に、朝晩の「ちょっと肌寒いなあ」って時に重宝します。
首までカバーしてくれるハイネック仕様には、意外と助けられていると実感中。
こういったフリースジャケットは、1枚持っていると非常に便利です。
ジョガーパンツ
上の写真は、「ティゴラ SMART ソロテックスジョガーパンツ」。
- ストレッチ素材で動きやすい
- 乾きやすい
- 安い
デザインと機能性がけっこう良く、価格はノースフェイス等と比べると半額程度なので、コスパが良いと感じています。
自転車を漕ぐ時も使いやすく、自転車釣行でも活躍中。
筆者は、春・夏・秋はこのパンツと他のTIGORAのジョガーパンツで釣りに出掛けています。
軽量レインジャケット
上の写真は、「ザ・ノース・フェイス ベンチャージャケット」。
- 小さく畳めて携帯しやすい
- 多少の雨風を防げる機能性
- フード付で首から上も雨風から守れる
フリースでも寒いときは、これを上から重ね着します。
薄手の軽量レインジャケットも、オールマイティに活躍するアイテムです。
夏のおすすめウェア
真夏でも長袖を着るようにしています。
上の写真は、おたふく手袋の「ボディタフネス BT 冷感・消臭パワーストレッチ 長袖バックハイネックシャツ」。
- 安い(1枚1,500円以下)
- 通気性・速乾性が良い
- 日焼け防止ができる
- 虫刺され防止効果もある
冷感インナーですね。
これが意外と涼しくて便利で、真夏の必須アイテムとなっています。
詳しくは、下記の記事でまとめています。
冬のおすすめウェア
冬用防寒インナー・タイツ
冬は、上下防寒インナーを着ると快適です。
上の写真は、おたふく手袋の冬用インナーシャツ「BTパワーストレッチ サーモデオ ハイネックシャツ」と冬用タイツ「BTパワーストレッチ サーモデオ ロングタイツ」。
- 安い
- 速乾性が高い
- 肌にぴったりフィットして暖かい
夏用のインナーと同様に、コスパの良いアイテムで、1枚あたり1,500円あれば買えます。
詳細は、下記の記事にまとめています。
インナーダウン
秋冬に着ているフリースジャケットの上に、薄手のダウンジャケットを着ることがあります。
上の写真は、ザ・ノース・フェイスのアコンカグアジャケット。
- ゴワゴワしすぎず柔らかい
- 小さく畳めて携帯世が高い
- 薄めでインナーダウンとして使いやすい
少し古いモデルですが、まだまだ現役です。
ゴアテックスのレインジャケット
上の写真は、「ザ・ノース・フェイス クライムライトジャケット」という、ゴアテックス素材を使ったレインウェア。
- ゴアテックス素材で抜群の防水・防風性能
- バイク移動では防風・防寒で活躍
- レインウェアながら普段着にも合わせやすいデザイン
このジャケットは、雨をしのぐだけでなく、冬はインナーダウンの上から着て防風・防寒で活躍しています。
やはり、ゴアテックスの機能性はかなり信頼できます。
メリット・デメリット
各ブランドごとに感じたメリットとデメリットをまとめてみます。
ザ・ノース・フェイス
メリット | デメリット |
---|---|
機能性が高い デザインが良い ブランド価値が高い アウトドア全般に使える | かなり高価 |
かなり高価であるものの、それに応える機能性の高さが魅力。
デザインが良いものが多く、比較的、普段着とも合わせやすいです。
ブランド価値が高く、リサイクルショップで売るとそこそこの値段で買い取ってくれるというメリットがあります。
また、釣り以外のアウトドア全般にも使いやすく、汎用性が高いのも特徴。
TIGORA(ティゴラ)
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安い(アウトドアブランド比) 機能性の面も問題なし デザインも良い | ブランド価値は微妙 |
価格・機能性・デザインがそれぞれ満足いくレベルで揃っており、コスパが良いと感じます。
デメリットは、強いて言うならブランド価値としては微妙かなという点。
ボディタフネス(おたふく手袋)
メリット | デメリット |
---|---|
価格がかなり安い 機能性も問題なし 作業用に作られた日本ブランド | 耐久性はやや劣る? |
夏用も冬用も、インナーはだいたい1枚あたり1,500円あれば買えてしまうので、やはり安さが魅力。
釣具ブランドのインナー類は3倍の値段しますからね。
デメリットは特に感じていませんが、耐久性が少し心配なくらいでしょうか。
とはいえ、夏用インナーは2年連続(2シーズン)みっちり使用していますが、まだまだ使えそうです。
おわりに
オカッパリは、よく動き、濡れ、汚れます。
個人的には、やはりアウトドア向けのウェア類が向いていると感じています。
筆者は、ザ・ノース・フェイスが好きで愛用していますが、もちろん他のブランドでも活用できるはず。
インナーは、コスパ重視なら、ボディタフネス(おたふく手袋)のインナーがおすすめ。
参考記事
オカッパリの靴選びの参考に。よろしければ下記の記事をご覧ください。
偏光サングラスという重要アイテムもあります。