【バス釣り】ザ・ノース・フェイスのレインウェアがおすすめ

初心者でもバスが釣れやすい梅雨や夏。ちょっと厄介なのが、雨です。

「降ってきたけど、せっかく遠くまで来たし、もう少し釣りを楽しみたい」という場面も。そんな時、レインウェアを持っていれば安心。

本記事では、筆者の愛用しているレインウェア、ザ・ノース・フェイスの「クライムライトジャケット」と「クライムライトジップパンツ」について、使用してみて感じたこと・評価をご紹介します。

レインウェア選びの参考になれば幸いです。

※本記事は、雨天時の釣りを推奨する意図はございません。

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バス釣りにレインウェアは必要

バス釣りをしている途中で、雨に降られることはよくあります。特に梅雨と夏の夕立は気をつけなければなりません。

レインウェアを着ずに濡れたまま釣りを続けると、ずっと不快感が続いて集中力が落ちてしまうし、寒くて健康にも悪いです。

レインウェアを着ていないアングラーたちが、雨が降ってきて帰っていく姿を何度かみたことがありますが、それは少しもったいないかなと思います。

経験上、小雨はけっこう釣れやすいです。考えられる理由は、下記の通り。

  • 釣り人の足音が響きにくくなる
  • 水面の波紋が釣り人の気配を消す
  • 水中の酸素量増加→魚の活性UP

レインウェア概要

クライムライトジャケット(メンズ・トップス)

NP11503
ブランドザ・ノース・フェイス
品名クライムライトジャケット
Climb Light Jacket
型番/品番NP12301
定価(税込)38,500円
素材20D Recycled Nylon GORE-TEX Micro Grid Backer (3層)
表側:ナイロン100%
中間層:ePTFE
裏側:ナイロン100%
機能・軽量裏地マイクログリッドバッカー
・フロント止水ファスナー
・ワンハンドアジャスター対応フーデット
・フラップ付きスランティングポケット
・裾ドローコード仕様
・パックを背負ったままでも腕上げしやすい設計
原産国ベトナム
サイズS、M、L、XL、XXL
重さ約315g(Lサイズ)
カラー・ニュートープ
・ブラック
・レトロオレンジ
・スーパーソニックブルー×ブラック
・サンドトープ×ケルプタン
ソース:ザ・ノース・フェイス公式販売サイト(*2023年3月8日時点の情報)

筆者使用の型番はNP11503で、2020年秋に購入したもの。

2023年3月現在の新しいモデルには、リサイクルナイロンというエコ素材が採用されています。

クライムライトジップパンツ(メンズ・ボトムス)

NP11507
ブランドザ・ノース・フェイス
品名クライムライトジップパンツClimb Light Zip Pant
型番NP12210
定価(税込)19,800円
素材20D Recycled Nylon GORE-TEX Micro Grid Backer (3層)
表側:ナイロン100%
中間層:ePTFE
裏側:ナイロン100%
機能・テーパードシルエット
・裾ファスナー仕様
・フロント前開き仕様
・ウエストスピンドル仕様
原産国中国/ベトナム
サイズS、M、L、XL、TS、TM、BM、BL
重さ約245g(Lサイズ)
カラーブラック
ソース:ザ・ノース・フェイス公式販売サイト(*2023年3月8日時点の情報)

筆者使用の型番はNP11507で、2020年秋に購入。

2023年3月現在の新しいモデルは、こちらもリサイクルナイロンというエコ素材が使用されています。

クライムライトジャケットのインプレ

防風性能

雨対策だけでなく、強風時のウインドブレーカーとしても優秀。

バイクで釣りに出かけることが多く、走行中は常に風を浴びていますが、寒さの厳しい時期は一番上にクライムライトジャケットを着ることで、風をシャットアウトできています。

防水性能

防水性能はかなり優秀。ゴアテックスの強さを感じることができます。

筆者は小雨であれば釣りをしますが、2時間前後の釣行を何度も経験しています。今まで、ジャケットの内側に水が侵入して濡れた経験はありません。

生地は水滴を弾き、しっかり防水してくれます。数十分程度であれば、強めの雨でも侵入を許しませんでした。

中央は止水ファスナーのため水は入ってきません。ただ、若干ファスナーがかたく、スムーズな開閉とはいきません。

フードの使い勝手

雨天時は、同じくゴアテックスのキャップを被り、その上からフードを被っています。筆者は173cmでLサイズを着用していますが、サイズ的にはかなり余裕があります。

首元の前後にある紐を引っ張ることで絞ることができ、雨風の侵入を抑えることが可能です。

ポケットの使い勝手

ポケットはお腹付近の左右に1個ずつの計2個。

ポケットの位置はどちらかというとあばら骨に近く、一般的なジャケットよりも上についています。ですので、若干モノの出し入れがしにくい感じがします。

収納力は高く、上の写真ではスマホ、ウィダーインゼリー、ウェットティッシュ、二つ折り財布が入っています。

メイホウのSFCマルチMサイズ

実際の釣り場では、車やバイクの鍵類、小型のルアーケースなども収納することがあり、収納力の高さに助けられています。

携帯性能

畳みやすい素材とは言えませんが、かなり小さく付属の袋に収まります。

上の写真は、左から500mlペットボトル、クライムライトジャケット、クライムライトジップパンツです。

バックパックや大きめの釣りバッグなら入るでしょう。

着心地

生地はかためでゴワゴワするので、着心地が良いとは言いづらい感じです。

というのも、同ブランドのベンチャージャケットという軽量レインジャケットも使っているのですが、これの着心地がけっこう良くて、どうしても比較してしまいます。

普段着としての使い勝手

寒い時期にバイクで釣りに行く日、または、雨風が強い日であれば着ていくことがあります。

それ以外の日常生活では、生地がかたくてゴワゴワするので、すすんで着ようとは思えません。

クライムライトジャケットに関しては、デザインはけっこう良いので普段着と合わせやすいです。

クライムライトジップパンツのインプレ

防風・防水性能

クライムライトジャケットと同じ素材を使っていますので、防風・防水性能は同じと考えて良いでしょう。優秀です。

ポケットについて

ポケットは付いていないので、いつもの習慣で探してしまうことがあります。

ですが、レインウェアを上だけ着ることは多々ありますが、下だけ着ることは少ないと思います。

ジャケットのポケットを使えば問題なし。

履き心地

ボトムスなので、ジャケットほど着心地は気になりません。素材はかためですが、座ったり屈んだりする時も意外と動きやすいです。

ウエスト部分は、筆者のようなメタボ体型にも優しいゴム仕様。伸縮性が高く非常に助かっています。

前のファスナーは軽くスムーズに下ろせるので、トイレは楽。ただ、ベリベリとベルクロを剥がすのが少し手間です。

防水性能の検証(22年5月追記)

22年5月、雨の日が多かったので改めて防水性能を検証してみることに。

  • 約2時間のオカッパリ
  • 1〜2mm/時間くらいの小雨
  • クライムライトジャケット+クライムライトジップパンツ着用

上記の条件で、検証してみました。

上は、オカッパリを終えて車に戻った直後の写真です。パッと見では、雨水が染みて濡れています。

外側からは濡れているように見えましたが、上の写真の通り、はジャケットの内側は全く染みていませんでした。

ジャケットの下に着ていたフリースも、全く濡れていませんでした。

また、写真は撮りませんでしたが、帰宅後クライムライトジップパンツの下に履いていたコットンのパンツを確認しましたが、こちらも全く濡れておらず安心しました。

検証結果

2時間くらいの小雨であれば、水の侵入を完全にブロックできる

こんな方におすすめ

クライムライトジャケットとクライムライトジップパンツは、以下のような方にはおすすめです。

  • 価格が高くても機能性=濡れないことを優先したい
  • 多少の雨の中でも快適に釣りを楽しみたい
  • なるべくデザインも重視したい(ジャケット)

おわりに

クライムライトジャケットとクライムライトジップパンツは、多少の雨でも快適に釣りを楽しみたい、機能性を追求したい方にはおすすめです。

ゴアテックスはやはり、超優秀な素材でした。筆者の中で信頼は揺るぎないものになっています。

ジャケットについては、デザイン的には普段着とも合わせやすく、パンツよりも出番は多くなるでしょう。

気になった方は、まずはジャケットから試してみてはいかがでしょうか?釣れやすい梅雨の時期や、夏の夕立などに備えて持っておいて損はないと思います。

ちなみにですが、2022年5月当時、筆者は身長173cm、体重約80kg、ウエストは90cm台後半でしたが、上下ともにLサイズでした。ご参考まで。

参考記事

予算とグレードを落としてコスパ重視の方は、同じくザ・ノース・フェイスのベンチャージャケットという選択肢がアリだと思います。

ゴアテックスのウェアを自宅で手洗いしてみました。ご興味のある方は下記の記事をご覧ください。

レインブーツも雨天時に活躍するアイテムです。