夏のバス釣りオカッパリ。服装とウェア選びは意外と悩みがちです。
毎年、半袖Tシャツ1枚で釣りしていましたが、暑さ・日焼け対策に長袖の冷感インナーを導入したところ、これが予想以上に良かったので、みなさんに共有したいと思います。
実際に着用した、おたふく手袋製の冷感インナーの使い勝手・所感をお伝えします。
冷感インナー導入のきっかけ

きっかけは、バイク・自転車移動がメインとなったため。
ちょっと遠出すると、運転している間もジリジリと焼かれてしまうので、暑さ・日焼け対策に導入を決意しました。
おたふく手袋製 冷感インナー概要
筆者が実際にオカッパリで使っているモデルをご紹介します。
ちなみに、この冷感インナーを製造している「おたふく手袋株式会社」は、ざっくり下記のような会社です(同社ホームページにて確認)。
- 大正15年創業の日本企業
- 製造業の多い大阪に本社を構える
- 作業用手袋をメインにインナー等も展開
ずっと作業用手袋を製造してきたとあって、機能性の面で期待できそうです。
基本情報

メーカー | おたふく手袋株式会社 |
商品名 | BT 冷感・消臭パワーストレッチ 長袖バックハイネックシャツ |
型番/品番 | JW-625 |
素材 | ポリエステル85%・ポリウレタン15% メッシュ部分/ポリエステル100% |
製造国 | 中国 |
サイズ展開 | S/M/L/LL/3L |
税込定価 | 1,400円 |
主な機能

商品パッケージには、以下の機能が記されています。
- コンプレッション
- ストレッチ
- 吸汗速乾
- 紫外線軽減
- 接触冷感
- スピード消臭
形状・素材の特徴

- ワキの下から腰にかけてはメッシュ素材
- ハイネック仕様で首を日差しから守る
- ポリエステル素材がメイン素材
- よく伸びるストレッチ素材
洗濯方法

洗濯ネットを使用すれば洗濯機の使用OK。
ただし、乾燥機の使用は不可。
筆者の場合、ドラム式洗濯機の標準モードで洗った後、ハンガーで吊るして部屋干ししました。冷房のかかった部屋なら数時間ですぐに乾きます。
使ってみて感じたこと
冷感インナーを使用した条件

2022年6月下旬、筆者が住む関東地方は、記録的な暑さとなりました。強烈な日差しと40℃に迫る気温。
6月下旬から、釣りにいく際は冷感インナーを着用してみました。
時期 | 6月下旬〜7月下旬 |
釣行の時間帯 | 16時〜19時頃 |
移動手段 | 原付バイク・自転車 |
釣行時の天気 | 晴 |
釣行時の気温 | 30℃前後 |
釣りスタイル | オカッパリ |
主な釣り場 | 野池・河川 |
服装 | 冷感インナーの上に半袖Tシャツ着用 |
上記のような条件で検証してみました。
昼間は危険なので、暑さが弱まり始める頃から釣り場へ向かいました。
さて、使ってみて感じたことは下記の通り。
その1:肌への負担が軽減された

肌というよりは体全体かもしれませんが、負担が減った感じ。
16時といっても、30℃を超えており強い日差しはありました。
今まで半袖Tシャツで釣りをしていた時と比べ、肌がジリジリと焼かれる感じや、暑さ・痛さから解放された感じがします。
その2:過度な暑さ・不快感はなし

真夏に長袖を着ることにずっと抵抗がありました。特に、肌にピッタリとするインナーなので、ちょっと気持ち悪い感じというのが正直なところでした。
ですが、いざ着用してみると不快感はなく、涼しくて思っていたより快適でした。
コットンTシャツの重ね着はどうか?

今まで、ヘインズのビーフィーTシャツ(半袖)1枚で夏を乗り切っていました。この分厚いTシャツを、おたふく冷感インナーの上に着て、釣りに行ってみましたが、それでも不快感はなし。
むしろ、今まで日差しで肌にダメージを受け、汗だくでベタベタしていた方が、よほど不快だったなと思ったほど。
ポリエステル素材のTシャツも、インナーの上から着て釣りに行ってみました。やはり、こちらの方が涼しい感じがしますが、コットンと劇的な差があるかと言われれば、そうでもないと感じました。
その3:通気性は抜群

このインナーは、とにかく通気性に優れていると感じます。
16時以降とはいえ、30℃を超える暑さで釣りをしていても、汗だくになりません。
実際は、喉が乾いて水分補給もしているので、汗をかかないのではなく、かいてもすぐに乾いているのだと思います。
その4:虫刺され対策にもなる

半袖Tシャツ1枚の時は、腕にたくさんの虫除け液を塗りたくっていましたが、これを着てからは、その必要もなくなりました。手の甲と顔・首に塗るだけ。
ただ、魚影ならぬ蚊影が濃い場所では、インナーの上から刺されたことがありました。100%防止は難しいですが、刺される確率は素肌よりもグンと下がります。
参考記事
強力で頼りになる虫除けスプレーの記事です。
その5:ケガ対策にもなる

多少の藪こぎをするので、肌を露出しているよりは、やはり素材が薄くても服に覆われていた方がベター。
ある日、着替えるのが面倒で半袖シャツのまま釣りに行ったところ、帰宅後、腕に変な傷ができていて、かゆみもありました。半袖のデメリットですね。
その6:原付バイク・自転車にも良い

運転中の日差し対策はもちろんのこと、バイクや自転車を乗るときに考えてしまうのが、万が一、転倒したときのこと。
薄手とはいえ、やはり肌を露出しているよりは、多少の安心感があります。
夕マズメの釣行後、19時を過ぎてバイクに乗ると、汗をかいた部分を中心に少しヒンヤリするほどです。
その7:コスパ最強

1枚あたり1,000円ちょっと。それでいて、快適に釣りが楽しめています。
ワンシーズン着たら捨てて、翌年にまた新品を買うくらいでも良いのかもしれません。
筆者は、初めて着用して釣りに行った日、帰宅後すぐに2着目を注文しました。現在のところ、2着でローテーションしています。
番外編:クーラーが効いた室内ではヒンヤリ
クーラーが効いた室内で着ると、ヒンヤリします。スーパーマーケットとか行くとけっこうヒンヤリ。あ、やっぱり「冷感」インナーなんだと感じます。
長時間、クーラーのかかった部屋で着用するのには向いていないと思います。
サイズ感とカラーについて
サイズ感
参考までに、筆者のサイズとインナーのサイズを。下記の通り。
- 身長:173cm
- 体重:78kg
- 着用サイズ:Lサイズ
筆者はLサイズでピッタリでした。袖の長さもちょうど。

恥ずかしながら、筆者のお腹まわりは、プリスポーンのメス状態。しかしながら、圧迫感はありません。
カラーについて

カラーは、ブラック・ネイビー・ホワイトの3種。筆者はネイビーとホワイトを使っています。
ホワイトは嘘偽りない純白ですが、ネイビーは、ややブルーに近い色です。
脇から下のメッシュ素材部分は、共通してグレーですね。
おわりに
初めて、長袖の夏用インナーを着用してみましたが、おたふく手袋の冷感インナー、良いです。
やはり、安いというのが何よりも良いですね。
1,000円ちょっとなので、毎年、シーズンごとに使い捨てるくらいの感覚で着ようかなと思っています。
バイク・自転車に乗るし、筆者としてはすごく助かっています。半袖Tシャツ1枚の釣行とはサヨナラだなあ。
参考記事
夏用フィッシンググローブも試してみました。