【実釣インプレ】6″ジャンボグラブ 万能性はそのままにサイズUP

本記事ではアフィリエイト広告を利用しています

ゲーリーヤマモトの6インチジャンボグラブは、定番4インチのサイズアップ版。

存在感とアピール力を格段にアップしつつも、グラブの万能性をしっかりと維持したオールマイティーなワームです。

今まで4インチで釣っていた人が6インチジャンボグラブを投げれば、釣れる魚のサイズもアップすること間違いなし。

グラブの万能性を楽しみつつ、ひとつ上のサイズを狙えるアイテムです。

このジャンボグラブをオカッパリで使い、バスを釣ってその実力を検証してみました。

本記事では、使用したリグ(仕掛け)をはじめとした、使い方・釣り方のヒント、使ってみて感じたことをお伝えします。

もくじ(クリックでジャンプ)

6インチジャンボグラブ 概要

ブランドゲーリーヤマモト
Gary YAMAMOTO
ルアー名6インチジャンボグラブ
6”GRUB
サイズ(長さ)6インチ
入数10本
色数24
ソース:ゲーリーヤマモト公式サイト(*2023年3月28日時点)

「6インチグラブ(ジャンボグラブ)」は、定番の4インチよりも、長さも太さもアップした大型グラブ。

やはり、狙うのはビッグバス。

重さ

5本の重さ
ひとつあたりの重さ

約7.8g

重さは、約7.8g

ノーシンカーの場合、ベイトタックルだと飛距離が出しにくい微妙な重さです。

サイズ感・フォルム

上:4インチグラブ、下:ジャンボグラブ

定番の4インチと比較してみましょう。

ボディの長さは倍近くあり、太さもアップ。

左:4インチグラブ、右:ジャンボグラブ

さらにテールは幅も長さも大幅にアップ

ジャンボと呼ぶにふさわしいサイズ感です。

また、ボディが長いのでロングワームの要素も感じられます。

釣果データ

使用ワーム6インチジャンボグラブ
使用リグライトテキサスリグ
ジグヘッドリグ
ジグスピナー
釣れた時期3月下旬
4月上旬
8月下旬
累計釣果5匹
最大サイズ38cm
平均サイズ約31cm
釣り場タイプ小河川(水路)
釣り場の水質マッディ

春のスポーニング時期から真夏まで、実績があります。

やはりジャンボグラブだけあって、釣れる平均サイズもなかなか良いですね。

春にジャンボグラブでの初フィッシュ

テキサスリグで産卵前のメスらしき1匹。

真夏に

5匹目は、ジグスピナーを合わせてスイミングで仕留めた1匹。

今のところ、この38cmが最大サイズ。

使用タックル

スーパーカブに積んだボックス
ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル 666TMB
リールシマノ 
SLX MGL70
(ノーマルギア)
ラインダイワ 
BASS X ナイロン 12lb/14lb

スーパーカブか自転車での移動がほとんどなので、ロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。

5g〜18gのルアーに対応したバーサタイルモデルで、M(ミディアム)クラス相当のロッド。

リールはノーマルギア。

ラインは格安のナイロン素材で、最近は太めにして14ポンドを使用中。

ブレイゾンモバイルのインプレはこちら

ライトテキサスリグ

軽めのバレットシンカーとオフセットフックを使った、ライトテキサスリグを使用しました。

ストッパーは使用せず、シンカーが自由に動く仕様です。

使用フック・フックサイズ

フックは、「スミス GYオフセットフック」の#2/0サイズを使用。

ゲーリーヤマモトに関するいくつかの書籍で調べたところ、推奨サイズにバラつきがありましたが、#2/0〜#4/0の記載が多いです。

使用シンカー・ウェイト

シンカーは、「デコイシンカー・タイプバレットDS-5」を使用。

ウェイトは、3.5g (1/8oz)

ラインを通す穴にチューブがあるので、ラインを傷つけず使えるアイテムです。

ジグヘッドリグ

ジグヘッドをセットした、ジグヘッドリグでも実績があります。

使用フック・フックサイズ

ケイテック「モノガードラウンドジグヘッド」を使用。

フックサイズ:#1/0

ウェイト:1/16oz(1.8g)

その名の通り、1本のガードが付いていて、軽めの障害物であれば回避できます。

それでいて、フッキング率はガードなしとほぼ変わらないのでオススメ。

ジグスピナー

ブリっとした良型38cmは、このジグスピナーにセットして釣りました。

使用ジグスピナー

ダイワ「ジグスピナーSS」。

カラー:ブルーギル

ウェイト:5g

このブルーギルカラーは、ブレードがコパーなので、濁りに適したカラーリングとなっています。

ブラシガードが付いているので、根掛かりしにくくオススメ。

普段よりもアピール力を大幅にアップしたい場面で、ジグスピナーを使いましょう。

ジグスピナーのインプレはこちら

実績のあるカラー

169/135
020
スクロールできます
カラー釣果水質
169 チャート/チャート&ライムフレーク1匹マッディ
135 スモーク/シルバーフレーク3匹マッディ
020 ブラック(ソリッド)1匹マッディ

3色とも、かなり濁りの強い場所で使いましたが、ちゃんと釣れました。

ローライトでしたが、ラメ入りの2色は、大量のラメが効いたのかもしれません。

ブラックはシルエットがくっきりでるので、暗い中でも見つけやすかったと推測しています。

ただ、やはり、カラーだけでなく、サイズでもアピールできたというのも大きいでしょう。

ルアーアクション

ライトテキサスリグ

カバー撃ち

写真はイメージ

カバーといっても、ライトカバー。かなり軽めのものでした。

片手でひょいっと持ち上げられそうな、数本からなる木の枝です。

減水した水路の水面から、数本が露出している状態でした。

そこへ、わざとジャンボグラブをぶつけ、水面の木の枝を乗り越えさせ、水中にポチャンと落ちた瞬間に、下からバコンと出ました。

おそらく、ぶつけた時点で存在に気づき、落ちてきたグラブに対してリアクション気味で喰ったと思われます。

リフト&フォール

障害物がかなり多い用水路で、障害物にぶつけながら小さくリフト&フォールを繰り返していたところ、ボトムで喰いました。

フォール

3匹目は、フォール。

着底と同時くらいのタイミングで食ってきました。

ジグヘッドリグ

フォール

ジグヘッドリグの場合、ただ巻きのスイミングをメインに使用していますが、美味しそうなレイダウン(沈んでいる大きめの倒木)があったので、放り込んでみました。

着底するかしないかくらいのタイミングでラインが少し動いたので、フッキング。

やはり最初のフォールでよく喰いますね。

ジグスピナー

ただ巻き(スイミング)

シンプルにただ巻きのスイミングで。

巻く速度は、やや遅め。ブレードがしっかり回っているのを感じながら巻いていました。

水路の対岸に投げ、水路の中央くらいまで巻いてきたところで、ズン!と強めのバイト。

ブレイク(駆け上がり)になっている周辺だったので、そこに隠れていた魚でしょう。

夕まずめ、かなり暗くなっていたので、ブレードの波動でアピールできていたと思います。

使ってみて感じたこと

存在感・アピール力が強力

定番の4インチと比べ、ボディは太くなり長さは倍増。

テールも大型化され、テロテロ動く時のアピール力が大幅にアップされています。

全体的に長めのシルエットとなり、ロングワーム的なアピールも可能。

特に濁りの強い場所では、カラー選びも重要ですが、ワームのサイズも大事。

6インチのサイズ感とシルエットが活きますね。

豆サイズは釣れにくい

アピール力があるので、小さい魚もガンガン喰ってきます。

特に夏は、15cm〜20cmくらいの、かなり小さい魚からのバイトが増えますが、ほとんどフッキングしても乗りません。

フッキングに成功すれば、ある程度のサイズを期待しても良いでしょう。

テキサスリグで万能性が活きる

ライトテキサスでしばらく使ってみて、4インチグラブと同様、万能なワームだと実感しました。

まず、フォルム的には、魚にも似ておらず、甲殻類にも似ておらず、でも釣れるという謎フォルム。

しかしながら、おかげで何にでも化けることができるとも言えます。

  • ただ巻きなら根掛かりしにくいシャッドに変身
  • ボトムバンピング&ズル引でボトム攻略可能
  • リフト&フォールのタテの動きにも対応
  • ちょうちんやバジングで表層も攻められる
  • 中層シェイクも可能

使えないシチュエーションを探すのが難しいほど、万能なアイテムですね。

また、ワーム自体は約7.8gと少し微妙な重さですが、軽めの3.5gでもシンカーを使えば、ベイトタックルでもキャスタビリティはだいぶ向上します。

ベイトタックルで扱うことも踏まえ、テキサスリグで扱いやすいと感じました。

あらゆるリグ(仕掛け)に対応する万能性

  • テキサスリグ
  • ジグヘッドリグ
  • ジグスピナー

今のところ、この3種のリグで実績あり。

今後、スプリットショットリグやヘビダン(ダウンショットリグ)なども試してみようかと思っています。

4インチと同様に、オーソドックスにジグヘッドでも使えるし、やはり扱いやすいワームですね。

釣れるサイズが大きめ

ジャンボグラブで釣った35cm
 6”ジャンボ4”グラブ
累計釣果5匹10匹
最大サイズ38cm30cm
最小サイズ23cm約15cm
平均サイズ約31cm約23cm
2023年9月1日時点の筆者の釣果データ

定番の4インチと比べ、やはり釣れるサイズも大きくなります。

太さも長さもあるので、ある程度のサイズでないと、物理的に口に入らないんですよね。

数よりもサイズを狙うなら、ジャンボグラブ!

おわりに

6インチジャンボグラブは、定番の4インチと比べ存在感・アピール力が大幅アップしています。

特にテキサスリグで使えば、使えない場面がないんじゃないかと思うほど、その万能性を実感するでしょう。

もちろん、4インチと比べて、釣れる魚のサイズもアップできるのも大きな魅力。

濁りが入った場面や大型を狙いたい場面では、ジャンボグラブの出番です。

参考記事

6インチジャンボグラブと同じタックルで、テキサスリグやジグヘッドリグでも活躍するクロー系ワームが、モコリークロー。

モコリークローのインプレはこちら

6インチジャンボグラブと同じボリューム感の4インチヤマセンコーもおすすめ。

良型が釣れます

4インチヤマセンコーのインプレはこちら

4インチグラブのボディを伸ばした5インチハーフスレンダーグラブもあります。

ロングワームの要素も少し取り入れたワームで、試してみると面白いです。

5インチハーフスレンダーグラブのインプレはこちら

もくじ(クリックでジャンプ)