ゲーリーヤマモトの大人気ワーム、ヤマセンコーシリーズ。
4インチは良型が釣れるので、サイズアップを狙うときにおすすめ。
ただの「棒」ながら、フォールで勝負を決められるだけでなく、トゥイッチでリアクションバイト狙いもできる万能スティックベイト。
本記事では、4インチヤマセンコーでバスを釣った筆者が、使用したリグ(仕掛け)とアイテム、使い方、使ってみて感じたことをお伝えします。
4インチヤマセンコー 概要
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ブランド | ゲーリーヤマモト Gary YAMAMOTO |
ルアー名 | 4インチヤマセンコー 4”YAMASENKO |
サイズ(長さ) | 4インチ |
入数 | 10本 |
色数 | 46 |
価格
筆者が通う釣具店では、1パックあたり税込1,386円。
値上げが響いて、かなりの高級ワームになってしまいました。
重さ
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約7.2g
ノーシンカーの場合、ベイトタックルだと飛距離が出ない微妙な重さ。
フォルム(形状)
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棒状のワーム。スティックベイトと呼ばれるカテゴリーに分類されます。
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太さがあるので、カットテールなどのストレート系ワームとは違って、やはりスティック感があります。
サイズ感
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バス釣りの定番ワーム、4インチグラブと比べてみましょう。
同じ「4インチ」ですが、ボリューム感は比べものにならないレベルの差。
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長さも太さもあるので、かなり食べ応えのあるサイズ感。
20cmくらいの小バスでは、口に入らなそうですね。
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3インチヤマセンコーと比べると、容積が一気に増えている感じがします。
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5インチの方が太いですが、太さよりも長さの差の方が目立っています。
3インチと4インチが、小バスでも簡単に喰えるサイズの境目。
釣果データ
使用ワーム | 4インチヤマセンコー |
使用リグ | ノーシンカーワッキー ノーシンカーリグ(オフセット) |
釣れた時期 | 8月 9月 |
累計釣果 | 3匹 |
最大サイズ | 36cm |
平均サイズ | 約34cm |
釣り場タイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | ステイン マッディ(強めの濁り) |
今のところ全てノーシンカーで釣っています。
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4インチヤマセンコーの初バスは33cm。
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2匹目もなかなかの良型。
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3匹目は、2匹目を釣った直後。2連続ヒットでした。
20cmクラスの小バスが元気な時期でしたが、なかなか良いサイズが釣れました。
使用タックル
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ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | ダイワ レガリスLT-3000CXH |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 12lb |
ロッドは、自転車・バイク移動に便利なテレスコロッドで、1.8g-7gのルアーに対応したLクラス相当のバーサタイルモデル。
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リールは、少し太めのラインを巻きつつワームをフリーフォールさせたかったので、スピニングの3000番。
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ラインは、試験的に12ポンドを使っていますが、やはり余裕を持って戦えます。
ノーシンカーワッキー
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最初の1匹は、ボディの真ん中らへんにマス針をブッ刺した、ノーシンカーワッキーで釣りました。
カットテールほどではありませんが、それでもフォール中にプルプルと揺れながら沈んでアピールします。
使用フック・フックサイズ
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フック | バリバス モスキートヘビーガード |
フックサイズ | #1/0 |
根掛かりが多い場所では、ガード付のマス針を使うことが多め。
ゲーリーワームには、よくバリバス(ノガレス)のマス針を使っていますが、今のところフッキングはバッチリ決まっています。
ノーシンカーリグ(オフセット)
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オフセットフックをセットしたノーシンカーリグでも実績あり。
やはり、フリーフォールで仕留めることができました。
使用フック・フックサイズ
フック | スミス GYオフセットフック |
フックサイズ | #2/0 |
スミスから出ているゲーリーワーム対応フックを使ってみましたが、フッキング率は良好。
実績のあるカラー
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カラー | 釣果 | 水質 |
009 レッド/レッドフレーク | 3匹 | ステイン マッディ |
ステインから少しドロっとするくらいの強い濁りまで、この赤いカラー。
ワームのサイズが助けているのは確かだけど、目立つ刺激的な色なのでしょう。
視認性も良くて◎。
ルアーアクション
リフト&フォール
*ノーシンカーワッキー
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最初のフォールで喰わなかったため、リフト&フォールを数回繰り返しました。
少し強めにしゃくったところ、水面付近まで跳ねるように上がってきたヤマセンコーに、リアクション的にバイトしてきました。
フォール
*ノーシンカー(オフセット)
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水路の分岐点、トンネルになっている入り口付近に投げて沈めたところ、ラインがゆっくり横に走ったので合わせました。
スピニングタックルを使っていたので、フリーフォールが効いたはず。
やはり、ノーシンカーのフォールはスピニングタックルの方が有利。
トゥイッチ
*ノーシンカー(オフセット)
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フォール、リフト&フォールで反応が得られなかったので、トゥイッチを試しました。
パンっと弾くように、斜め上方向に軽くトゥイッチしたところ、水面まで上がってきてバイト。
その瞬間は丸見えで迫力がありました。
完全なるリアクションバイトですね。
使ってみて感じたこと
良型が釣れる
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同じ時期に同じタックルセッティングで、同じく7g程度の5-3/4”カットテールも投げているのですが、20cm前後の小バスばかり釣れていました。
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4インチヤマセンコーを使ったところ、32cm、34cm、36cmと、小規模な水路としては良型と言えるサイズがヒット。
太さでアピールできているのか、はたまた、良型を魅了するフォルムなのかはわかりませんが、今のところ嬉しいサイズが続いています。
太さがあるせいか、小バスは喰う気になりにくいようで、細長いカットテールの方には果敢にアタックしてきます。
ノーシンカーはスピニングが良い
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4インチヤマセンコーは7gあるので、テキサスリグやフリーリグで3.5g/5g/7gくらいのシンカーを使うのであれば、ベイトタックルの方が扱いやすそうです。
上の方でも触れましたが、スピニングタックルによるフリーフォールで1匹釣っています。
やはりフォールは、スピニングリールのベールを上げたまま、自然にゆらゆらと沈ませるに限りますね。
筆者の場合は、少し大きめのワームに対応できるよう、太めの12ポンドナイロンラインを使いました。
リールは、わざわざ3000番を用意。12ポンドでも100m巻けるのでかなり余裕があります。
ただの棒ながら使い方はいろいろ
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今のところノーシンカーだけですが、ワッキーでも使えるし、オフセットフックのセッティングもOK。
アクションも、真骨頂とも言えるフリーフォールだけでなく、トゥイッチでリアクションバイトを誘発可能。
他に、テキサスリグやフリーリグ、スプリットショットなども使えそうで、幅広く使える可能性を感じています。
ただの棒が何故釣れるのか?
- ニオイとソルトマテリアル
- 得体がしれないフォルムと動き
- 動きがそこまで素早くない
- 動きがハゼに似ている
上記は、筆者が個人的に立てた仮説。
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以前、田んぼの用水路で捕まえたハゼを飼育していたことがありました。
ハゼ君がボトムから浮いたり(泳いだり)ボトムに戻る時の、あまり素早くない動きが、ヤマセンコーをリフト&フォールした時の動きに似ていると感じました。
ブラックバスからすると、「素早くないので捕食しやすいベイト」として映っているのではないか、と思ったのです。
ダボハゼパターンを意識してみても良いかもしれません。
おわりに
4インチヤマセンコーは、良型を狙える魔法のスティックベイト。
ただの棒ですが、使い方やアクションは一つだけではなく、幅広いパターンに対応しています。
ノーシンカーで使うなら、スピニングタックルでのフリーフォールがおすすめ。
何度か試していれば、そのうちラインが横に走るでしょう。
個人的には、ノーシンカーで操作した時の動きがハゼっぽいなと思っていて、ボトム付近ではハゼを意識して動かすのも面白いと思っています。
同じくらいの重さ・ボリューム感の6インチジャンボグラブもおすすめ。
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