ゲーリーヤマモトのワームで、クロー系ワームを探している方はいませんか?
そんな方にオススメしたいのが、コンパクトボディながら重量感のある「モコリークロー」。
クロー系の基本であるテキサスリグだけでなく、ジグヘッドでのスイミングでも使いやすい優れもの。
本記事では、モコリークローを使ってバスを釣った筆者が、使用したリグ(仕掛け)とアイテム、使い方、使ってみたインプレをお伝えします。
モコリークロー 概要
ブランド | ゲーリーヤマモト Gary YAMAMOTO |
ルアー名 | モコリークロー Mokory Craw |
サイズ | 3.8インチ |
入数 | 8本 |
推奨フックサイズ | #1〜#1/0 |
色数 | 11 |
サイズ展開は、3.8インチの1種のみ。
また、入数は10本ではなく、8本/パック。
フォルム(形状)
表面と裏面あり。
爪(ハサミ)の裏側がフラットになっているので、ここを見ればわかりやすいですね。
ぱっと見は、クローというよりはクワガタに近い気もします。
開発コード「ラビットテール」と呼ばれたウサギの耳のようなテールは重量感があり、他にはない強い水押しと多彩なアクションを生み出し、コンパクトサイズでありながらしっかりとバスにアピールをする。
引用元:ゲーリーヤマモト公式サイト製品情報ページMokoryCraw
このラビットテールと二つの爪が、モコリークローの最大の特徴と言えるでしょう。
小さいけど厚みとボリューム感があります。
サイズ感
4インチグラブと比べると、サイズ感がわかりやすいかと思います。
3.8インチのコンパクトボディ。
O.S.Pのドライブクロー4インチとも比較してみました。
2匹とも目一杯、威嚇のポーズをしてもらいましたが、シルエット的にはドライブクロー4″の方が一回り大きめ。
あくまで、モコリークローはコンパクトに収まっている印象を受けます。
重さ
1個あたりの重さは、約7g
ノーシンカーの場合、ベイトタックルでは飛距離が出にくい重さ。
価格
1パックあたり | 1,138円 |
1本あたり | 約142円 |
上記は、2023年11月21日時点の、某釣具店の税込価格。
8本入りなので、1本あたりはけっこう高めですね。
釣果データ
使用ワーム | モコリークロー |
使用リグ | テキサスリグ ジグヘッドリグ |
釣れた時期 | 3月下旬 9月上旬 |
累計釣果 | 3匹 |
最大サイズ | 29cm |
平均サイズ | 約21cm |
釣り場タイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
モコリークローでの初バスは、ザリガニが冬眠から覚め始める3月下旬でした。
テキサスリグ(3.5g)で。ボトムで喰いました。
9月上旬には、フットボールジグヘッドで小バスを2匹。
20cm程度のベビーサイズでもガッツリ喰いついてきました。
使用タックル
ロッドは、バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)を使いました。
5g〜18gまでのルアーに対応した、Mクラス相当のバーサタイルモデル。
フックサイズ
ゲーリーヤマモト公式サイトによる推奨サイズは、スゴイフック#1〜#1/0
筆者が実際に使ったフックとサイズは、下記の通り。
オフセットフック | スミス GYオフセットフック #2/0 |
ジグヘッド | ハヤブサ ベイビーシューティングボール #2 |
上記のフックで実際に釣れました。
下記より、リグ(仕掛け)ごとに使用アイテムと詳細をご紹介します。
テキサスリグ
ストッパーは使わずに、シンカーが自由に動く状態で使いました。
フックとサイズ
「スミスGYオフセットフック#2/0」を使用。
シンカーと重さ
「デコイシンカー タイプバレット DS-5(3.5g)」を使用。
穴に透明のチューブが通っておりラインを通しやすく、ラインを傷つけにくいシンカーです。
ジグヘッドリグ
ジグヘッドリグといっても、筆者が試したのは、フットボールジグヘッド。
ジグヘッドのサイズと重さ
重さは、3.5gを使用しました。
アクション(動かし方)
リフト&フォール
- テキサスリグ
ボトムにいるであろう魚を狙い、リフト&フォールをしたところ、ボトムで喰いました。
GYオフセットフックの#2/0でしたが、一発でしっかりフッキングが決まりました。
29cmのまあまあサイズをゲット。
スイミング
- ジグヘッドリグ
フットボールジグを使い、上下にロッドを動かしながら、うねりつつ進むザリガニをイメージして動かしました。
水路の斜め護岸沿いで、表層付近をファサファサと上下に泳いでいたところ、小バスがバイト。
#2の小さめのジグヘッドでしたが、20cmくらいの小バスでもちゃんと掛かりましたね。
ただ、アタリが小さかったので、すぐにはアタリだと気付かず、しばらく泳がせてからフッキングをしました。
フォール
- ジグヘッドリグ
水路の対岸にキャストし、着水後のフォールで小バスくんが喰いました。
20cm以下のベイビーバスながら、速めに沈むモコリークローをしっかり捕らえたのでした。
実績のあるカラー
カラー | 釣果 |
318 グリーンパンプキン/レッドフレーク | 1匹 |
325 ブラウンインディゴ/レッドフレーク | 2匹 |
グリパン+赤ラメは、雨の影響で濁りが強まっていた中で、効いたカラー。
どちらの色もレッドフレークがあり、本物のザリガニっぽさがあって、釣れる気がしました。
使ってみて感じたこと
*あくまで、筆者の個人的な経験・条件(タックル、リグ、フィールド等)をもとにした所感です。数あるアングラーのうちの1人の感想です。
コンパクトながら重量感でアピール
コンパクトなシルエットに収まっているモコリー君ですが、ハサミとボディに身が詰まっているので、そこそこの重量感があります。
スイミングでも通用
ボリューム感のあるハサミのおかげで、ジグヘッドのスイミングでも十分にアピール可能。
ファサファサっと強い水押しを生み出してくれます。
大きな爪(ハサミ)の下には、タイプの異なる3対の脚。
泳がせると、ピロピロピロっと揺れて微波動でアピール。
王道のテキサスリグで使いやすい
グラブ、センコー、カットテールなど釣れるゲーリーワームはたくさんありますが、クロー系であるモコリー君は、やはりテキサスリグとの相性がGOOD
ボトムに潜んでいたり、障害物の中を泳いで逃げるザリガニをイメージしながら、カバーに入れて動かしてみましょう。
3.5gのシンカーを使いましたが、ちょうどベイトタックルで投げやすい重さでした。
よほどのヘビーカバーでなければ、まずは3.5gで試してみるのがおすすめ。
数釣りでも使えそう
ジグヘッドリグで釣った時は、5分間で小バス2匹が釣れました。
小バスが元気な時期であれば、数釣り要員としても活躍しそうです。
おわりに
モコリークローはコンパクトなワームなので、誰でも使いやすく釣れやすいと思います。
しかしながら、ズッシリとした爪とテールはアピール力抜群。
小柄だからといって侮ってはいけません。
まずは、王道のテキサスリグで投げてみましょう。
個人的には、ジグヘッドリグでのスイミングもオススメ
今後は、ノーシンカーのバックスライドやフリーリグなど、他のリグも試してみようと思います。その際は追記しようと思うので、忘れた頃にこのページに遊びにきていただけたら幸いです。
参考記事
同じくベイトタックルで、テキサスリグやジグヘッドリグでも釣れるのが、6インチジャンボグラブ。
こちらもおすすめのワームです。