【実釣インプレ】ジグスピナーSSでワームにアピール力をプラス

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想定外の濁りや風が発生した時に、いつものリグではアピール力が物足りないと思うことがありませんか?

ダイワのジグスピナーSSは、ワームにセットすることで、手軽にアピール力を増強できる便利アイテムです。

実際にジグスピナーSSを使い、オカッパリでバスを釣ってみました。

本記事では、ジグスピナーSSの特徴と使い方、実際に使って釣ってみた所感をお伝えします。

*実際に使用した3.5gと5gの体験をベースとしています。

もくじ(クリックでジャンプ)

ジグスピナーSS 概要

基本情報

ブランドダイワ
DAIWA
ルアー名ジグスピナーSS
JIG SPINNER SS
サイズ(重さ)3.5g/5g/7g/10g
色数7
メーカー希望本体価格600円
ソース:ダイワ公式サイト(*2023年9月1日時点の情報)

重さ

5gモデル
表記全体の重さ
3.5g 約6g
5g約8g

計量したところ、全体の重さは上記の通り。

ワームの重さが加わることを考えると、ベイトタックルでの使用となりそうですね。

フォルム・特徴

スピナーベイトのスカート無しのような見た目。

ブレードはウィローリーフ1枚のシングルグレード仕様。

4本のブラシガード付きで、障害物の回避能力はあり。

首の部分は、ワームキーパー。

3重になっていて、ホールド力あり。

ジグヘッドは交換可能

ジグヘッドは分離可能なので、自分のお気に入りのジグヘッドがあれば、そちらを付けて遊ぶこともできますね。

釣果データ

スクロールできます
使用ジグジグスピナーSS 5g
使用ワーム5インチハーフスレンダーグラブ(ゲーリーヤマモト)
6インチジャンボグラブ(ゲーリーヤマモト)
釣れた時期8月
9月
累計2匹
最大サイズ38cm
平均サイズ30cm
釣り場タイプ小河川(水路)
釣り場の水質マッディ
ジグスピナーSSでの初バス

巻物が有効とされる秋に小型を1匹。小さいけど、やはりブリっとした元気のある個体でした。

トレーラーは、ゲーリーヤマモトの5-1/2″スレンダーグラブで、ロングワームの要素を取り入れて目立たせてみました。

2匹目は、8月下旬にブリブリの38cmがズドン!と喰ってきました。

トレーラーは、6インチジャンボグラブ。

完全にデカバス狙いのセッティングで攻めてみました。

使用タックル

ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル666TMB
リールシマノ
SLX MGL70
(ノーマルギア)
ラインダイワ 
BASS X ナイロン 12lb/14lb

ロッドは、原付バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)。

5g-18g対応のバーサタイルロッドで、M(ミディアム)クラス相当。

ジグスピナーSSのフックサイズを考えると、そこそこ大きめのワーム(5インチ以上?)をセットすることになると思います。

また、ブレードの巻き抵抗も踏まえると、やはりベイトタックルでの使用が適しているでしょう。

実績のあるカラー

ジグスピナーSSゴールドアユ(ゴールドブレード)
トレーラーグリーンパンプキン/ブラックフレーク
釣果1
水質マッディ
ジスグスピナーSSブルーギル(コパーブレード)
トレーラーブラック
釣果1
水質マッディ

マッディなフィールドだったので、濁りに強いゴールドとコパーのブレードを使いました。

トレーラーワームも濁りに強いグリパンとブラック。

ゴールド+グリパンで釣った日は、台風の影響で増水+濁り増でしたが、このカラーはしっかり効きました。

コパー+ブラックで釣った日は、かなり暗くなった夕まずめ。シルエットがくっきり出るブラックと、ブレードの波動でアピールできたのが勝因だっと推測。

ルアーアクション

2匹とも、ただ巻き(スイミング)で釣りました。

5.5″スレンダーグラブの方は、普通の速度で、速くもなく遅くもなく。

ジャンボグラブの方は、やや遅めに。

一定のスピードで巻いて、あとはブレードの波動とグラブのテロテロに任せたのですが、しっかり結果を残してくれました。

使ってみて感じたこと

*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。また、実際に使用した3.5gと5gのモデルをもとにした情報です。

明滅+波動+シルエットのアピール力

  • ウィローリーフの光の明滅
  • シングルブレードの波動
  • ワームのシルエット

ウィローリーフの光の明滅効果だけでなく、シングルブレードならではのブルブルとした波動でもアピール可能です。

かといって、コロラドブレードほど強くないので、強すぎず弱すぎず、ほどよいアピール力だと感じます。

大きめのシルエットにしてみた

また、これらに加えて、ワームのシルエットでもアピールが可能。

グラブやシャッドテール系なら、テールのテロテロとかプルプルした動きをプラスできますね。

スピナーベイトと比べてゴミを拾いやすい

ブラシガードが付いているものの、浮ゴミが多い場所では頻繁にゴミが絡んでしまいます。

筆者はスピナーベイトもよく投げますが、やはりスカートがけっこうゴミを避けてくれるようで、ジグスピナーSSの方が拾いやすいと感じました。

ブラシガードが大活躍

沈んだ障害物(固くて大きいもの)にぶつけてみましたが、ちゃんと回避しました。

この辺の回避力は、スピナーベイトと同等程度という印象を受けました。

これは、ブラシガードによるものが大きいと感じます。

他社のジグスピナーで、ブラシガードが付いていないものを何度か使用しましたが、根掛かりですでに数個ロストしています・・・。

フッキング率は悪くない

20cm未満の豆バスは、口にちゃんと入らないようで、アタックしてきてもフッキングで乗らず。

22cmが釣れた時は、一発で上顎をしっかり突き刺して釣れました。

38cmのバスは、トレーラーワームであるジャンボグラブを丸呑みしており、ジグスピナーのヘッドとワームの先端が、バスの口から出ている感じでした。

ただ、抜き上げて地面に置いた時に暴れたため、フックオフ。

おそらく口の内側のどこかに刺さっていたかと思います。

いずれにせよ、フッキングが決まりにくいという感覚はありません。

口にしっかり入るサイズが喰ってくれば、ちゃんとフッキングは決まります。

ワイヤーの強度はかなりある

38cmを抜いた後

スピナーベイトによっては、小バスでも抜き上げるとワイヤーがぐにゃりと曲がります。

一方で、このジグスピナーSSの強度は強め。

38cmのブリブリ君をぶっこ抜きましたが、特に変形している様子はなし。

ブレードは安定してよく回る

速巻きでも遅巻きでも、ブレードは安定してよく回ってくれます。

巻いていると適度に手元に振動が伝わってきます。

ワームキーパーは思ったよりホールド力あり

ワームキーパーですが、思っていたよりホールド力がありました。

投げててズレることはありません。

ただ、一度釣って、ワーム自体が裂け始めるとやはり厳しいものがあります。

増水+濁り+暗い時のアピール力UPに

1匹目が釣れた日は、台風の影響で増水と濁りが強まった日。

普通にグラブを投げてもアピール力が足りないと思ったので、ジグスピナーを使用したところ釣れました。

こういった、増水や濁りのタイミングで、アピール力をアップしたい時に便利ですね。

2匹目は、夕まずめでかなり暗かった時。

ワームのシルエットに加えてブレードの波動でアピール力を加えたところ、良型がバイトしてくれました。

おわりに

ジグスピナーSSは、手軽にアピール力をプラスできる便利アイテム。

ワームのシルエットと動きでは物足りない時は、出番です。

増水や濁りが出た時、薄暗くなってきた時に活躍するでしょう。

お気に入りのワームをセッティングして、楽しんでみてください。

やはりグラブ系のワームは、こういったジグスピナーとの相性が良いですね。

5.5インチスレンダーグラブのインプレはこちら

6インチジャンボグラブのインプレはこちら

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