【実釣インプレ】G.C.クルコマ 釣れるサイズは問わないコンパクトスピナーベイト

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G.C.クルコマは、来る者を拒まないスピナーベイト。

小さなバスから大きなバスまで、クルモノを全て釣ることができます。

本記事では、G.C.クルコマ13gで実際にバスを釣った筆者が、このルアーの特徴、使い方、使ってみた所感をご紹介します。

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G.C.クルコマ 概要

ブランドissei(一誠)
ルアー名G.C.クルコマ
重さ8g
13g
ブレードタイプダブルウィローリーフ(DW)
ブレードサイズ8g:前#2+後#3
13g:前#3+後#3.5
定価8g:1,480円+税
13g:1,540円+税
ソース:issei公式サイト(*2023年9月2日時点の情報)

ウェイトはグラム表記のみ。

オンス表記だと、「1/4ozクラス」と「1/2ozクラス」になるでしょう。

全体的に小さめな設計の、コンパクトなスピナーベイトです。

コンセプト

村上晴彦さんがissei公式動画内で語っていますが、

来る者拒まず(クルモノコバマズ)=クルコマで、小さい魚から大きな魚まで全て釣れる

という考えのもとに、作られたスピナーベイトです。

重さ

表記全体の重さ
13g約17g

13gモデルの全体の重さは、約17g。

サイズ感

サイズ感は、一言で言えば令和で基準となりつつあるコンパクトサイズ。

左:クルコマ13g、右:ハイピッチャー11g

コンパクトスピナーベイトの代表格であるO.S.Pハイピッチャーと、シルエット的には同等程度。

来る者を拒まないコンパクトなサイズ感となっています。

ブレード

ブレードは、ダブルウィローのみの設定。

13gモデルは、「フロントブレード#3」と「リアブレード#3.5」サイズで、このウェイトとしては小さめ。

表面は、魚のウロコ状に処理されたタイプ。プレーンタイプと比べると淡い光を放ちます。

ワイヤー

こちらの動画内では、フロントブレードがしっかり回るようにワイヤーを曲げている旨、村上晴彦さんが発言されています。

また、issei公式動画内では、ワイヤーは曲がってもフックさえ強くしておけば大きな魚が掛かってもOK、ということも言っています。

その発言の通り、ワイヤーはけっこう柔らかめで、魚を釣ったあとにグンニャリ曲がります。

フック

前述の通り、フックは強めに作ってあります。

小型ながらある程度の太さと強さアリ。

ハイピッチャーと比べると、フックサイズは同等程度、太さは少し細いかなという印象。

釣果データ

使用ルアーG.C.クルコマ13g(DW)
釣れた時期8月下旬
累計釣果2匹
最大サイズ34cm
平均サイズ約25cm
釣り場タイプ小河川(水路)
釣り場の水質マッディ

真夏に、小バスとまあまあのサイズを1匹ずつ。

そしてナマズも釣れて、まさにクルモノコバマズな釣果。

1匹目

1匹目は、まさかの15cmクラス。

ナイロン20ポンド巻いて13gモデルを投げたのですが、トレーラーフックなしで釣れてしまいました。

2匹目は、暗くなってから釣れた34cm。

掛かった瞬間、ビューン!と横に走った元気な1匹。

使用タックル

ロッドメジャークラフト
バスパラ BXCT-705H
リールシマノ
SLX MGL 70XG
(エキストラハイギア)
ラインダイワ 
BASS X ナイロン 20lb

ロッドは、バイク・自転車移動が多いのでテレスコロッド(振り出し竿)。

Hクラス(ヘビークラス)のロッドです。

同じセッティングで小型のビッグベイトを投げることが多いので、ハイギアのリールを使っていますが、ノーマルでも問題ないでしょう。

ラインは、最近は太めになってきており、20ポンドを使用。太くても、特に使いづらさは感じません。

推奨タックル

isseiの村上晴彦さんが解説している動画(これ/これとか/これも)を観る限り、実際に使っているタックルや発言を要約すると、下記の通り。

スクロールできます
推奨タックル
8gモデルロッド:MHクラス(ミディアムヘビー)
ライン:フロロ14ポンド
13gモデルロッド:Hクラス
ライン:フロロ&ナイロン16ポンド

8gは、「ベストセッティング」と言い切っているタックル。

13gの方が、村上晴彦さんが実際に動画内で使っているセッティングです。

実績のあるルアーカラー

オレンジクロー
カラー釣果水質
オレンジクロー2匹マッディ

こういったレッド+オレンジ系のカラーは、マッディウォーターでは季節問わず釣れますね。

個人的に好きなカラーで、自信を持って投げられるカラー。

やはりマッディウォーターにはゴールドのブレードが吉。

ルアーアクション

今のところ2匹とも、ただ巻きで釣っています。

巻く速度は、「普通」か「やや遅め」くらい。

バスが潜んでいそうなポイントに投げたり、水路の斜め護岸沿いを巻いてきたり。

シンプルに巻くだけでOK。

使ってみて感じたこと

ブレードはよく回る

村上晴彦さんは、2枚のブレードがしっかり回ることを重要視して作った旨、動画で語っています。

確かに、2枚のブレードは、安定してハイピッチでよく回ります。

ブレードのサイズが小さめというのも手伝って、かなりハイピッチに「ブーン」と回転。

これは確かに、小バスが好きな種類の回転でもあるので、小さいのも釣れるのは頷けます。

巻き抵抗は軽め

1/2ozクラスのスピナーベイトの中では、巻き抵抗は軽めで、軽快な巻き心地。

しかし、軽やかさの中にも重さがあって、ちょうどいい巻き感。

長時間のリトリーブでもさほど苦にならないです。

コンパクトでよく飛ぶ

コンパクトなため、受ける風の抵抗は少なめ。

Hクラスのロッドに20ポンドのナイロンラインで投げても、ストレスなくよく飛びます。

ワイヤーは柔らかくフックは丈夫

前述の通り、そういう設計になっています。

ワイヤーは柔らかくても、フックさえ強靭ならデカい魚がきても大丈夫。

実際、34cmのバスをぶっこ抜いた後は、ワイヤーはぐんにゃりと曲がっていました。

そこそこ大きなナマズも釣っていますが、今のところフックに異常はなし。

来る者を拒まない

筆者はスピナーベイトがかなり好きで、さまざまな種類とウェイトを投げてきました。

1/2ozクラスにトレーラーフックなしのスピナーベイトで、20cm以下の小バスが釣れたのは、クルコマが初めてでした。

これはやはり、そのコンパクトさと、小バスでもパクっといきやすいブレードの回転・波動のおかげでしょう。

まさに、来る者を拒まずに、小バスから30cmを超えるそこそこサイズ、そしてナマズまで幅広く釣れてしまいます。

おわりに

クルコマは、来る者は拒まないコンパクトスピナーベイト。

投げれば、誰かが喰ってくれる。そんなスピナーベイトです。

尖った攻めのスピナーベイトではなく、みんなが楽しく遊べるコンパクトな相棒。

数釣りの季節にも活躍してくれるでしょう。

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