実際に投げて巻いてみたら、「スーパーブレード」というネーミングの意味がわかりました。
他のスピナーベイトにはない特徴的なブレードが搭載されています。
イマカツのジンクスミニスーパーブレードTGを小規模フィールドでのオカッパリで使い、バスを釣ってみました。
特徴と使ってみて感じたインプレをご紹介します。
*タングステン仕様の3/8ozモデルで実釣した経験をベースにお伝えします。
ジンクスミニ スーパーブレードTG 概要
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基本情報
ブランド | イマカツ IMAKATSU |
ルアー名 | ジンクスミニ スーパーブレードTG ZINX MINI SUPER BLADE TG |
重さ | 1/4oz、3/8oz.、1/2oz |
ブレードタイプ | ダブルウィロー(DW) |
たまたま手にとったのがタングステン(TG)モデルでしたが、TGではないノーマル仕様もあります。
重さ
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ヘッド以外も含めた全体の重さは、3/8oz モデルで約14g。
かなり軽いスピナーベイトですね。
サイズ感
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コンパクトスピナーベイトの代表格、ハイピッチャーと比べてみると、ほぼ同サイズのシルエット。
重ね合わせてみたところ、アームの長さもフックサイズもほぼ同じでした。
やはり「ミニ」と付くだけあってコンパクトですね。
ブレード
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ルアー名にもなっている通り、このスピナーベイトの一番の特徴は、そのブレード。
スーパーブレードと名付けられたブレードは、下記の通り説明されています。
0.2mmという極薄で高弾性、高比重の特殊鋼を採用。これによりブレードの回転にキレとパワーを持たらしました。
引用元:イマカツ公式サイト ジンクスミニスーパーブレードTG製品情報ページ
薄く面積が広い為、低速でも立ち上がりがよく、回転も軽い。それでありながら、浮き上りにくいのも特徴です。
また、高比重の為、振動は強く、アングラーにも明確な回転振動が伝わり、高い操作性を実現しました。
他社のスピナーベイトをたくさん使ってきましたが、ブレードの薄さは、おそらくナンバーワンです。
釣果データ
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使用ルアー | ジンクスミニスーパーブレードTG DW 3/8oz |
釣れた時期 | 11月 |
累計釣果 | 1匹 |
最大サイズ | 36cm |
平均サイズ | 36cm |
釣り場タイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
晩秋11月中旬、冷え込んできて数を釣るのが厳しくなってきた季節に、貴重な1匹。
やはり、大きめの個体は巻物に食いつく元気はあるようです。
晴天で完全な無風でしたが、釣れました。
使用タックル
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ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 666TMB |
リール | シマノ SLX MGL70 |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 12lb |
ロッドは、原付バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)。
5g-18gのルアーに対応したバーサタイルロッドです。
リールはスタンダードなノーマルギア。ラインは安物。
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トレーラーフック
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根掛かりの少ないエリアでは、トレーラーフックを装着することが多いです。
がまかつのトレーラーフック(公式サイト)を使用し、外がかりでしたが、このトレーラーフックに掛かって釣れました。
サイズは#2。
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ブッ刺して貫通させるだけなので、セッティングは非常に楽です。
実績のあるルアーカラー
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オレンジ、レッド、ブラックが混ざった非常に目立つカラー。
ブレードはゴールド。
マッディウォーターで効果的です。
ルアーアクション
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やや遅めのただ巻きで釣りました。
水路の対岸に投げて巻いてきて、もう少しで巻き終わるという頃に、ちょうどブレイク(駆け上がり)のような段差があるのですが、底に隠れていたらしき魚が、下から出てきてバイトしました。
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一番深いところで70〜80cmくらいの水深で、ジンクスミニを水深30〜40cmあたりのレンジを引いていました。
おそらく、頭上を通過するジンクスミニに反応したのでしょう。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
ブレードは超高速回転
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極薄のブレードは、かなりの高速回転。
ブルブルブルとかブルンブルンといった回転ではなく、超ハイピッチでブーンという感じ。
滑らかな巻き心地
手元には適度な重みが伝わってきて、滑らかな巻き心地です。
振動・バイブレーションのような荒いイメージではなく、超ハイピッチなブレードの回転と共に、ブーンと一定の速度で、安定を保ちながら巻くことができます。
レンジキープしやすい
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高比重なブレードの特性もあってか、スローに巻いてもハイピッチなブレードの回転を維持しながら、一定のレンジを安定して泳いでくれます。
ジンクスミニでの初バスは11月中旬だった訳ですが、ボトムにいるであろう魚の頭上を通すイメージで、中層をやや遅めに巻いて釣りました。
レンジキープしやすく、低水温期でも出番が増えそうです。
着水時からブレードがよく回る
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薄いブレードは着水時からよく回り、護岸沿いでの落ちパクも狙えそうです。
ワイヤーは意外と頑丈
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36cmの魚を抜きあげましたが、ワイヤーは変形しませんでした。
そのまま投げてみましたが、通常通り泳いだので、意外とワイヤーは丈夫だと感じました。
キャスタビリティよし
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コンパクトなので空気抵抗が少なく、キャスタビリティに関してストレスはありません。
少なくとも小規模な釣り場では問題なし。
おわりに
ジンクスミニスーパーブレードTGを使ってみましたが、スーパーブレードの名にふさわしいアクションと実力だと思いました。
巻き心地は好みによると思いますが、ズシっとした重みや強めのバイブレーションよりは、軽めで滑らかな巻き心地の方が好きなので、個人的にはジンクスミニの巻き心地が気に入りました。
レンジキープしやすいのも、けっこう大事なポイントですね。特に寒い時期は、表層よりも中層以下を通したいという場面が多く、ジンクスミニは季節問わず活躍しそうです。
正直、ジンクスミニスーパーブレードは、ノーマークのルアーでした。名前をほとんど聞いたことが無かったし、どの店頭でも必ず見かけるという印象もありませんでした。
しかしながら、使ってみると良いスピナーベイトでした。11月中旬、ピーカンで完全なる無風でしたが、良い釣果をもたらしてくれて感謝。
今後も期待を込めてキャストしてみようと思います。
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