川村光大郎さんのボトムアップ社が世に送り出したスピナーベイトが、ビーブル。
他社のスピナーベイトにはない、ヨコ揺れが特徴的です。
小場所でのオカッパリで使い、バスを釣ってみました。
ビーブルの特徴と使ってみて感じたことをご紹介します。
*DW3/8ozモデルで実釣した経験をベースにお伝えします。
ビーブル 概要

基本情報
ブランド | ボトムアップ BOTTOMUP |
ルアー名 | ビーブル Beeble |
重さ | 3/8oz. 1/2oz. |
カラー数 | 3/8oz. 18色 1/2oz. 18色 |
ブレードタイプ | タンデムウィロー(TW) ダブルウィロー(DW) |
税込定価 | 1,540円 |
発売年月 | 3/8oz. 2019年6月上旬 1/2oz. 2020年3月上旬 |
令和に登場した新しいルアーですね。
重さ

表記 | 全体の重さ |
DW 3/8oz | 約16g |
ヘッド以外のパーツも含めた全体の重さは、DW3/8ozモデルで約16g。
サイズ感

シルエット的には、O.S.Pのハイピッチャーと同じくらいです。
ワイヤーの長さ、ブレードの大きさ、フックサイズ、いずれもハイピッチャーと同等サイズ。
O.S.Pで働いていた川村光大郎さんならでは(?)の設計ですね。
ブレード

ホワイトチャートカラーのブレードは、フロントがマットシルバー、リアがゴールド。
とある動画で観たのですが、この辺のカラーの種類と組み合わせは、川村さんがけっこうこだわっていて、ルアーカラーによって異なります。
スプリッター

他社製品にないビーブルの最大の特徴は、スプリッターと呼ばれるパーツが搭載されている点。
スプリッター(特許出願済み)が振動し、「ヨコ揺れ」を発生。
引用元:ボトムアップ公式サイトビーブル製品情報ページ
リトリーブすると、左右にブルブルと揺れて、バイブレーションしながら泳ぎます。
釣果データ

使用ルアー | ビーブル DW 3/8oz |
釣れた時期 | 11月 |
累計釣果 | 1匹 |
最大サイズ | 25cm |
平均サイズ | 25cm |
釣り場タイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
晩秋11月、ターンオーバーが発生していた中、小型を1匹。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 666TMB |
リール | シマノ SLX MGL70 |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 12lb |
ロッドは、原付バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)。
5g-18gのルアーに対応したバーサタイルロッドです。
リールはスタンダードなノーマルギア。ラインは安物。

トレーラーフック

根掛かりの少ないエリアでは、トレーラーフックを使うことが多いです。
がまかつのトレーラーフック(公式サイト)を使用し、このトレーラーフックに掛かって釣れました。
しかしながら、投げていく中で、トレーラーフックによってアクションに悪影響が出ることがわかり、このトレーラーフックは外しました。
その後、TNトレーラーフック(公式サイト)の#1を使ってみたところ、ちゃんと泳いだので、今後はこちらを使おうと思います。

実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
ホワイトチャート | 1匹 |
マッディウォーターでも効果的な万能カラー。
ブレードはマットシルバーとゴールドで、淡い光を放ちます。
ルアーアクション

水路の角、丁字路になっているポイントの岸際に着水させました。
着水し、巻き始めてすぐのバイトでした。水深30cm程度を巻いていたと思います。
遅くも速くもなく、普通の速度で巻きはじめ、リールを3回転させる頃には喰ってきました。
スピナーベイトの場合、落ちパクか、着水後リール5回転以内でのバイトが多いですね。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
スプリッターのメリット

ヨコ揺れが発生することで、相乗効果的にフラッシングも強く感じられ、アピール力があります。
濁りのあるフィールドでは効果的でしょう。
スプリッターのデメリット

スプリッターがあることで、他のスピナーベイトと比べると、ゴミを拾いやすいです。
しかも、このビーブルはけっこうゴミに敏感で、わずかな枯れ草などが付いただけでも、アクションが破綻してしまうと感じました。
その他
- 着水時からブレードがよく回る
- 巻き抵抗は重い方
- トレーラーフックがアクションに悪影響を与えることがある
- ワイヤーは頑丈な方
小バスしか抜きあげていませんが、ワイヤーは曲がらず無事でした。
トレーラーフックについては、今後はTNトレーラーフックを使おうと思います。
おわりに
ビーブルは、ヨコ揺れバイブレーションでアピールするスピナーベイト。
特に濁りのあるフィールドでは活躍するでしょう。
ただ、スプリッターはゴミを拾いやすく、しっかり泳がなくなることもしばしば。
メリットもあれば、デメリットもありますね。
その他のスピナーベイトも気になる方は下記の記事をご覧ください。
