ジャッカルのスーパーイラプションJr.は、コンパクトなサイズ感のバーサタイルスピナーベイト。小規模な野池・河川で活躍します。
実際に、小さな水路で、オカッパリでバスを釣ってみました。
スーパーイラプションJr.の特徴、使い方・釣り方、使ってみて感じたことをご紹介します。
*3/8ozモデルで実釣した経験をベースにお伝えします。
スーパーイラプションJr. 概要

基本情報
ブランド | ジャッカル JACKALL |
ルアー名 | スーパーイラプションジュニア Super ERUPTION Jr. |
重さ | 1/4oz、3/8oz、1/2oz |
税込定価 | 1,221円 |
タンデムウィローのみ

ブレードの種類は、タンデムウィローのみ。うん、迷わなくていい(笑)。
初心者は何も考えずにタンデムウィローを投げてみましょう。
重さ

表記 | 全体の重さ |
3/8oz | 約17g |
バーサタイルロッドで対応可能ですね。
カラーブレード

店舗で並んでいるのを見たのですが、ブレードの裏面がイエロー、オレンジ、ピンクなど、派手なカラーブレード仕様になっているものが多くあります。
筆者もピンクを購入してみました。
サイズ感

O.S.Pのハイピッチャーもコンパクトと言われていますが、シルエット的には同等のサイズ感。

同じジャッカルの超コンパクトスピナーベイト、デラスピンと比べると、さすがに一回りか二回り大きなシルエット。
フック

シルエットが同等サイズのハイピッチャーと比べると、フックは一回り太くて大きいです。
釣果データ

使用ルアー | スーパーイラプションJr. 3/8oz |
釣れた時期 | 9月 |
累計釣果 | 2匹 |
最大サイズ | 28cm |
平均サイズ | 27cm |
釣り場タイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
初秋、コンディションの良い、まずまずのサイズを2匹。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル666TMB |
リール | シマノ SLX MGL70XG (エクストラハイギア) |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 14lb |
ロッドは、原付バイク・自転車移動に便利なテレスコロッド(振り出し竿)。
5g〜18gのルアーに対応したバーサタイルモデルのロッドです。
ラインは格安のもの。14lbあると安心。

トレーラーフック

根掛かりが少ないエリアでは、トレーラーフックを付けることが多いです。
トレーラーフック(アシストフック)の装着をするか迷っている方は、下記の記事をご覧ください。

使用フックとサイズ
T・N TRAILER HOOK(ティエヌトレーラーフック)。公式サイトはこちら。
サイズは#1/0。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
ピンクセクシーシャッド (シルバー+ピンクブレード) | 2匹 |
濁りがありましたが、シルバー+ピンクのブレードは効いたようです。
ルアーアクション

ただ巻き。速度は普通。これでシンプルに釣りました。
巻き抵抗がそこそこあるので、少し速巻きしづらい感触です。
釣れたポイント・レンジ

2匹とも、護岸沿いを巻いて釣りました。
1匹目は、けっこう増水した直後だったのですが、水深20〜30cmくらいのレンジを巻いたところ、下から食い上げてきました。

2匹目も、水深20cmくらいを巻いていたところ、下からバコン!
抜いて陸にあげたところ、通りかかったおじいちゃんに「うめえんだなあ」とお褒めの言葉をいただきました。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
カラーブレードはアピール力あり

1匹目を釣った日は、増水と濁りが入り、全く魚の反応を得られないまま帰宅時間が迫っていました。
帰る直前、念のため最初に投げたポイントに入り直したところ、目の前でバイト。

増水と濁りでも、カラーブレードの明滅がバスを刺激してくれたようです。
一般的なゴールドやシルバーのキラキラした明滅ではなく、シルバーにピンクが混じるチカチカするような明滅です。
遅めに巻いてもOK
スローリトリーブだと、ブレードの回転ピッチは速くはないですが、ちゃんと回ります。
フロントブレードはブルンブルンと回転する感じ。
ワイヤーは変形しやすい

1匹目、26cmをぶっこ抜いたところ、上の写真の通り、ワイヤーがぐにゃっと変形しました。
強度的には、エバーグリーンのDゾーンと同等クラスという印象でした。

ただ、上の写真の通り、手で直せば復活します。
実際、筆者は問題なく2匹目を釣りました。
小規模フィールドで使いやすい優秀なスピナーベイト

泳ぎ・動きは安定感があり、適度な巻き抵抗がブルブルと手元に伝わり、ブレードがしっかり回転していることを感じながらリトリーブ可能。
小規模な野池や河川をメインフィールドとしている筆者にとっては、スーパーイラプションJr.のサイズ感は使いやすく感じます。
実際に26cmと28cmという小河川ならではのサイズを2匹釣ることができました。
かといって、さすがに20cm以下の豆はなかなか襲ってこれないようです。
2匹目を釣った日は、他の釣り人や通りすがりのおじいちゃんと話したのですが、みんな釣れていなかったらしく、筆者はスーパーイラプションJr.のおかげで良い思いができました。
おわりに
スーパーイラプションJr.は、小規模フィールドで活躍してくれるコンパクトサイズのスピナーベイト。
スタンダード、バーサタイルといった言葉が似合うルアーだと感じます。
個人的な体験としては、かなりのタフコンディションで、「なんとか1匹」を釣ることのできたルアーで、信頼感UP。
派手派手なカラーブレードを試してみるのも面白いでしょう。
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