【インプレ】ワイズストリーム56TL 渓流用テレスコロッド

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渓流までバイクで移動して、ツーリングと釣りの両方を楽しみたい方もいるでしょう。

しかし、バイク移動において、ロッドの持ち運びは大きな課題です。

バイク釣行するなら、ずばり、コンパクトに収納できるテレスコロッド(振り出し竿)がオススメ。

筆者が使用しているのは、ダイワのネイティブトラウト向けテレスコロッド、「ワイズストリーム56TL」。

本記事では、愛車のスーパーカブでツーリングがてら小渓流に行き、ワイズストリーム56TLを使ってトラウトを釣っている筆者が、このロッドの収納・携帯性能、使用感、耐久性などについて、所感を交えながらお伝えします。

*現行の2022年モデルではなく、旧モデルの使用インプレとなります。

もくじ(クリックでジャンプ)

ワイズストリーム 56TL概要 (2022モデル)

ブランドダイワ 
DAIWA
アイテムワイズストリーム 56TL
WISE STREAM 56TL
全長1.68m
継数5本
仕舞寸法41cm
自重81g
先径/元径1.3mm/9.9mm
ルアー重量2〜9g
ライン2〜6lb.
ラインPE(#)0.3〜0.6
メーカー希望本体価格26,300円
ソース:ダイワ公式サイト(*2023年12月17日時点の情報)

ワイズストリームは2022年にモデルチェンジしました。

旧モデルの56TL

上の写真は、筆者が使用している旧モデル。現行のスペック表を見る限り、2022年モデルの方が、より軽くコンパクトに収納できるようになっています。

また、ダイワの公式サイトには下記のような説明文があります。

テレスコピック、マルチピースアイテムは携帯性に優れ、公共機関を使用する場合はもちろんポイントまでの移動が遠い場合など、重宝するシチュエーションは多い。しかし、曲がりが不自然、張りが強い、重いなど、デメリットが出やすい。 

22WISE STREAMはこれらのネガティブ要素を徹底排除。 
1pcロッドと見間違えるベントカーブを描き、ロッドアクションも一から見直しを図り、軽量ルアーも快適に使用できる調子に一新。 
グリップ回りも、シルバークリークシリーズを踏襲した細径を採用。 
そして、ラインナップ全てが3ピースもしくはテレスコピックモデルとして展開。 

引用元:ダイワ公式サイト製品ページ

簡単に言えば、「テレスコの弱点を克服すべく気合い入れて改良したのが2022年モデル」ということでしょう。

デザイン・ディテール

*写真は、筆者が使用している旧モデルです。

全体的にブラックを基調としたシックなカラーリング。

グリップ部分にはコルクが採用され、高級感があります。

個人的には、デザインはカッコイイと思っています。

ガイドリングについて

筆者が使用している旧モデルのガイドリングは、上の写真と下記のようになっています。

1・4・6・7番目固定(ロッドと一体化されている)
2・3・5番目可動(360度回転し、上下にも動く)

釣りを始める際、1・4・6・7の向きを揃えてロッドを伸ばしきり、2・3・5は向きを揃えつつ下方に押し込むような形で固定します。

収納性・携帯性

上の写真は、スーパーカブのリアキャリアに載せているボックス

旧モデルは仕舞寸法が約45cmですが、余裕をもってスッポリ収まります。

使用しているボックスについては、下記の記事で紹介しています。

写真は旧モデルのワイズストリーム56TL

また、筆者が釣行時に使用しているリトルプレゼンツの防水バックパックにもラクラク収まるサイズ感。

2022年モデルは仕舞寸法が41cmなので、さらに収納性・携帯性が向上していますね。

防水バックパックの記事はこちら

トップカバーは付けにくい

トップカバーとは別に、ガイドに噛ませて固定するためのチューブが付いていますが、チューブとカバーの二つを付けるのが面倒です。

トップカバーを固定するゴム素材のベルトが、かなり硬くて使いづらいです。

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使用感

  • 旧モデルの56TL使用
  • ラインはナイロン4ポンド
  • ルアーは3-4gのミノー
  • リールはダイワ「レブロスLT2000S-XH」
  • 20cm前後のヤマメを釣った

上記の条件で感じた使用感をお伝えします。

キャストフィール

キャストについては、特に不満や投げづらさは感じていません。

3-4g台のミノーを投げることが多いですが、ストレスなくキャスティングが可能です。

小渓流ですが、小さなポイントにしっかりミノーを送り込むことができています。

また、大きな河でニジマスを狙った時には、5gのスプーンを40-50mくらい遠投できました。

グリップ感

グリップも、特に問題なし。適度な太さで握りやすい方だと思います。

突起したパーツ等がないため負担が少なく、手によく馴染んでくれている印象。

バス釣りの時に、同じくダイワのテレスコロッドであるブレイゾンモバイル646TLSを使っていますが、これよりも遥かにグリップしやすいと感じました。

竿の調子

適度にしなってトゥイッチしやすく、快適にミノーイングが可能。

20cm程度のヤマメでも、バイト時にはグンっと確かな重みを感じます。

ファイト時も適度にしなり、引きをしっかり楽しめます。

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耐久性

テレスコロッドは、バス釣りで数年使ってきましたが、竿先のケアさえしっかりすれば、特に耐久性は問題ないと考えています。

このワイズストリームも同じで、2ピースモデルのロッドと比べ、かなり脆いとか劣っているとか、そういった感じはしません。

巨大ニジマスと戦った

冬季に河川中流域で、60cmくらいのニジマスを掛けたことがありますが、問題なく対処できていました。

惜しくもジャンプされた時にバーブレスフックが曲がって外れてしまいましたが・・・。

60cmクラスのニジマスというのは極端な例ですが、小渓流で20cm前後のヤマメを狙うには全く問題なしです。

最低限のケアをすれば、折れたり壊れたりはしないでしょう。

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ロッドの長さとフィールドの相性

小渓流

通っている小渓流

まず、メインは小渓流で使用していますが、1.67mで特に使いづらさは感じていません。現行モデルの1.68mでも同じでしょう。

源流と呼ばれるような上流までは行きませんし、木々が生い茂るような密林を歩くわけではないので、今の所は快適です。

中流域

一方で、前述の通り、大きな河川の中流域では、5gのスプーンを40-50mほど遠投も可能です。

そもそも、ダイワの公式サイトには、56TLの説明文が下記のように記載されていますね。

渓流域から中流域まで広く対応し、ミノーを中心としたルアーの操作性を高め、流心で掛けた尺上サイズとも対峙できるモデル。

引用元:ダイワ公式サイト製品ページ

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実際に投げているルアーの例

スクロールできます
ブランドルアー名サイズウェイト
スミス D-コンパクト4545mm3.5g
スミス D-コンタクト5050mm4.5g
ダイワシルバークリークミノー ダートカスタム 48S48mm4.0g
ダイワドクターミノーII 42S42mm3.0g
メガバスグレートハンティング46ハンプバック46mm4.0g

上の写真と表は、筆者が実際にワイズストリーム56TLで投げて、ヤマメを釣ったルアーです。

3-4gのミノーが扱いやすいですね。

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感じたこと・まとめ

  • デザインはカッコイイ
  • 使用感は2ピースロッドと比べて遜色ないレベル
  • コンパクトでバイク釣行でも収納・携帯が楽
  • トップカバーは取り付けづらい
  • 竿先さえケアすれば耐久性は問題なし
  • ミノーイング(主にトゥイッチ)は快適でしっかり釣れている
  • 小渓流から中流域まで対応可能
とにかくちゃんと釣れてるから問題なし

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おわりに

ネイティブトラウト向けのロッドとしては、初めてテレスコロッドを購入しましたが、「ワイズストリーム56TL」を買ってよかったと感じています。

デザインも良く所有感を満たしてくれますし、トラウト初心者でもすぐに馴染む使用感です。

バス釣りのミノーイングで鍛えていたこともあってか、ミノーのトゥイッチングでしっかりヤマメを喰わせることができました。

そして何より、バイクで移動する筆者にとっては、このコンパクトな収納・携帯性能は非常に助かっています。

合わせているリール

ダイワの「レブロスLT2000S-XH」を合わせて使っています。

シマノの同価格帯のリールと比べ、ハンドルの回し始めが少し重い感じがしますが、特に問題なし。

ちゃんと釣れています。コスパが良いリールです。

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