タフコンディションに強くスピニングでも投げられる小型ポッパーを探しているなら、「ラッキークラフト ベビーポッパー50」がおすすめ。
小柄ながらポップ音のアピール力はなかなかのもの。
トップウォーターが楽しい季節に、ボウズ逃れアイテムとして持っていると安心。
本記事では、「ラッキークラフト ベビーポッパー50」でバスを釣った筆者が、このルアーの特徴、使い方・釣り方、使ってみた所感をご紹介します。
ベビーポッパー50 概要
ブランド | Lucky Craft(ラッキークラフト) |
ルアー名 | Bevy Popper50(ベビーポッパー50) |
サイズ | 50.0mm |
重さ | 4.2g |
タイプ | フローティング |
潜行深度 | 0m |
フックサイズ | #10、#10 |
価格
公式サイトから飛べる販売サイトでは、税込1,760円。(*2023年12月30日時点の情報)
サイズ感・フォルム
上の写真は、ポッパーの代表格、メガバスのポップXとの比較。
- ベビーポッパー50:50mm
- POPX:64mm
1.5cmほどの違いですが、ベビーポッパーがかなり小粒に感じられます。
上の写真は、O.S.P ラウダー50との比較。
ラウダー50が尻尾に近づくにつれてすぼんでいくのに対し、ベビーポッパー50はある程度の太さを維持。
このボディの太さは、強い浮力を確保するのに一役買っています。
カップ形状と浮き姿勢
浅めのカップ
比較的、スプラッシュをしやすいタイプのカップ形状です。
斜めに浮くタイプ
浅型のカップ+水平に近い斜め浮き姿勢のため、
- ポッピング
- スプラッシュ
- ドッグウォーク
- ダイビング
などなど、比較的オールマイティにこなせるタイプ。
ラトル
振ってみるとシャラシャラとラトル音がします。
釣果データ
使用ルアー | ベビーポッパー50 |
釣れた時期 | 6月 7月 |
累計釣果 | 2匹 |
最大サイズ | 約20cm |
平均サイズ | 約20cm |
釣り場のタイプ | 野池 |
釣り場の水質 | マッディ |
猛暑日が続く時期、夕まずめに2匹。
使用タックル
ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ 2500S |
ライン | ダイワ BASS Xナイロン 6lb |
ロッドはバイク移動だったのでテレスコロッド(振り出し竿)を使用。1.8g-7gのルアーに対応したバーサタイルモデルです。
リールは、5-6千円のエントリーモデル。
ラインは、水に浮きやすいナイロン。太さは6ポンドは欲しいところ。
ラインとの接続方法
筆者はスナップを使用しました。小型の#00。
使用フック
純正フックがダメになったので、フック交換をしました。
リアのフェザーフックは、「C’ultiva DT-36BC ドレストリプル No.13219」。
サイズは#10。
実績のあるカラー
カラー | 釣果 |
ボーン新利根ギル | 2匹 |
特に1匹目は、どちゃ濁りの中バイトしてきたので、カラーの効果というよりは、やはり着水音やポップ音に誘われてのバイトでしょう。
ルアーアクション
ポッピングで釣りました。
ロッドでクイっと動かして、ポコッ!というポップ音と波紋で誘いました。
1ぴき目は2回目のポッピング後の、2ひき目は1回目のポッピング後のポーズでバイトしたと記憶しています。
ベビーポッパーに限らずですが、ポッパーで釣れる時は、1〜3回目のポッピング後のポーズ時にバイトすることが多いですね。
ポッピング以外には、
- ダイビング
- スプラッシュ
- ドッグウォーク
などなど、わりとオールマイティにこなしてくれます。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
安定したポッピング
ロッドでクイっと動かすと、水中に少し潜りながら水を受け、ポコッ!っと音を立て、水面にフワッと舞い戻ってくる感じ。
この時、丸くて大きな波紋をボワンと作ってアピールできます。
何度トライしても、同じようなダイブ、波紋、ポップ音で応えてくれ、安定しています。
前に進むが移動距離は短め
ポッピングを試みる時、カップが深型のO.S.Pラウダー50は、その場で水を掴みながら少しずつ進む感じですが、ベビーポッパーは、ロッドの動きに素直に応じて前に進む動きです。
少し水中に潜ってポップ音を出しつつも、前進。
ただ、ラウダー50ほどではないですが、移動距離は控えめ。
初心者はポッピングがおすすめ
筆者の技術的な問題だと思っていますが、ドッグウォークとスプラッシュをするのは難しかったです。
上で書いた通り、ポッピングが安定していておすすめ。
筆者と同じく初心者の方はポップ音で誘いましょう。筆者は今のところ2匹ともポッピングで釣っています。
ロッドでトゥイッチするような感じでクイっと動かすだけで、ポコッ!とキレイなポップ音を披露。
操作はシンプル。ベイトタックルに慣れていない初心者でも、スピニングで簡単に扱えます。
浮力は強め
水中に潜ったとき、勢いよく素早く水面に戻ってきます。浮力は強め。
わりとテンポよくアクションを出しながら進んでいけます。
ハイプレッシャー時・小規模フィールドで使いやすい
一点集中の攻めは難しいですが、移動距離は割と控えめで、小さな野池でも使いやすいです。
着水音もシルエットも小型なので、やはりハイプレッシャーなフィールドでも1匹をもたらしてくれます。
おわりに
「ラッキークラフト ベビーポッパー50」は、ポッピングによるポップ音で誘う、シンプルな使い方がおすすめ。
安定したポッピングの後、ポーズ中にバスが水面を割るでしょう。
スピニング1本のオカッパリでも扱いやすく、特にハイプレッシャーな場所や小規模フィールドで活躍します。
一点集中でネチネチ攻めるなら、O.S.Pのラウダー50がおすすめ。