ラッキークラフトの小型トップウォーター、ベビーポッパー50。小柄ながらアピール力はなかなかのもの。
オカッパリでバスを釣ってみましたので、特徴、使い方・釣り方、使ってみた所感をご紹介します。
ベビーポッパー50概要

基本情報
ブランド | ラッキークラフト Lucky Craft |
ルアー名 | ベビーポッパー50 Bevy Popper50 |
サイズ/長さ | 50.0mm |
重さ | 4.2g |
タイプ | フローティング |
潜行深度 | 0m |
フックサイズ | #10、#10 |
実勢価格
公式サイトから飛べる販売サイトでは、税込1,760円。
サイズ感

上の写真は、ポッパーの代表格、メガバスのポップXとの比較。かなり小粒サイズですね。
カップ

浅めのカップ。
ラトル
振ってみると、若干控えめにシャカシャカとラトル音がします。
浮き姿勢

斜めに浮くタイプ。
ポッピング、スプラッシュ、ドッグウォークなど、比較的オールマイティにこなせる浮き姿勢。
使い方・釣り方


釣果データ
日にち | 時間 | 天気 | 風速 (m/s) | 表水温 (℃) | 魚のサイズ (cm) | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 | ルアーカラー | アクション |
2022/6/28 | 18:58 | 晴 | 2m | 30.2℃ | 約20cm | 野池A(小) | どちゃ濁り | シャロー(舟の近く) | 50-60cm | ボーン新利根ギル | ポッピング |
2022/7/1 | 17:54 | 晴 | 2m | 31.2℃ | 約20cm | 野池A(小) | かなり濁っている | 護岸沿い | 30-40cm | ボーン新利根ギル | ポッピング |
筆者の住む関東地方では猛暑日が続いていた時期、夕マズメに小バスを2匹。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル646TLS |
リール | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS Xナイロン 6lb |
ロッドはバイク移動だったのでテレスコロッド(振り出し竿)を使用。安めのタックルです。
ラインとの接続方法
筆者はスナップを使用しました。小型の#00。
使用フック

純正フックがダメになったので、フック交換をしました。
リアのフェザーフックは、C’ultiva DT-36BC ドレストリプル No.13219 (公式サイトはこちら)。
サイズは#10。
使用したフィールド

釣り場タイプ | 野池 |
規模 | 小 |
水質 | 茶色い強いにごり |
主なベイト | ブルーギル、甲殻類、虫 |
特徴 | 障害物多め |
プレッシャー | かなり高い |
かなりプレッシャーの高い小さな野池。小柄なベビーポッパー50にマッチしたフィールド。
釣れたポイント
シャロー(舟の近く)
舟が浮いていたので、舟めがけてキャスト。
少し岸よりに引っ張ってきた時に、バイトしました。おそらく、舟の下に居ついていた個体。
護岸沿い

釣り場に到着し、まずは護岸沿いからスタート。1投目、最初のポッピング後にすぐバイトがありました。
実績のあるルアーカラー

カラー | 釣果 |
ボーン新利根ギル | 2匹 |
特に1匹目は、どちゃ濁りの中バイトしてきたので、カラーの効果というよりは、やはり着水音やポップ音に誘われてのバイトでしょう。
ルアーアクション

ポッピングで釣りました。ロッドでクイっと動かして、ポコッ!というポップ音と波紋で誘いました。
1匹目は2回目のポッピング後の、2匹目は1回目のポッピング後のポーズでバイトしたと記憶しています。
ベビーポッパーに限らずですが、ポッパーで釣れる時は、1〜3回目のポッピング後のポーズ時にバイトすることが多いです。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
安定したポッピング

ロッドでクイっと動かすと、水中に少し潜りながら水を受け、ポコッ!っと音を立て、水面にフワッと舞い戻ってくる感じ。この時、丸くて大きな波紋をボワンと作ってアピールできます。
何度トライしても、同じようなダイブ、波紋、ポップ音で応えてくれ、安定しています。
前に進むが移動距離は短め

ポッピングを試みる時、カップが深型のO.S.Pラウダー50は、その場で水を掴みながら少しずつ進む感じですが、ベビーポッパーは、ロッドの動きに素直に応じて前に進む動きです。
少し水中に潜ってポップ音を出しつつも、前進。ただ、ラウダー50ほどではないですが、移動距離は控えめ。
初心者はポッピングがおすすめ

筆者の技術的な問題だと思っていますが、ドッグウォークとスプラッシュをするのは難しかったです。
上で書いた通り、ポッピングが安定していておすすめ。筆者と同じく初心者の方はポップ音で誘いましょう。筆者は今のところ2匹ともポッピングで釣っています。
ハイプレッシャー時・小場所で使いやすい
一点集中の攻めは難しいかもしれませんが、移動距離は割と控えめで、着水音もシルエットも小型なので、やはりハイプレッシャーなフィールドや小場所で使いやすい印象です。
ポッピングなら操作はシンプル

ロッドでトゥイッチするような感じでクイっと動かすだけで、ポコッ!とキレイなポップ音が出せます。操作はシンプル。
ベイトタックルに慣れていない初心者でも、スピニングで簡単に扱えます。
おわりに
ベビーポッパー50は、ポッピングによるポップ音で誘う、シンプルな使い方がおすすめ。
安定したポッピングの後、ポーズ中にバスが水面を割るでしょう。
スピニング1本のオカッパリでも扱いやすく、特にハイプレッシャーな場所や小規模フィールドで活躍します。
参考記事
一点集中でネチネチ攻めるなら、O.S.Pのラウダー50がおすすめ。
同じラッキークラフトの変わり種、ワンダージョイント58ティンセルも、なかなか面白いルアーです。