【実釣インプレ】ラウダー50 小場所での一点集中に

夏、マッディウィーターの水面ではポッパーが大活躍。

O.S.Pのポッパー、ラウダーシリーズの末弟がラウダー50。

小場所でのオカッパリが多いので、まずは最小サイズのラウダー50にトライしてみました。

実際に釣ってみましたので、ラウダー50の特徴、使い方・釣り方、使ってみた所感をご紹介します。

目次

ラウダー50 概要

基本情報

ブランドO.S.P
(オーエスピー)
ルアー名ラウダー50
(Louder50)
サイズ/長さ50.0mm
重さ4.7g
タイプフローティング
カラー数20
潜行深度0cm
定価(税込)1,650円
発売時期2018年4月
ソース:O.S.P公式サイト(*2023年6月3日時点の情報)
サイズ感
下はPOPX

50mmの小粒なボディ。

ポッパーの定番、メガバスのポップXと比べるとわかりやすいでしょう。

カップ

上の部分が出っ張った深めのカップ。

しっかり水を掴み、音が出やすいタイプです。

ラトル

振ってみると、しっかりと大きなラトル音がします。

ポップ音とラトル音の両方でアピール可能。

浮き姿勢

垂直に近い状態で、立つタイプ。

移動距離を抑えながら狭い範囲を攻めやすいタイプです。

フックサイズ
交換したフック

一度、フックを交換したのですが、サイズは#10を使っています。

リアのフェザーフックは、C’ultiva DT-36BC ドレストリプル No.13219 (公式サイトはこちら)。

このフェザーフックでも問題なく使えているし、釣れています。

O.S.P公式の推奨タックル

情報ソース:O.S.P公式サイト 製品情報 ラウダー50

ベイトタックル
  • リール:ベイトフィネスリール
  • ロッド:MLクラス 6〜6.6フィート
  • ライン:フロロカーボン 10lb前後
スピニングタックル
  • ロッド:MLクラス以上 6〜7フィート
  • ライン:フロロカーボン 4〜4.5lb
ラインとルアーの結び方
  • アイに直結が基本
  • スナップ使用の場合は#0以下

釣果データ

ラウダー50での初フィッシュ
2匹目
使用ルアーラウダー50
釣れた時期6月
7月
累計釣果2匹
最大サイズ約20cm
平均サイズ約20cm
釣り場のタイプ野池
釣り場の水質マッディ

関東地方が記録的な暑さに襲われていた時期、夕マズメに小バスを2匹。

使用タックル

ロッドダイワ 
ブレイゾンモバイル646TLS
リールシマノ
セドナ2500S
ラインダイワ
BASS Xナイロン 6lb

原付バイク・自転車移動がメインなので、ロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。

ラインとの接続方法

筆者はスナップを使用しました。

サイズは#00。

釣れたポイント

ヘラ台の例

ヘラ台沿いレイダウンまわりで釣りました。

1匹目はバイトまで姿を確認できたのですが、確実に、ポップ音につられてレイダウンの下の方から出てきた感じでした。

実績のあるカラー

カラー釣果
銀河2匹

ブラック系のカラーで2匹。

ただ、カラーというよりは、音で誘えていると思います。

それでも、ブラックはシルエットがくっきり出ると言われているので、マッディウォーターでは効きそうですね。

ルアーアクション

連続ポッピングで釣りました。

ロッドをクイクイっと動かして、2〜3回連続でポコポコっとポッピングの音で誘い、一旦、少しポーズを入れてから、また同じ動きをします。これを繰り返します。

使ってみて感じたこと

*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。

大きくキレイなポップ音

小粒ボディですが、ポッピング時に発するポップ音は大きく、キレイにポコっ!という音を出してくれます。

モノによっては、あまりキレイなポップ音が出ないポッパーもありますが、ラウダーはしっかりと出ます。

連続ポッピングがおすすめ

ポコッ!ポコッ!と2〜3回連続でポッピングしやすいです。

連続でキレイなポップ音で誘い、一旦ポーズ。止めた時にバイトすることが多いです。

連続でポッピングしても、移動距離は控えめ。小場所では助かります。

一点集中で攻めるのに適している

深型カップで立つタイプの浮き姿勢のため、水をよく掴みながら、ポコっと音を出しつつ、移動距離を抑えながら進んでいきます。

その場で水を噛みながら、ちょこっとずつ進むイメージ。

例えばヘラ台や杭のまわりなど、「ここ絶対いるだろ」ってポイントで、ネチネチ誘って釣ることが可能。

小規模フィールドに適している

ラウダー50は、障害物が多い小さな野池では非常に使いやすい印象を受けました。

小粒なので着水音も抑えられ、障害物まわりに居ついたバスに警戒心を与えることなく、短い距離を、時間をかけて攻めることができました。

その他

その他に感じたことは下記の通り。

  • スピニングタックルで扱いやすく飛距離も十分
  • 小エビや虫をイミテートできる印象
  • ダイブ(潜る)は苦手
  • 大きめのラトル音でもアピール
  • スプラッシュをすると水柱が立つ

おわりに

ラウダー50は、小規模フィールドにマッチしたサイズ感が魅力。

特に障害物の多い野池や小河川で活躍するでしょう。

小粒ながらしっかりしたポップ音でバスを誘い出し、バイトに持ち込みます。

スピニング1本のオカッパリでも使えるので非常に便利。

小バスでも水面を割ってくれると楽しいものですね。

同じく50mmの小型ポッパー、ベビーポッパー50は、シンプルな操作で安定したポッピングが可能。

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