クロー系ワームに慣れるようと思い、ジャッカルのチャンクロー2.8インチを使ってバスを釣ってみました。
オカッパリで釣ってみましたので、使ってみた所感、使用したリグ(仕掛け)、使い方などをご紹介します。
チャンクロー2.8インチ 概要
チャンクローは、
- 2.8インチ
- 3.5インチ
- 4インチ
の3種ありますが、本記事は2.8インチのインプレとなります。
基本情報

ブランド | ジャッカル (JACKALL) |
ワーム名 | チャンクロー2.8インチ (CHUNKCRAW2.8”) |
サイズ | 2.8インチ |
入数 | 7本 |
推奨フックサイズ | オフセット#3 |
定価(税込) | 836円 |
重さ

重さは、一つあたり約3.6g。
サイズ感

2.8インチは、細身で非常に小柄。
小バスでもパクッといける一口サイズ。
ゲーリーヤマモトの4インチグラブと比べると、サイズ感は近いものの、やはり細い。
フォルム(形状)

クロー系ワームには必ず大きなハサミが2本ついていますが、チャンクロー2.8のハサミは、割と控えめなサイズと太さ。テナガエビっぽさもありますね。

特徴的なのは、ハサミの先端がテール状になっていて、泳いだときにテロテロと動いてアピールする点。
水押しの強さというよりは、テールの動きで誘えます。
釣果データ

使用ワーム | チャンクロー2.8インチ |
使用リグ | ノーシンカー(ちょん掛け) ネコリグ |
釣れた時期 | 6月 |
累計釣果 | 2匹 |
最大サイズ | 約30cm |
平均サイズ | 約25cm |
釣り場のタイプ | 野池 |
釣り場の水質 | ステイン〜マッディ |
バス釣りを本格的に始めてすぐに1匹。
そして2年後にもう1匹を追加しました。
使用タックル

ロッド1 | シマノ BASS ONE XT 263L-2 |
リール1 | シマノ ネクサーブ 2500S |
ロッド2 | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール2 | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 5lb/6lb |
初心者向けの入門機種を使用。
直近は、バイク・自転車移動のためテレスコロッド(振り出し竿)を使用。
全体的に安めのタックルです。

使用リグ(仕掛け)
ノーシンカーリグ

1匹目は、ノーシンカーで。
使用したフックについては覚えていませんが、お尻のあたりにフックを刺した、ちょん掛けで釣ったのは覚えています。
ネコリグ

2匹目は、お尻にネイルシンカーを埋め込んだ、ネコリグで。
使用フックとフックサイズ

このサイズ感のワームには普段#4を使いますが、手持ちがなかったので、RYUGIレギュラーガードタリズマンの#3を使用。
かなり根掛かりが多い野池なので、ガード付きマス針を使いました。
使用ネイルシンカーと重さ

使用したのは、スタジオワンハンドレッドのネイルシンカー。
重さは0.8gを使いました。
安くておすすめ。
スリムな形状なので、小型のワームでも挿入しやすいです。
使用ワームチューブとサイズ

特に、ストレートタイプ以外のワームはチューブがないと難しいことが多いです。
使ったのは、ジーニアスプロジェクトのシリコンチューブ。
サイズは、5mm。
チューブの位置とフックの刺し方

これが正解かはわかりません。自己流です。
チューブは、腰のくびれのあたりに装着。

フックは縦に、ワームのボディごと貫いて刺しました。

実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
グリパンオレンジ | 1匹 |
マッカチン | 1匹 |
いずれも、ツートンカラーのようなカラーリング。
背中側とお腹側でカラーが違います。
本物のザリガニも表と裏で色が違うのでリアルで良いですね。明滅効果あり。
ルアーアクション
ノーシンカー(ちょん掛け)

トゥイッチで釣りました。
着水して2〜3秒後くらいに、ロッドをクイクイっと動かすと、すぐにバイト。
トゥイッチで逃げる動きをさせると、本物のザリガニやエビが逃げる動きにソックリで、かなりリアルです。
ネコリグ

軽めのリフト&フォールで。
底から水面まで一気に上げるのではなく、チョンチョンっとロッドを立てながら軽く2〜3回しゃくり上げる感じ。
やはり、逃げるザリガニやエビを意識して動かしました。
ケツの方を下にしながらフォールしていく姿も、ザリガニっぽくて良いです。
釣れたポイント・レンジ

1匹目はシャロー。特に何もないところに適当に投げたら釣れました。レンジは表層。水深は1mくらいはあったかと思いますが、詳細は覚えていません。
2匹目はヘラ台の横。ヘラ台の下や周りにいるバスを狙いました。レンジは不明ですが、そのポイントの水深は70-80cm程度でした。喰ったのがフォール中なのか着底後なのか、判断ができないタイミングでアタリを感じました。
使ってみて感じたこと
- テール状のハサミがテロテロと良いアピールをする
- ハサミがテール状 → トゥイッチ・ただ巻きのスイミングでもアピール可能
- チューブを使用すればネコリグも対応可能 → ちゃんと釣れる
- とにかく逃げるザリガニやエビを意識して動かすと吉
- スピニングで扱いやすくクロー系ワーム入門にちょうどいい
まとめると上記のような感じ。
ベイトタックルでクロー系ワームのテキサスリグをカバーにぶち込む前に、筆者のような初心者バサーが、スピニングタックルで甲殻類入門を果たしておくのに良いワームだと思います。
おわりに
おそらく、ザリガニもエビもいない釣り場を探すのは難しいでしょう。チャンクロー2.8は、フィールドを選ばずに活躍しそうです。
実は、2匹目を釣る数日前に、このチャンクロー2.8のネコリグでけっこうデカいバスをバラしてしまい、意気消沈していました。
ただ、かなりでっかいバスでも喰ってくることが判明し、チャンクローへの信頼度が上がり、その後、数回目の釣行でようやく釣れました。たぶん、バラした魚は倍くらいあった・・・。
個人的には、ネコリグがおすすめです。バラしも含め、バスからの反応はけっこう良く、ハイプレッシャーフィールドでも効いています。
その他にも、ジャッカルの小型ワームをいくつか使ってみました。
ご興味があれば下記をご覧ください。

