真冬のスーパーカブでの走行。寒風を受け続ける手先の防寒対策は重要です。
デザイン性を重視したグローブで出陣したところ手先が凍ってしまい、急遽、出先で本格的なバイク用ウィンターグローブを購入しました。
やはり、冬用に設計されたグローブは違いますね。しっかりした造りのものを使えば、冬の走行が快適になります。
本記事では、筆者が実際に購入して使ってみた、コミネ製「GK-801ウィンターグローブカルタゴ」の使い心地や特徴をご紹介します。
真冬はデザインより機能性を重視

スーパーカブ110(JA07)に乗り始めて初めての冬を迎え、家にあった昔のバイク用グローブを使っていました。
ドラッグスター250に乗っていた時に買ったやつ。

カブならなんでも合うだろうし、これでいいやと思っていましたが、片道2.5時間ほどのツーリングで手が凍りました。
あまりにも辛いので、急遽、帰り道に単車用っぽいグローブを購入。
このグローブが本当に暖かかったので、ご紹介します。
コミネ「GK-801ウィンターグローブ-カルタゴ」

基本情報
ブランド | コミネ |
商品名 | GK801ウィンターグローブ-カルタゴ (W-Gloves-CARTHAGE) |
税込定価 | 5,830円 |
カラー展開 | 9色 |
サイズ | XS S M L XL 2XL 3XL |
素材(外側) | ポリエステル ナイロン ポリウレタン ネオプレーン ゴートレザー 熱可塑性ポリウレタン |
素材(裏地) | ポリエステル |
製造国

筆者のグローブには、CHINA(中国)と表記あり。
使ってみて感じたこと
まず、結論として、「このグローブを買ってよかった」と思っています。
いくつかの項目に分けて、所感やグローブの特徴をお伝えします。
防寒性・防風性が高い

一番大事なところですが、防寒性・防風性は十分だと感じます。
詳細は公式サイトの説明に譲りますが、防風・防水素材が採用されており、さらに中綿が保温を助けてくれます。
中綿が無いグローブを使っていたので、中綿がある場合と無い場合の差をかなり感じました。

1月中旬、大きな国道にて時速60kmで2時間ほど走り続けても全く辛くありませんでした。
防水性については、完全防水ではないそうで、雨天時の長時間走行は避けたほうがよいでしょう。
滑らない素材でしっかりグリップ可能

掌側に、「滑り止めシリコンパッチ」なるものが採用されており、滑りにくい仕様。

ハンドルをしっかりと握れます。
人差し指はスマホ操作対応

左右ともに、人差し指だけタッチパネル対応の素材が採用されています。

筆者はグローブしたままスマホを触ることはなさそうですが、無いよりあった方が良い機能かなと思います。
安全面に配慮した素材もあり

拳を握った時に骨が出る部分に、「ソフトナックルガード」なるものが採用されており、多少の衝撃からは守ってくれそうです。硬めの素材が入っています。

掌側には、パームスライダーという素材が備わっていて、転んで手をついたときに助けてもらえそう。
ドアみたいにノックすると、コツっとなる程度の硬さがあります。
伸縮性も不満はなし

公式サイトにも伸縮性のある素材を使用してあると記載がありますが、確かに、分厚い生地のわりには動かしやすいほうだと感じます。

装着・脱着もスムーズにスルっといきます。
携帯性はさすがに低い・・・

分厚い素材でそれなりの体積があるので、丸めて上着のポケットに入れるにはちょっとキツいかなあという感じです。

停めて少しの間離れる時は、やはりボックスがあると便利ですね。

ボックスの上にネットがあれば、それも便利。
参考記事


おわりに
普段着で気軽に乗れるのもスーパーカブの魅力のひとつ。
しかし、真冬は普段着で走行すると辛いもの。特にグローブは見た目よりも機能性を重視したほうが確実に良いと思います。
常に寒風があたりつづける手先。機能性の高いグローブでしっかり保護し、快適な走りを楽しみましょう。
少しヘルメットのサイズに余裕がある方で、隙間風による耳の冷えを防ぐならタロウワークスのインナーキャップ。

格安で上半身+下半身の防寒対策をしたいなら、おたふく手袋の冬用インナー・タイツがおすすめ。
