自転車や原付バイクで釣りに行く人にとって、冬は厳しい季節。しっかりした防寒対策が必要です。
耳の冷え対策に購入したのが、ヘルメットの下でも被れる防寒インナーキャップ、「TARO WORKS®︎ 防風加工 イヤー ウォームキャップ」。
本記事では、このタロウワークスのインナーキャップを着用して自転車釣行をしている筆者が、キャップの特徴、防寒性能、使ってみて感じたことを紹介します。
*フリーサイズのキャップを成人男性が着用した経験をベースに書いています
TARO WORKS®︎とは?

Amazonの企業情報ページと企業公式サイトから得られた情報をまとめると、ザックリ下記の通り。
- 株式会社タロウワークスのブランド = TARO WORKS®︎
- 福井県に本社を構える日本の中小企業
- 2014年創業の新しい企業
- 事業内容は、化学繊維製品の企画、開発、製造、輸出入、販売ならびに、関連業務
Amazonには、様々な中国ブランドの商品が並んでいたのですが、たまたま見つけることができた日本企業。
TARO WORKS®︎ インナーキャップ 概要

ブランド | TARO WORKS®︎ |
メーカー | 株式会社タロウワークス |
商品名 | 防風加工 イヤー ウォームキャップ |
メイン素材 | ポリエステル フリース(防風加工) |
サイズ | フリー(約54×22cm) |
重さ | 36g |
カラー | ブラック |
製造国 | 中国 |
価格
2023年12月2日時点、Amazonプライム価格は、税込880円でした。
かなりリーズナブルな価格設定ですね。
ちなみに、筆者が購入した2022年12月下旬は980円でした。
1,000円以下で買えるのはなかなか魅力的。
主な機能・特徴
保温力のあるフリース素材と辛い風の対策として複合防風膜加工を採用したウォームキャップ
引用元:TAROWORKS®︎Amazon販売サイト
“イヤー”ウォームキャップとう名前からも、冷たい風を防いで耳を温かく保つためのキャップという、明確な役割が伝わってきます。
洗濯方法

- 手洗い(40℃まで)
- 乾燥機不可
- 漂白剤不可
- アイロン不可
タグの洗濯表示などをしっかり確認しましょう。
素材・質感

全体的に、フリース素材となっています。内側は全面フリースで優しい被り心地。

縁はゴム素材で伸縮性あり。

キャップの下半分は防風加工がしてあるので、触り心地が少し違います。カサカサした乾いたような質感となっています。
使ってみて感じたこと

2022年、関東地方としては厳しい冬となり、例年よりも寒く感じました。
下記の条件で、インナーキャップを被って釣りとサイクリングに数回行ってきました。
エリア | 関東地方 |
時期 | 12月下旬 |
時間帯(移動時間含) | 13:00〜16:00 |
移動手段 | 自転車(クロスバイク) |
天気 | 晴 |
気温 | 10℃前後 |
釣りスタイル | バス釣りオカッパリ(岸釣り) |
主な釣り場 | 田園地帯の川(水路) |
使ってみて感じたことは下記の通り。
防風・防寒性能は高い

釣りに行く場合、自宅を出発してから帰宅するまで、ずっと被りっぱなしですが、とにかく
耳・頭を風と寒さからしっかりと守ることが可能だと実感。
河川敷の土手を自転車で走った時、漕ぐのが精一杯くらいの強風でしたが、耳はノーダメージ。
自転車を漕いでいても、川沿いで釣りをしていても、頭・耳は温かく快適でした。
普通のニットキャップとしてもOK

自転車で釣り場に到着したら、ヘルメットを脱いで、このキャップを被ったまま釣りを始めます。
ヘルメットを脱いだら頭が寒くなったということもありません。
単なる防寒キャップとしても使用可能
ただ、釣りやサイクリングのアイテムとして使えるのであって、普段着と合わせてオシャレに着こなすアイテムとしては、デザイン的にちょっと厳しいかなという印象。
透湿性は悪くない

片道30-40分くらい自転車を漕ぐと、真冬でもけっこう汗をかきます。
帰宅後にキャップを外した時、汗ですこしムワっと暖かい蒸気が抜ける感じがしましたが、キャップに汗が染みて濡れていることはなく、「ちょっと湿ってるかなあ」程度ですぐ乾きます。
1時間以内の短時間を漕ぐくらいなら、不快感を感じるレベルではないでしょう。
自転車のヘルメットとの相性

キツめのヘルメットでなければ問題なさそう
少し余裕のあるサイズのヘルメットなので、インナーキャップを被っても特に問題なく、しっかりと被ることができました。
夏用のインナーキャップよりは分厚いので、普段キツめのヘルメットを被っている方には向かないかもしれません。
ヘルメットは耳の部分を覆いませんが、走っていても耳が冷えることはナシ。
バイクのヘルメットとの相性

ヘルメットが覆う面積が多いこともあり、少しキツく感じるかもしれません
筆者の場合、もともと少しキツめのヘルメットを被っていたので、若干の窮屈感があります。
インナーキャップにヨレを作らずにヘルメットを被ることにより、窮屈感は軽減されます。
1日被り続けて長距離ツーリングとなると、頭への負担がかなり多そうだなあという印象。
普段のヘルメットのサイズ感にもよりますが。

ジェット型ヘルメットはフェイスシールドがあるものの、やはり、どうしても隙間から風が入ってくるため、真冬はけっこう耳が冷えて寒いです。
しかし、このキャップを被ったところ、寒さ・冷えは無くなりました。隙間風対策に良いです。
音が聞こえづらい

防風性能が高いので、風と共に音も遮断してしまいます。
キャップを被っている時に、人に話しかけられたのですが、聞き取りづらかったです。
自転車で走行中は、特に他の自転車や歩行者には注意する必要があるでしょう。
コスパは良い

1,000円以下なのでコスパは悪くない
辛い冬の寒さと風をシャットダウンできて980円(*)は、お手頃価格でしょう。(*2022年12月下旬の価格)
実際に使ってみて、「これで980円ならアリだな」と思えました。
日本企業の商品なので、何かあった際のフォローアップなども安心ですし、コスパは悪くないと思います。
【表で見る】メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
防寒・防風性能が高い 耳がしっかり保護され寒くない ヘルメットの下に被れる ヘルメットを外せばニットキャップとして使用可 かなり安い | 音が聞こえにくい 普段着とは合わせにくい 手洗いが面倒 |
サイズ感について

性別 | 男 |
身長 | 173cm |
体重 | 70kg |
バイクのヘルメットサイズ | Sサイズ or 女性用サイズ |
筆者は、上記の通り、体格的には平均的な日本人男性ですが、頭が小さいです。
男性用ヘルメットMサイズは試着してもブカブカで、Sサイズのヘルメットがようやくフィットした感じです。過去には、女性用のヘルメットを使用していました。
そんな頭小さめの人でも、このインナーキャップはフィットします。
フィットしますが、まだ余裕がある感じがするので、平均的な頭のサイズの方にとっては、もっとフィット感が高くなるだろうと感じています。
おわりに
冬の釣りやサイクリングで、寒さが辛いと感じる原因の一つが、耳の冷え。
耳をしっかり防寒できると、思っているよりも温かく感じます。
「TARO WORKS®︎ 防風加工 イヤー ウォームキャップ」は、防風仕様で耳をしっかり守ってくれる格安アイテムで、ヘルメットの下にも被れる優れもの。
冬でも釣り、自転車、バイクを楽しみたい方におすすめのアイテムです。
ただ、少し音が聞こえづらくなるので、十分注意しましょう。
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