ゲーリーマテリアルのワームの中で、おそらく最もドバミミズ感があるのが、ゲーリーヤマモトとフィッシュアローとのコラボ商品であるフォールシェイカー。
5.5インチは、スピニングで無理なく投げられ、そこそこのボリューム感と存在感があります。
オカッパリでバスを釣ってみましたので、使用したリグ、アクション、使ってみた所感をご紹介します。
フォールシェイカー5.5インチ概要

基本情報
ブランド | ゲーリーヤマモト×フィッシュアロー Gary YAMAMOTO/Fish Arrow |
ルアー名 | フォールシェイカー5.5インチ FALL SHAKER 5.5” |
サイズ(長さ) | 5.5インチ |
入数 | 10本 |
色数 | 15 |
定価(税込) | 935円 |
重さ

一つあたり、約4.8g。
サイズ感

上の写真は、上から5インチカットテール、フォールシェイカー5.5インチ、4インチカットテール。
カットテールは下半身がかなりスリムですが、フォールシェイカーはスリムな部分が少なめで、そこそこのボリューム感があります。
フォルム(形状)

フォルムは、ドバミミズを連想させる細長いストレート形状。
尻尾側に向かうにつれ、一度くびれて再度少し膨らむものの、先端はシュっとすぼむ感じ。
使い方・釣り方


釣果データ
日にち | 時間 | 天気 | 風 | 風速 (m/s) | 表水温 (℃) | 魚のサイズ (cm) | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 | ルアーカラー | リグ | アクション |
2021/4/19 | 16:14 | 晴 | 弱 | データなし | 16.4℃ | 約25cm | 河川B(小) | 濁っている | 岸際 | 50-60cm | 177 スモーク/シルバー&ブラックフレーク | ノーシンカーワッキー | フォール |
2022/9/3 | 16:39 | 晴 | 弱 | 2m | 25.6℃ | 約20cm | 河川H(小) | 濁っている | 用水路 | 70-80cm | 177 スモーク/シルバー&ブラックフレーク | ジグヘッドワッキー(1/16oz) | リフト&フォール |
2022/9/3 | 16:54 | 晴 | 弱 | 2m | 25.6℃ | 約20cm | 河川H(小) | 濁っている | 用水路 | 70-80cm | 177 スモーク/シルバー&ブラックフレーク | ジグヘッドワッキー(1/16oz) | 表層スイミング |
春と初秋に、合計3匹の小バス。
使用タックル

ロッド | メジャークラフト バスパラBXST-645L |
リール | シマノ ネクサーブ2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 5lb |
ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ2500S |
ライン | ZALT’S ALL BASSナイロン6lb |
バイク・自転車移動なので、ロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。テレスコロッドの記事はこちら。
リールもラインも、格安商品です。
使用したフィールド

関東にある河川(水路)2ヶ所で実績あり。
いずれも田園地帯を流れる水路で、流れは緩やか。
水質は通年でマッディ。
使用リグ(仕掛け)
ノーシンカーワッキー

ボディの真ん中にマス針をぶっ刺した、ノーシンカーワッキーで1匹。
使用フックとサイズ
ハヤブサのフィネスガードダブルハードガード(公式サイトはこちら)。
サイズは#4を使用。
ジグヘッドワッキー

ジグヘッドをワームの真ん中にぶっ刺した、ジグヘッドワッキーで2匹。
使用フックと重さ

ジャクソンのエグジグワッキーヘッドノーマル(公式サイトこちら)。
重さは、1/16oz(1.8g)を使用。よく基準とされる重さです。
バスプロの伊藤巧さんが使用・紹介していたので、使ってみました。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
177 スモーク/シルバー&ブラックフレーク | 3匹 |
シルバーのラメが散りばめられており、フォール時は、ゆらゆらと揺れるボディと相まって、キラキラと存在感を出します。
濁った水の中でも、ちゃんと見つけてバイトしてもらえました。
ルアーアクション

ノーシンカーワッキー
対岸の岸際にキャスト。
フォールさせ、数秒間放置したところ、ラインが横に走り出したので合わせました。
おそらく着底の前後に、ボトム付近で喰ったのだと思います。
ジグヘッドワッキー

1匹目は、リフト&フォール。
リフト時は、ロッドをちょんちょん動かしてシェイクさせました。ボトム付近でバイト。
2匹目は、表層スイミング。
ロッドでちょんちょん動かしながら、横方向に泳がせていたところ、バイト。
2匹とも用水路で釣りました。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
存在感を強めるサイズ感とシルエット

ある程度の太さと長さが存在感を出し、水中でバスに気づいてもらいやすいです。
スピニングで投げられるストレートワームの中では、かなり存在感を発揮するサイズ感です。
やはりフォールで活きる

フォールシェイカーという名前の通り、やはりフォール時のユラユラ・ウネウネした動きで誘うことができます。
ノーシンカーではナチュラルな揺れ方で、ジグヘッドワッキーではボディを大きく曲げながら違った揺れ方を披露します。
良い感じのドバミミズ感

シルエットも動きも、良い感じのドバミミズ感。
ジグヘッドワッキーでは、ちょんちょんと動かすたびに、ボディをくの字にしてクネクネと躍動感のある動きでアピール可能。
欲しかったシルエットとサイズ感

ゲーリーヤマモトの大ファンである筆者は、下記のような条件で探していました。
- ゲーリーマテリアルのワーム
- スピニングで投げられる大きめのストレートワーム
- ワッキーで使いやすいドバミミズ感あるやつ
もちろん、5インチスリムヤマセンコーや5インチプロセンコーという選択肢もあったのですが、シュッとしたキレイなストレートボディではなく、やはりドバミミズ感のあるシルエットを求めていました。

ボディの形状、サイズ感、動き、スピニングでの扱いやすさ、ワッキーでの扱いやすさ、こういった要素で総合的に見たときに、この5.5インチフォールシェイカーは、筆者の要望を満たしてくれました。
重さは約4.8gなので、ジグヘッドワッキーの場合、標準的な1.8gのジグヘッドを使っても、重さは約6.6g。スピニングのバーサタイルロッドでも無理なく扱えます。
おわりに
フォールシェイカー5.5インチは、ゲーリーマテリアルでドバミミズ感のあるワームを探している方におすすめ。
特にノーシンカーワッキーとジグヘッドワッキーで使いたい方にとっては、フォール時やシェイク時のアクションと存在感に満足するでしょう。
スピニングでなるべく存在感のあるワームを投げたい時、フォールシェイカー5.5インチの出番です。