春から初秋まで活発に活動し、ブラックバスの捕食対象になるベイトの一つが、カエル。
数あるカエル型ワームの中でも、本物さながらのリアルな泳ぎを披露してくれるのが、「ジャッカル クローンフロッグ」。
水面を泳がせるもよし。水中を潜らせるもよし。超リアルな脚の動きでバスを誘います。
本記事では、「ジャッカル クローンフロッグ」でバスを釣った筆者が、オカッパリで使用してみた所感、使い方・釣り方をご紹介します。
クローンフロッグ 概要
入数 | 3 |
税込定価 | 528円 |
色数 | 9 |
推奨フックサイズ | オフセット#1・1/0 |
ジャッカルの「赤パケ」シリーズの一つ。ワンコインで気軽に買える価格設定が魅力。
重さ
重さは、一つあたり、約7g。なんとかスピニングタックルでも投げられる重さ。
サイズ感
ゲーリーヤマモトの4インチグラブと比べると上のような感じ。けっこう、食べ応えのあるサイズ感。
フォルム(形状)
野池や田んぼで見かけるカエルそのもの。ただ、腕はなく、長めの2本の脚でアピールします。
背中には、オフセットフックの針先を隠せるスリットがあり。
釣果データ
使用ワーム | クローンフロッグ |
使用リグ | ノーシンカー(オフセット) |
釣れた時期 | 9月中旬 |
累計釣果 | 2匹 |
釣れた最大サイズ | 約20cm |
平均サイズ | 約20cm |
釣り場のタイプ | 小河川(水路) |
釣り場の水質 | マッディ |
少し暑さがやわらいできた9月中旬に、小バスを2匹。
入れ食い状態となるも、当時はまだまだ技術が足りず、フッキングが決まらなくて2匹しか釣れませんでしたが、ポテンシャルを感じることができました。
使用したタックル
ロッド | シマノ バスワン XT 263L-2 |
リール | シマノ ネクサーブ2500S |
ライン | ダイワ バスXナイロン 6lb |
クローンフロッグは7gなので、ギリギリ、スピニングタックルでも投げられました。
ロッドとリールは、シマノのエントリーモデル。バスワンは安くて丈夫でおすすめ。
ラインは、ナイロンの6ポンド。ワームの重量を考えると、もう少し太くてもよかったかなと思います。
ノーシンカー(オフセットフック)
オフセットフックをセッティングした、ノーシンカーリグで釣りました。
今のところ全て、ノーシンカーで釣っています。
使用フックとフックサイズ
- フックは、スピニング専用オフセットフック、「デコイ エスエスフック ワーム19」
- フックサイズは、#1
クローンフロッグに限らず、スピニングで投げる時は様々なワームに使っています。
実績のあるカラー
カラー | 釣果 | 水質 |
アカガエル | 2匹 | マッディ |
スカッパノンっぽい色で2匹。
カフェオレっぽい濁りの中で、ちゃんとバスが見つけてくれました。
動かし方・アクション
ストップ&ゴー(水面)
本物のカエルに忠実に、水面で泳がせるのが基本。
ロッドでチョンチョンっと動かして水面を泳がせて、一旦止める。これを繰り返します。
バイトがありましたが、惜しくもフッキングが決まらず。
カエルキック(水中)
ある時、かなり強めにロッドを動かしてトゥイッチしたところ、クローンフロッグが水中に潜ってしまいました。
そのままトゥイッチを続けたところ、水中でカエルキックをしながら、規則的な動きでピョコピョコと水中を移動し、バイトを得ることができました。
水中を泳ぐ脚の動きが圧倒的なカエル感
当時はフッキングがまだまだ下手くそで2匹しか拾えませんでしたが、水中でカエルキックを続けたところ、入れ食い状態に。
この脚の動きは、かなりバスにとって魅力的に映ったようです。
使ってみて感じたこと
- 脚の動きがとにかくリアル
- 水中で泳がせたところ反応が良かった
- スピニングを使ったがフッキングが難しかった
- 20cmの小バスでもガンガン喰ってくる
スピニングタックルにナイロン6ポンドのセッティングでしたが、当時のド初心者の筆者では、フッキングが上手くいかず。
フッキングは、意識してしっかり合わせないと、初心者には難しいかもしれません。
おわりに
表層を泳がせることが基本とされている「ジャッカル クローンフロッグ」ですが、水中を泳がせてバイトを得られることも判明しました。
もちろん、表層でトップウォーターとして楽しむのも面白いでしょう。
クローンフロッグのリアルな脚の動きは、バスの捕食本能を刺激する力を持っています。
オープンエリアであれば、一般的なスピニングタックルにナイロンラインで投げられますので、初心者の方でも楽しみやすいフロッグ系ルアーだと思います。
ぜひ、クローンフロッグを水中で泳がせてみてください。
他にも、初心者でも楽しめる赤パケシリーズがあります。