メガバスのX-80Jr.は、キレのあるダートアクションでバイトを誘発できる小型ミノー。
スピニングタックルでミノーイングを楽しめます。
一般的なミノーより少し体高があり、日本のベイトフィッシュに近いシルエットも魅力の一つ。
オカッパリで使用してバスを釣ってみましたので、使ってみた所感、釣り方・使い方をご紹介します。
X-80Jr. 概要

基本情報
ブランド | Megabass メガバス |
商品名 | X-80Jr. エックスハチマルジュニア |
サイズ/長さ | 65mm |
重さ | 1/4oz |
タイプ | サスペンド |
フックサイズ | 前後#8 |
メーカー希望 小売価格 | 1650円+税 |
実際の重さ

公式サイトでは1/4oz表記だったので、7gくらいあるのかと思ってましたが、計量したところ約5.6gでした。
サイズ感・フォルム

小型ミノーの中ではよくある65mmというサイズ。

X-70より長さはありませんが、体高とボディの太さは勝っていて、ボリューム感はそこそこあります。

少し体高があるので、フォルム的にもサイズ的にも、クチボソやタモロコとマッチします。
リップ

円形に凹んだリップは、X-80トリックダーターやLive-Xスモルトと同タイプのもの。
ラトル
振ると、カチャカチャとしっかりしたラトル音がします。
釣果データ

使用ルアー | X-80Jr. |
釣れた時期 | 7月 10月 |
累計釣果 | 4匹 |
最大サイズ | 28cm |
平均サイズ | 約22cm |
釣り場のタイプ | 小河川 |
釣り場の水質 | ステイン マッディ |
10月は、30分弱の間にサクサクっと3匹釣れました。数釣りにも使えそうですね。
その時の様子は、下の動画でご覧になれます。
実釣動画
1分半くらいの短い動画です。動かし方のイメージを掴めるかと思います。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ 2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 6lb |
原付バイク・自転車移動が多いのでロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。
1.8g-7gのルアーに対応したバーサタイルロッドです。
リールとラインは格安のもの。
特に操りづらいということはありません。

ルアーアクション

いずれも、トゥイッチで左右にダートさせて釣りました。
水深50cm程度のレンジを、護岸沿いにトゥイッチでダートさせていると、バイトがありました。
小さな用水路の角で釣れた時は、着水後の最初のトゥイッチで、リアクション気味にバイトしてきました。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
MG VEGETATION REACTOR | 4匹 |
MGベジテーションリアクターというカラー。

背中がイエローとレッドなので、視認性抜群。
ボディ側面はベイトフィッシュに近いシルバーで、フラッシング効果もあり有能なカラーです。
使ってみて感じたこと
*あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
キビキビとしたダートアクション

トゥイッチやジャークを入れた時、キビキビとした左右へのダートアクションを披露してくれます。
この時の、左右への移動速度がかなり速く、非常に機敏な動きという印象。
バイトを誘発します。
X-80トリックダーターとの比較

兄貴分であるX-80トリックダーターと比べると、ダート時の移動距離やヒラ打ちアクションは控えめに感じました。
トリックダーターの方が、アクションのダイナミックさ・アピール力は強めという印象です。

水中でピタッと止まる
トリックダーターと同様、トゥイッチやジャークを入れた後、水中でピタッと止まってくれます。
止まった時にバイトしてくることがけっこう多いですね。
障害物まわりでサスペンドさせたい時や、低水温期でも使いやすいでしょう。
その他
- 飛距離は十分出る(スピニング)
- 潜行深度は50cm前後(ナイロン6lbでのトゥイッチ)
- 小規模フィールドで使いやすいサイズ感
おわりに
X-80Jr.は、キレのあるダートアクションで確実な釣果をもたらしてくれます。
兄貴分のX-80トリックダーターと比べると控えめな感じもしますが、それでもアピール力は十分あります。
スピニング1本での数釣りでも活躍すること間違いなし。
小型ミノーが好きな方にも、小型ミノーに挑戦してみたい方にもおすすめです。
他の小型ミノーも気になる方は、下記の記事をご覧ください。


