メガバスのX-80Jr.は、キレのあるダートアクションでバイトを誘発できる小型ミノー。
スピニングタックルでミノーイングを楽しめます。
一般的なミノーより少し体高があり、日本のベイトフィッシュに近いシルエットも魅力の一つ。
オカッパリで使用してバスを釣ってみましたので、使ってみた所感、釣り方・使い方をご紹介します。
X-80Jr. 概要

基本情報
ブランド | Megabass メガバス |
商品名 | X-80Jr. エックスハチマルジュニア |
サイズ/長さ | 65mm |
重さ | 1/4oz |
タイプ | サスペンド |
フックサイズ | 前後#8 |
定価(税込) | 1,815円 |
実際の重さ

公式サイトでは1/4oz表記だったので、7gくらいあるのかと思ってましたが、計量したところ約5.6gでした。
サイズ感・フォルム

小型ミノーの中ではよくある65mmというサイズ。

X-70より長さはありませんが、体高とボディの太さは勝っていて、ボリューム感はそこそこあります。

少し体高があるので、フォルム的にもサイズ的にも、クチボソやタモロコとマッチします。
リップ

円形に凹んだリップは、X-80トリックダーターやLive-Xスモルトと同タイプのもの。
ラトル
振ると、カチャカチャとしっかりしたラトル音がします。
釣果データ

日にち | 時間 | 天気 | 風速 (m/s) | 表水温 (℃) | 魚のサイズ (cm) | 釣り場の種類 (規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 | ルアーカラー | アクション |
2022/7/20 | 17:19 | 晴 | 2m | 28.2℃ | 約20cm | 河川H(小) | 濁っている | 用水路(角) | 40-50cm | MG VEGETATION REACTOR | トゥイッチ |
2022/10/3 | 16:17 | 晴 | 1m | 21.8℃ | 約20cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸沿い | 70-80cm | MG VEGETATION REACTOR | トゥイッチ |
2022/10/3 | 16:33 | 晴 | 1m | 21.8℃ | 28cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸沿い | 70-80cm | MG VEGETATION REACTOR | トゥイッチ |
2022/10/3 | 16:39 | 晴 | 1m | 21.8℃ | 21cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸沿い | 70-80cm | MG VEGETATION REACTOR | トゥイッチ |
真夏に1匹。初秋には、30分の間にサクっと3匹釣れてしまいました。
数釣りにも使えそうです。
実釣動画
1分半くらいの短い動画です。動かし方のイメージを掴めるかと思います。
使用タックル

ロッド | ダイワ ブレイゾンモバイル 646TLS |
リール | シマノ セドナ 2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 6lb |
原付バイク・自転車移動が多いのでロッドはテレスコロッド(振り出し竿)。
リールとラインは格安のもの。
特に操りづらいということはありません。
使用したフィールド

エリア | 関東地方の田園地帯 |
釣り場タイプ | 河川(水路) |
規模 | 小 |
水の流れ | 緩やか |
水質 | 時期によるが濁っていることが多い |
水深 | 最も深い場所で推定1.5m程度 減水期は50cm前後 |
特徴 | ・変化に乏しい ・わずかながら橋や水門はあり |
主なベイト | ・オイカワやタモロコなどの魚 |
プレッシャー | やや高い |
上記のような水路2ヶ所で釣れました。
基本的にはマッディなフィールドですが、釣れた時・釣れたポイントは、ステインとマッチの中間くらいの水質でした。
ルアーアクション

いずれも、トゥイッチで左右にダートさせて釣りました。
水深50cm程度のレンジを、護岸沿いにトゥイッチでダートさせていると、バイトがありました。
小さな用水路の角で釣れた時は、着水後の最初のトゥイッチで、リアクション気味にバイトしてきました。
実績のあるカラー

カラー | 釣果 |
MG VEGETATION REACTOR | 4匹 |
MGベジテーションリアクターというカラー。

背中がイエローとレッドなので、視認性抜群。
ボディ側面はベイトフィッシュに近いシルバーで、フラッシング効果もあり有能なカラーです。
使ってみて感じたこと
※あくまで筆者の使用タックル、フィールド等の条件で感じたことです。参考程度にご覧ください。
キビキビとしたダートアクション

トゥイッチやジャークを入れた時、キビキビとした左右へのダートアクションを披露してくれます。
この時の、左右への移動速度がかなり速く、非常に機敏な動きという印象。
バイトを誘発します。
X-80トリックダーターとの比較

兄貴分であるX-80トリックダーターと比べると、ダート時の移動距離やヒラ打ちアクションは控えめに感じました。
トリックダーターの方が、アクションのダイナミックさ・アピール力は強めという印象です。
(X-80トリックダーターの記事はこちら)
水中でピタッと止まる
トリックダーターと同様、トゥイッチやジャークを入れた後、水中でピタッと止まってくれます。
止まった時にバイトしてくることがけっこう多いですね。
障害物まわりでサスペンドさせたい時や、低水温期でも使いやすいでしょう。
その他
- 飛距離は十分出る(スピニング)
- 潜行深度は50cm前後(ナイロン6lbでのトゥイッチ)
- 小場所で使いやすいサイズ感
おわりに
X-80Jr.は、キレのあるダートアクションで確実な釣果をもたらしてくれます。
兄貴分のX-80トリックダーターと比べると控えめな感じもしますが、それでもアピール力は十分あります。
スピニング1本での数釣りでも活躍すること間違いなし。
小型ミノーが好きな方にも、小型ミノーに挑戦してみたい方にもおすすめです。

