【インプレ】バイオベックス モス 浮力抜群のユニークな虫系ルアー

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暑くなってくると出番が増えるのが虫系ルアー。

特にフローティングタイプは、トップウォーターと同様、水面を割るバスの姿が見えるのでより一層楽しめます。

プラグでもなくワームでも無い、特殊な高浮力素材を使ったユニークな浮く虫系ルアーが、バイオベックスのモス。

プラグとワームのいいとこどり的な要素が強く、なかなか面白いルアーです。

本記事では、バイオベックスのモスを使って水面ゲームを楽しんだ筆者が、モスの特徴、使い方、使ってみて気づいたことをお伝えします。

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モス 概要

ブランドBIOVEX(バイオベックス)
タイプフローティング
潜行深度水面
サイズ35mm/40mm
重さ2g/3g
色数7
定価本体価格500円+税
ソース:バイオベックス公式サイト(*2023年12月27日)

バイオベックスの公式サイトでも、「その他」のルアータイプに分類されているモス。

プラグでもワームでもない、変わり者の虫系ルアーです。

サイズ感・フォルム

左:35mm、右:40mm

サイズは2種類あり、重さは1gの差があります。

左:レアリス真虫

同じ虫系ルアーのレアリス真虫と比較すると、ボディが若干細いものの、シルエット的には同等程度のサイズ感。

その名の通り、蛾をイメージしたフォルムですね。

ボリューム感のある蛾や小型のセミにイミテートできるでしょう。

特徴

アシストアイ

ブレードやアシストフックを装着可能な、アシストアイが付いています。

高浮力マテリアル

高密度なスポンジのような素材で、高浮力な仕様。水面でしっかり水平姿勢を保ちます。

シリコンラバーとフェザー

シリコンラバーとフェザーが昆虫の羽と足を演出しています。

釣果データ

野池での2匹
使用ルアーモス
釣れた時期9月
累計釣果3匹
最大サイズ約30cm
平均サイズ約23cm
釣り場のタイプ野池
小河川
釣り場の水質マッディ

9月、まだまだ虫が元気な時期に3匹。

やはり、虫が落ちてきそうな用水路や岸際での反応が良いです。

使用タックル

ロッドシマノ
バスワンXT 263L-2
リールシマノ
ネクサーブ2500S
ラインダイワ
BASS X ナイロン6lb

ロッドは、シマノのエントリーモデル。おおよそ2g〜7gのルアーに対応したLクラス(ライトクラス)。

リールは、ロッドに合わせて5,000円程度の入門機種を使用。

ラインは、浮力のあるナイロン素材を使用。6ポンドは細すぎず、ある程度の強度を確保できるのでおすすめ。

ルアーアクション


全て水面シェイクで釣りました。

ロッドで小刻みに動かして、水面でもがく落水昆虫を演出する感じです。

野池では、虫が落ちていそうな岸際や用水路でヒット。

小河川では、対岸の岸際に投げて、水面シェイクしながら巻いてくる途中でバイトがありました。

実績のあるカラー

カラー釣果
ホワイトレッド2匹
ホワイトレッドの黒塗りチューン1匹

筆者が使用したのはホワイトレッド。

2gと3gを一つずつ持っているのですが、2つともホワイトレッドだったので、一つはボディをマジックで黒く塗りつぶし、黒塗りチューンとしました。

黒塗りチューンでもちゃんと釣れました。

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使って感じたこと

アイがついているので楽

プラグではないものの、アイがついているのでスナップ使用時は楽です。

プラグを投げながら「お、ここは虫系で釣れそう」ってポイントでサっとルアー交換が可能

飛距離はそこそこ出る

前後のウェイトにより飛距離を確保したボディ

引用元:バイオベックス公式サイト

上記のように公式サイトにあります。

2g〜3gと軽いですが、小さな川で対岸に届くくらいの飛距離(15〜20m)は出ます。

弱めの着水音

2g〜3gの自重、さらに高浮力なやわらかい素材のため、着水させた時に魚が逃げてしまう程の大きな音や水しぶきは発生しません。

魚に警戒心を与えず、それでいて存在には気づいてもらえる絶妙な感じが良し

浮力は抜群

スポンジとゴムを混ぜたようなやわらかいマテリアルで、よく浮きます。

浮くタイプのワームでは、たまに沈んでしまうことがありますが、モスは沈むことはなし。

水面シェイクでしっかり虫になる

けっこうシンプルな作りですが、シリコンラバーとフェザーのおかげで、水面でシェイクするとけっこうリアルな波紋とシルエットになります。

30cmくらいのバスでもしっかり騙されてくれました。

フッキング率は抜群

浮くタイプの虫系ワームを使用していた時は、すっぽ抜けが何度かありましたが、モスは今のところ「食いミス」や「すっぽ抜け」なし。

アシストフックは装着していないためフックは一つだけですが、やはりそこはトレブルフック。フッキング率は高め。

足と羽は取れにくい

以前、他メーカーの虫系プラグを使ったところ、2〜3回の釣行で足を模したラバーが全て取れてしまったことがあります。

しかしモスは今のところ足も羽も無事です。しっかり縫い付けてあります。

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おわりに

浮くタイプの虫系ワームを使っていて、フッキングがうまくいかない時に出会ったのがモスでした。

よく浮くし、トレブルフックのためフッキング率も高めなので、初心者にはおすすめです。

プラグと同様にスナップを使える便利さ、バスに警戒心を与えない静かな着水が魅力。

プラグとワームのいいとこどり的な、面白いルアーです。

モスは手に入りにくい

しかしながら、モスは手に入りにくいのが現状。

バイオベックスのホームページには掲載されている(2023年12月下旬時点)ので、廃盤にはなっていないはずですが、店舗で見かける機会はかなり少ないです。

中古店でたまーに見かけるくらいです。見つけたらぜひ、買ってみてください。

他の浮く虫系ルアー

本記事で紹介したモスと、ワーム、そしてプラグの浮く虫系ルアーを使った経験があります。

その3種類の比較についても触れているので、ご興味があれば下記の記事をご覧ください。

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