トップウォーターにも様々な種類がありますが、羽根モノはユニークな形状とアクションが楽しめますね。
小型の羽根モノである仔どんぐりマウスは、可愛らしい見た目とサイズ感が魅力ですが、実力も兼ね備えています。
当時、入門者だった筆者が初めてプラグでブラックバスを釣ったのが「仔どんぐりマウス」。この、入門者でも釣れる小型羽根モノルアーの、使い方・オカッパリで使ってみた所感をご紹介します。
使ったフィールド・その他の条件
近所の野池で使って釣れました。野池の概要、条件は下記の通り。
野池の概要

エリア | 関東地方の田園地帯 |
規模 | 歩くと一周3分程度の小規模 |
水質 | 1年を通して常に茶色の強い濁り |
水深 | 最も深い場所で推定1.5m |
特徴 | 農業用の溜池。 ヘラ台、護岸、オーバーハング、 レイダウン、ブッシュ、水門、船、 沈船、杭など、障害物が多い。 |
主なベイト | スジエビ、テナガエビ、ザリガニ、ブルーギル、 カエル、虫など |
条件

- おかっぱり(岸釣り)での実績
- 筆者がバス釣りを始めて1ヶ月以内の実績
上記のような条件をベースに本記事を書いています。
仔どんぐりマウス概要

Viva(コーモラン)の小型プラグ。羽根モノの中では最小クラス。兄貴分の「どんぐりマウス」と「大どんぐりマウス」も存在します。
基本情報
ルアー名 | 仔どんぐりマウス |
メーカー/ブランド | Viva(コーモラン) |
サイズ | 45mm |
重さ | 8g |
定価(税込) | 1,760円 |
サイズ感

45mmと長さはなく、ずんぐりした体型。

POPXと比較するとこんな感じ。
特徴
- 45mmの小柄なボディ
- 憎めない見た目
- 激しいクロールアクション
- クロール時にポコポコっと大きな音を出す
使い方・釣り方
釣果データ
釣れた時の条件や状況をまとめると下記の通り。
日にち | 時間 | 天気 | 風 | 魚のサイズ | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | ルアーカラー | アクション |
2020/5/27 | 18:55 | 曇 | 無 | 約20cm | 野池A(小) | 濁っている | シャロー | 絢爛R.H.(けんらんR.H.) | ストップアンドゴー |
2020/5/28 | 17:57 | 曇 | 無 | 約20cm | 野池A(小) | 濁っている | シャロー | 絢爛R.H.(けんらんR.H.) | ただ巻き |
大きいのは釣れていませんが、筆者の人生初プラグフィッシュを釣ってくれました。
使用タックル

ロッド:シマノ「バスワン」(90年代後半の古い竿)
リール:シマノ「バスワンXT150」(詳しい記事はこちら。)
ライン:ダイワ「バスXナイロン」14lb or 16lb(このラインの記事はこちら。)
彼は8gですので、バーサタイルモデルのロッドで扱えます。リールは入門機種でもなんの問題もなし。
ルアーアクション

その1:ストップ&ゴー
1匹目は「ポコポコと泳がせる→止める」と数回繰り返し、止めた時にバイトがありました。
その2:ただ巻き
2匹目は一定の速度で巻いていて釣れました。速すぎず遅すぎずのスピード。
使用ルアーカラー

筆者が使用したのは絢爛R.H.(けんらんR.H.)。赤と白です。
使って感じたこと
コバスが釣れる

羽根モノとはいえ45mmボディの小型なので、小さなバスもキャッチ。サイズを気にせず楽しみたい方にはメリットです。
ボディは小さいがサウンドは大きい

泳がせるとポコポコと大きな音を出してしっかりアピール。小さなボディに似合わず泳ぎと音はダイナミックです。

この野池の水質は茶色い強い濁り。ポコポコというサウンドとクロールによる波紋のアピールがしっかりバスに届くようです。
ハイプレッシャーでも釣れる

釣った野池は、関東のハイプレッシャーなフィールド。特に1匹目を釣った時は、数人のアングラーがいてプレッシャーは高めでしたが、子バスながらしっかり釣れました。
みなさん釣れていなかったようで、対岸にいたベテランの方が「何で釣れたんですか〜?」と話しかけてくれました。
プレッシャーの高い場所では、小型ルアーの方が釣れやすい場面があるのかもしれません。
入門者にもおすすめ

釣った当時はバス釣り入門時期。筆者の記念すべき人生初プラグフィッシュを釣ったルアーです。
8gなのでどんなロッドでもだいたい投げられるし、巻くだけで釣れるのでテクニックは特に必要なし。入門者にもおすすめです!
おわりに
ユニークな見た目に惹かれて購入した仔どんぐりマウス。
懸命に、必死に泳ぐ姿は愛さずにはいられません。それでいてしっかり仕事もこなしてくれるいいやつです。
投げて巻くだけなので、ぜひ試してみてください。
商品リンク
可愛いなと感じたらチェックしてみてください。
参考記事
釣れやすい基本さえおさえておけば、仔どんぐりマウスで釣れるはずです!