【実釣インプレ】ベントミノー76F/86Fでボイルを演出

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O.S.Pのベントミノーは、一般的なミノーやペンシルベイトとは全く異なる性質を持っているプラグ。

ユニークなフォルムから繰り出される、唯一無二のダイナミックなアクションが魅力です。

スピニングタックルで投げやすいベントミノー76Fと86Fを使い、オカッパリでバスを釣ってみました。

使ってみて感じた所感、使い方・釣り方をご紹介します。

もくじ(クリックでジャンプ)

ベントミノー76F/86F 概要

上:86F、下:76F

基本情報

ルアー名ベントミノー76F
FBENT MINNOW 76F
ベントミノー86F
FBENT MINNOW 86F
ブランドO.S.P
オーエスピー
O.S.P
オーエスピー
サイズ76mm86mm
重さ4.3g5.9g
タイプフローティングフローティング
フックサイズ#10#8
カラー数3231
定価(税込)1,815円
*2,035円
(*アバロン使用カラー)
1,925円
*2,145円
(*アバロン使用カラー)
発売年月2011年4月2009年4月
ソース:O.S.P公式サイト(76F/86F)*2023年5月31日時点の情報
潜行深度

公式サイトのグラフを見る限りでは、最大で50cm程度。

サイズ感
上から阿修羅II925F、ベントミノー86F、76F、ドゥルガ73F

上の比較写真は、全てO.S.Pのルアーです。

76Fは、ドゥルガ73Fと同等サイズ。

86Fは、阿修羅II925Fより少し小さく、76Fより一回り大きい。

いずれも、日本にいるベイトフィッシュによく当てはまるサイズ感ですね。

フォルム

特徴的なのは、やはり、バナナのように曲がったボディ。他のミノーにはないユニークな特徴です。

フロントフックはボディ側面に。

浮いている時は、この側面が水中を向くので、フッキング率については心配なし。

リップ

多少は潜りますが、リップは無し。

浮き姿勢

ボディ側面を水中から出して、ぷかーっと浮く感じ。弱った瀕死の小魚感がありますね。

クリアウォーターなら浮いているだけでもアピールできるでしょう。

釣果データ

76Fでの初バス
86Fでの初バス
使用ルアーベントミノー76F
ベントミノー86F
釣れた時期8月
10月
11月
累計釣果4匹
最大サイズ約20cm
平均サイズ約18cm
釣り場のタイプ小河川
釣り場の水質マッディ

小型ばかりですが、活性の高い真夏でも、寒さが厳しくなり始める11月でも釣れています。

使用タックル

ロッド1メジャークラフト 
バスパラBXST-645L
ロッド2ダイワ 
ブレイゾンモバイル 646TLS
リールシマノ
セドナ2500S
ライン1ダイワ
BASS Xナイロン 6lb
ライン2ZALT’S
ALL BASSナイロン6lb

原付バイク移動だったので、ロッドはテレスコロッドを使用。

リールとラインは、格安のものです。

実績のあるカラー

上から、アイスシャッド、ゴーストアユ
カラー釣果
アイスシャッド2
ゴーストアユ2

フラッシング効果の高いアイスシャッドでの2匹は、かなりのマッディウォーターで。

ナチュラル系のゴーストアユでの2匹は、1匹はクリア寄りの水質、もう1匹はマッディな水質で。

ルアーアクション

この画像はイメージです

76Fも86Fも、トゥイッチで釣りました。

76Fについては、O.S.P公式サイトに載っている「水面連続トゥイッチ」の釣り方ですね。

通常のミノーと違うのは、水中に潜ったり、水中から飛び出してジャンプしたり、本物のボイルさながらのダイナミックなアクションを演出できるところです。

アングラー自ら、自発的にボイルを演出し、バスの捕食スイッチを入れることが可能です。

水中に潜ったベントミノー86Fに誘われて出てきたバス

86Fを使った時は、水がかなり濁っていたので、トゥイッチで水中に潜らせて、誘い出した感じです。

潜って止めて、水面に浮き始めたタイミングで下から出てきてバイトしました。

釣れたポイント・レンジ

岸際・護岸沿い。やはり、ベイトフィッシュは際に追い詰められるので、岸際や護岸沿いは狙い目だと思います。レンジは、いずれも水面。

水門まわりでも釣れました。こちらもベイトフィッシュと、それを狙うバスが集まる一級ポイント。

レンジは、表層ですね。水深30cm程度まで潜らせて、浮いてきて水面に出る直前くらいにバイトした感じです。

使ってみて感じたこと

まとめ

  • スピニングで扱いやすいボリューム感
  • 慣れるまではどのアクションが正解なのかわかりづらい
  • 一般的なペンシルベイトや小型ミノーより操作が難しい
  • 連続トゥイッチによるパニックアクションはかなりリアル

ショートリップミノーやペンシルベイトに慣れてから

一般的な小型ミノーの例

ベントミノーの動かし方は、一般的なショートリップの小型ミノーや、ペンシルベイトを動かす時に似ています。

しかし、ショートリップの小型ミノーやペンシルベイトと比べて少しだけ操作が難しいです。

まずは、小型ミノーや小型ペンシルベイトの操作に慣れて、釣れるようになってから、ベントミノーに挑戦するのがおすすめです。

慣らすのに最適な小型ミノー

あくまで筆者個人の考えですが、スピニングで小型ミノーを投げるにあたり、入門に適していると思うのは、下記の3種です。

 メーカーミノー名
1O.S.P
(オーエスピー)
DURGA73F/73SP
(ドゥルガ)
2HMKL
(ハンクル)
K-1ミノー65F/65SP
(ケイワンミノー)
3Megabass
(メガバス)
X-70
(エックスナナマル)

ミノーが好きすぎて、下記のような記事を書いてます。よろしければご覧ください。

76と86の使い分け

76も86もスピニングタックルで投げますが、筆者の場合は、濁りが入った時に、86Fの方を使いました。

けっこう強い濁りだったため、アクションも水面ではなく、潜らせて誘い出すようにして釣りました。

水の透明度が高いフィールドでは、76Fでもすぐに発見してもらえます。

あとは、86Fの方が、トゥイッチしていて、アクションを出しやすかったです。

よく潜るし、こちらの意図する動きを出しやすい印象を受けました。

86Fの存在感は以外と大きい

たったの1cmの違いですが、体高も高くなるし、ボディの幅も広くなり、意外と86Fの存在感は大きく感じます。

水中で動かしてみても、その差をけっこう感じることができます。

人間で例えるならば、170cmと180cmくらいの差があるのではないかと思っています。

おわりに

ベントミノー76Fと86Fは、スピニングで操りやすいサーフェスベイト。

個人的には、86Fの方が操りやすく、今後出番が増えそうだと感じました。

その特殊な曲がったボディ故、一般的な小型ミノーやペンシルベイトと比べると、少し操作は難しいと感じました。

それでも、逃げ惑う小魚をうまく演出できれば、バスにスイッチを入れることが可能。

筆者と同じく初心者の方は、まずは一般的な小型ミノーやペンシルベイトで慣らしてから使ってみてください。

ベイトタックルで投げるなら、兄貴分のベントミノー106F。

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