メガバスのX-70(エックスナナマル)は、スピニングタックルで投げやすい初心者にもおすすめの小型ミノーです。
トゥイッチ時のダイナミックなアクションでバスを誘惑し、ハイプレッシャーなフィールドでも結果を残してくれます。
X-70をオカッパリで使いバスを釣ってみましたので、使い方・釣り方、使ってみた所感をご紹介します。
X-70 概要

基本情報
ルアー名 | X-70 (エックスナナマル) |
メーカー | Megabass (メガバス) |
サイズ | 70mm |
重量 | 3/16oz (約4.5g) |
タイプ | サスペンド SUSPEND |
フックサイズ | #10 |
定価(税込) | 1,650円 |
サイズ感

7cmなので、クチボソ、タモロコ、オイカワなど、日本各地のベイトフィッシュにマッチするサイズ感。
フォルム(形状)

お腹の方にポコっと小さな突起があり、そこから尾っぽにかけてシュっと細くなっています。
全体的には、細長いスリムな体型で、一般的なミノーのフォルム。

ボディ幅はさほど広くなく、尾っぽ付近はかなりスリム。
リップ

リップの幅は狭く、縦に長め。
ラトル
振ってみると、カチャカチャと大きな音がするので、ラトル入り。
使い方・釣り方

釣果データ
日にち | 時間 | 天気 | 風 | 水温 | 魚のサイズ | 釣り場の種類(規模) | 水質 | ヒットポイント | 釣れたエリアの推定水深 | ヒットルアー | ルアーカラー | アクション |
2021/8/25 | 9:48 | 小雨 | 無 | 27.6 | 約20cm | 野池B(中) | やや濁っている(表面にアオコあり) | ブッシュ際 | 70-80cm | X-70 | GGテネシーシャッド | トゥイッチ |
2021/8/28 | 16:44 | 晴 | 弱 | 30.6 | 約15cm | 河川A(小) | かなり濁っている | 護岸沿い | 50-60cm | X-70 | GGオレンジゴールド | トゥイッチ |
2021/9/22 | 13:54 | 晴 | 弱 | 23.6 | 約20cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸沿い | 50-60cm | X-70 | GP ワカサギ | トゥイッチ |
2021/9/22 | 14:10 | 晴 | 弱 | 23.6 | 27cm | 河川A(小) | 濁っている | 護岸沿い | 50-60cm | X-70 | GP ワカサギ | トゥイッチ |
2021/9/24 | 10:07 | 晴 | 無 | 22.6 | 約20cm | 河川E(小) | やや濁っている | 護岸沿い | 20-30cm | X-70 | GP ワカサギ | トゥイッチ |
2021/9/24 | 10:21 | 晴 | 無 | 22.4 | 23cm | 河川E(小) | やや濁っている | 川中(淀み) | 50-60cm | X-70 | GP ワカサギ | トゥイッチ |
2021/9/29 | 15:36 | 曇 | 無 | 23.6 | 約20cm | 河川A(小) | 濁っている | 川中 | 70-80cm | X-70 | SGカワムツ | トゥイッチ |
2021/10/7 | 15:25 | 曇 | 無 | 21.8 | 約15cm | 河川G(小) | かなり濁っている | シャロー(溜池エリア) | 1m | X-70 | GGテネシーシャッド | トゥイッチ |
21年8月下旬から10月上旬に、X-70で8匹のバスを釣りました。
小型ばかりですが、関東のハイプレッシャーフィールドでは小型でも釣れにくいなかで、なかなかの高成績を残してくれています。
使用タックル

ロッド1 | シマノ バスワン XT 263L-2 |
ロッド2 | メジャークラフト バスパラ BXST-645L |
リール1 | シマノ ネクサーブ 2500S |
リール2 | シマノ セドナ2500S |
ライン | ダイワ BASS X ナイロン 6lb |
入門機種を使っています。バスパラはテレスコロッドですが、これは自転車・バイク移動の際に便利。
使用したフィールド
野池

規模 | 中 |
水質 | 濁りはやや弱め (時期により変動あり) |
主なベイト | ブルーギル、ハゼ、甲殻類、虫 |
特徴 | 障害物は少ないが、ウィード多め |
プレッシャー | かなり高い |
野池では1匹だけ実績があります。
河川

条件の違う小規模な河川3ヶ所で実績あり。
- 水質:クリア寄りからマッディまで
- 水流:緩やかから速めまで
- 主なベイト:オイカワ、タモロコ等の魚
実績のあるルアーカラー


ルアーカラー | 釣果 |
GPワカサギ | 4匹 |
GGテネシーシャッド | 2匹 |
GGオレンジゴールド | 1匹 |
SGカワムツ | 1匹 |
ルアーアクション

トゥイッチで釣っています。わりと強めのトゥイッチが効果的。
ロッドを強めにクイッと動かしてダートさせ、逃げ惑う小魚を演出します。
ただ巻きでは釣ったことはありませんが、ただ巻きでも良い動きをします。
トゥイッチを続ける
高水温期であれば、トゥイッチを連続で続けて、ルアーを動かし続けた方が見切られることがないです。
これは、特に流れの無い野池や流れの緩やかな河川で有効。
参考記事
使ってみて感じたこと
キレッキレのダートアクション

「トゥイッチ時の左右へのダートアクションがキレッキレ」
というのが第一印象でした。このキレのあるアクションがバイトを誘います。
捕食スイッチをONにする

トゥイッチで激しくダートさせていると、下からバスが現れて、必死に追いかけ回してバイトしたことが何度かありました。
様子を観察した限りでは、確実に捕食スイッチが入っている印象でした。
キレッキレのダートアクションは、このスイッチをONにする力があります。
トップクラスのアピール力

筆者は小型ミノー大好き人間で、数多くの小型ミノーをスピニングタックルで投げてきましたが、X-70のダートアクションは、トップクラスのアピール力です。
活性の高い時期であれば、強めのトゥイッチでダートさせ、捕食スイッチをONにする釣りが楽しめるでしょう。
おわりに
メガバス「X-70」は、スピニングタックルで扱いやすく、よく釣れる小型ミノーです。
ただ巻きでも非常に良い動きをしますが、やはりトゥイッチでのダイナミックなアクションが魅力です。
ハイプレッシャーフィールドでも確実に結果を残しますので、ルアーケースにひとつ入れておいて損はないはずです。
筆者は今後も、大型を狙って投げ続けたいと思います。
参考記事
弟分?的なメガバスのミノー「X-55(F)」や「X-48アクロバット」も良いミノーです。

